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毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年7月25日


【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
スクールキャンプに出かけた長女。
Year5の今年は2泊3日のキャンプ。
真冬のキャンプは辛いだろう、なんて思うけど毎年スクールキャンプはこの時期だ。子どもたちだけで料理をしたり、焚き火でマシュマロを焼いたり。
一年でもこの行事が何よりも楽しいようで、暫くの間は口をひらけば「キャンプ」だった。
普段は姉と一緒に二段ベッドの上と下で寝ている次女は一人でお留守番。
今朝は寂しかったのか、姉のベッド(二段ベッドの上)から起きてきた。
一つの出来事がいろいろな人に影響を与えている。

【金融ニュース】

欧州の製造業景況指数とサービス業景況指数が急落し、経済成長への懸念が高まったため、月曜日は世界の債券が上昇し、株式市場は低調に推移した。

中央銀行の主要政策決定や企業決算が目白押しの週明け、投資家は大きな株式投資に慎重だった。欧州では、購買担当者景気指数の事前発表で、7月の民間部門の景気がユーロ圏では予想以上に縮小し、英国では急減速したことが示された。

トレーダーは、米連邦準備制度理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)が今週利上げに踏み切り、記録的な引き締めキャンペーンの後、さらなる利上げの可能性があるかどうかを見極めようとしている。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■住宅市場の回復がFRBのインフレ対策に課題を投げかける

・住宅価格は昨年の一時的な下落を経て再び上昇に転じており、インフレ抑制に向けた米連邦準備制度理事会(FRB)の取り組みを複雑にしている。

米国の中央銀行が借り入れコストの急上昇に拍車をかけたにもかかわらず、全米の住宅需要は供給を上回り続けている。物価上昇圧力緩和の兆しから、一部の政策立案者は引き締めキャンペーンの終了を見据えているが、住宅市場の堅調さがインフレの進展を遅らせることにつながれば、政策立案者は利上げを実施するか、あるいは利上げを長期化せざるを得なくなる可能性がある、とエコノミストやFRB関係者は指摘している。

■中国は大規模な景気刺激策を見送り、不動産緩和を示唆

・中国共産党の最高指導者たちは、消費拡大と地方政府債務の解決という公約とともに、問題を抱える不動産セクターへの支援を強化することを示唆したが、景気回復の鈍化を支える大規模な景気刺激策を発表するには至らなかった。

習近平国家主席が率いる共産党の最高意思決定機関である政治局(24名)は、新華社通信が月曜日に発表した資料によると、「景気循環対策」を約束した。新華社通信が月曜日に発表した報告書によると、経済支援の強化や不動産セクターの規制の「調整」が示唆された。政府が企業や家計のレバレッジを規制したこともあり、不動産はこの2年間低迷している。

首脳会議では、今年の残りの経済政策アジェンダが決定されたが、大規模な財政・金融緩和を示唆する文言は盛り込まれなかった。

■住宅ローンの崖に直面する借り手が、よりソフトな着地点を見つける方法

・専門家によると、多くの住宅ローン保有者が固定金利ローン期間の終了と、その後の返済額急増に伴う住宅ローンの崖に近づいている中、経済的ストレスを抑え、コントロールする方法があるという。

AMPのチーフ・エコノミストであるシェーン・オリバー氏は、住宅ローン返済額の上昇を乗り切るための第一歩は、借り手が現在の借入先に相談することだと語った。

「銀行は、債務不履行(デフォルト)は自分たちにとっても問題であるため、債務不履行になってほしくないのです。そのため、銀行はこのような人々を助けるために、金融面での支援を行っています。金利の引き下げを銀行に申し出ることは、試してみる価値がある。」と彼は言う。

また、プロップトラックのシニア・エコノミスト、ポール・ライアンは、「多くの家計は、記録的な低金利の固定金利ローン期間が終了間近となり、"大きな経済的ピンチ "が迫っていることを十分に認識している」と述べた。

【最後に】

早い人は今年の春、10−11月ごろから固定金利が終わり、変動金利に切り替わる。いや、もうすでに切り替わっている人はちらほら出てきている。
そして、彼らはすでに苦難に直面している。
利息はこれから上がることはあっても下がることは当面なさそうだ。
仮に政策金利が下がってもこれまでもオーストラリアの金融機関がそうだったように貸付金りはおいそれと下げないだろう。
とはいうもののゴールドコーストに大量に現れたシドニーやメルボルンからの移住者たちは都市部の物件を高額で売って、こちらの物件をその現金で購入している人が大半で、契約書には特別条項を入れずに購入する人が多いと聞く。
そういう意味ではここゴールドコーストでは他の都市部に比べると今回の金利騒動で受ける影響は少なそうだとも言える。

それでは今日も元気な1日をお過ごしください。


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