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脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年5月16日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
10歳のころ、20歳の自分が想像できなかった。
20歳、自分は想像していたより子どもで何もできないことに気がついた。

20歳のころ、やはり30歳の自分が想像できなかった。
30歳、23歳で日本から外に出て、ビザを取って、仕事して、なにかをやり遂げた気がしていた。

30歳になって40歳を思い描くと延長線上にいる自分がぼんやりと見えた。
40歳、延長線上にはいなかった。会社を辞めて独立して2年目でコロナがきて、センスも無くて明日が見えなくなっていた。

今年で独立して5年、オーストラリアに来てまる20年。
仕事も勉強も子育てもひとりでやってきてない。
家族、友人、上司、仲間、多くの人に支えられてきた。
だからこそ知り合いもいない、言葉も通じない国にカバン一つでやって来たこの国で、3人の子宝に恵まれて、5人家族元気に過ごすことができている。
ありがたい。

50歳までの10年はこれまで以上に日本とオーストラリアを行き来して、関わってくれる人に自分の経験と知識をシェアして、挑戦する人を応援する。
それが自分にできる最大限の恩返しだから。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「脳ストレッチ」
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【金融ニュース】

米国株は、水曜日に発表される米国の重要なインフレ報告によって、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が弱まることはないだろうとトレーダーが判断したため、ハイテク主導で上昇した前セッションの上げ幅を維持する構えとなった。

S&P500種株価指数とナスダック100種株価指数の先物は小幅な値動きとなった。米国の消費者物価指数を控え、S&P500種株価指数は、パウエル議長が利上げを長期化させると示唆し、生産者インフレ率がまちまちの結果となったにもかかわらず、上昇した。

国債利回りは小幅に低下し、物価上昇がやや緩やかになると予想されるインフレ報告を前にドル相場は軟化した。変動の大きい食品とエネルギーコストを除いたコアCPIは、前月比0.4%から0.3%に鈍化すると見られている。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■40年ローンの増加は住宅市場の欠陥を示している

・今朝の新聞には、英国における「超長期住宅ローン」の増加について、ちょっとした懸念が掲載されている。

元年金相で、現在は年金コンサルタント会社LCPのパートナーであるスティーブ・ウェッブ氏が行った情報公開請求によると、イングランド銀行のデータによると、2023年の最終四半期には、新規住宅ローンの42%が公的年金受給年齢を超える期間となっている。

言い換えれば、生涯同じ住宅ローンを払い続けた場合、公的年金を受け取り始めた後もまだ返済を続けていることになる。

■ブラックロック、日銀の政策転換後の日本への投資機会をアピール

・金融政策の転換とコーポレート・ガバナンス改革がチャンスを生み、日本は世界の投資家にとって魅力的な投資先になったと、ブラックロックのアジア太平洋地区責任者スーザン・チャン氏は「市場は転換し、大きな勢いを増している。数十年にわたるデフレと経済停滞に終止符が打たれようとしている。」と語った。

金利の正常化とインフレの出現は、現金から上場投資信託のような投資へのシフトを地域住民に促すだろう、とチャン氏は言う。日本の家計は、2,141兆円(13.7兆ドル)の金融資産の半分以上を銀行預金に預けている。

チャン氏によると、世界最大のマネー・マネージャーは、ETFやプライベート・マーケットと並んで、ポートフォリオを見直す顧客のニーズの変化に対応するため、日本をアジアにおける主要なビジネスチャンスと位置づけている。日本銀行は3月に世界で最後のマイナス金利政策を廃止し、日本株は今年初めに34年ぶりの史上最高値を更新した。

■連邦予算の住宅対策はどうなっているか

・火曜日の予算で発表された新しい手当の多くを低所得の賃貸人が受けた。

コモンウェルス・レント・アシスタンス(政府給付金を受給している賃借人への補助金)の最高額が10%引き上げられることが発表された。

これは昨年発表された15%の引き上げに続くものである。家庭の状況にもよるが、合計で2週間あたり70ドル以上の増額となり、約100万世帯が恩恵を受けることになる。

この追加支援は歓迎されるだろう。2020年以降、一般的な家賃は週200ドルほど値上げされ、多くの低所得者層を賃貸ストレスに追いやっている。

【最後に】

定年退職をした後もローンが残るという嘘みたいな本当の話。
収入源を絶たれた後もローンを払い続けなかればいけないってどんな支払いプランなの?
でも、そうでなかればローンが通らない、それほどまでに先進諸国の都市部の不動産価格が釣り上がっている。
富めるものがより富む、そんな世界の二極化は止まりそうもない。

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