毎朝10分でわかる海外ニュース 2023年8月9日



【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
6月21日に冬至を迎えて、春に向かっていくのかと思いきやちゃんと
例年通り気温が下がりつつあるゴールドコースト。
寒いと言ってもただいまの気温は14度。日中は20数度まで上がる。
いつの間にか、これしきのことで寒いというオーストラリア仕様の体感温度になってきたのかと気がつかされます。
そうかと思いきや、娘たちが半袖半ズボンのパジャマでうろうろしているのを見ると単純に年齢で寒いのに弱くなっただけか?と、頭を捻っています。

【金融ニュース】

中国、イタリア、米国の銀行に関するニュースが相次ぎ、金融システムと世界経済への不安を煽ったため、債券利回りは世界中で急落し、株式も低迷した。

市場全体では、安全志向が広がった。10年物国債利回りは10ベーシスポイント低下し、ドイツの同等金利は13ベーシスポイント低下した。ドル相場は約0.4%上昇した。

イタリアが予想外の利益課税を発表したため、ウニクレディトSpAとインテサ・サンパオロSpAの株価は6%以上下落した。また、ムーディーズが中小金融機関10社の格付けを引き下げ、商業用不動産に関連するリスクについて警告を発したことから、投資家は米国の金融機関を注視している。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■インフレは冷え込んでいるが、物価は高く、アメリカ人はそれを感じている

・米国のインフレは冷え込んでいると言われているが、何も安くなっているようには感じられない。それは、実際に安くなっていないからだ。

インフレは変化率で表され、実際、物価上昇率は低下している。しかし、平均的なアメリカ人にとっての生活体験は、あらゆるものが以前より高くなっているということであり、それは明白なデフレにならない限り変わらない。

消費者物価指数がインフレ率のヘッドラインを捉える一方で、労働統計局は、アメリカ人が実際に支払っている金額を反映した平均物価データも別途発表している。消費者物価指数が経済全体の様々な商品やサービスのインフレ率を示しているのに対し、平均物価指数は主に飲食料品のカテゴリーのみを対象としている。

■ディズニー、ESPNの売買に2人の元幹部を起用

・ウォルト・ディズニー社は、かつてボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)の後任候補に挙がっていたケビン・メイヤー氏とトム・スタッグス氏に、ESPNスポーツ・ネットワークの戦略的パートナーの評価を依頼した。

メイヤー氏はディズニーの元グローバル戦略責任者で、ディズニーの最も有名な買収のいくつかを監督した人物であり、スタッグス氏はディズニーの元最高財務責任者でテーマパーク責任者である。

アイガー氏は今月初め、CNBCのインタビューでディズニーがESPNの戦略的パートナーを探していると語った。その後、ピタロ会長は会見で、スポーツリーグやテクノロジー、マーケティング、配給会社からESPN事業への「健全な関心」が寄せられていると述べた。

■連邦政府、100億ドル規模の社会住宅基金を復活させる

・連邦政府が100億ドル規模のオーストラリア住宅未来基金(HAFF)法案を2度目の可決に持ち込もうとしている中、オーストラリア社会的弱者のための数千の新しい社会的住宅の運命がかかっている。

政府は今週、HAFF法案を議会に再提出し、上院通過を目指して緑の党と協議を行っている。

この基金は、最初の5年間で3万戸の社会的住宅と手頃な価格の住宅を建設することが期待されているが、連合と緑の党の反対により上院での審議が難航している。

【最後に】

スポーツベッティング(スポーツ賭博)がオンライン上で人気だ。
あらゆる格闘技、スポーツの勝敗予測はもちろん、誰がスコアするのか、どんな点差かなど細かな予測に賭け事が組み込まれている。
Walt DisneyのESPNがその他の会社に遅れながらもようやくBettingのサービスを始めることになりそう。
中東のチームがサッカーフランス代表のエムバペ選手に年間700億ものオファーを提示したことで話題になりましたが、今後熱狂的なファンを呼べるスポーツ選手の値段はさらに値上がり合戦が激しくなりそうです。

それでは今日も元気な1日をお過ごしください。


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