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脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年4月22日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。

日本の中でも最も物価が高い東京がバリ、プーケットよりも安い旅先として世界のランキング4位に名を連ねた。
世界中の人が魅力的な旅先としてみてくれていることは喜ばしいことかもしれないけれど、物価が上がって大変だという日本のニュースやSNSとは対照的に世界は「東京が安い」と見ていることにびっくりしている。

一方で世界で最も清潔な空港ランキングには羽田空港、中部国際空港、成田空港、成田空港が軒並みランクイン。
安くて清潔で、安全で、技術も発達していて、文化も豊かでご飯まで美味しい国が存在するなんてほぼ奇跡としか言いようがない。

自分自身、世間知らずな20代だったこともあり、海外に出てきてようやくそのありがたみとか稀有な存在に気付けたと思う。
これからそんな祖国がより豊かになるためにはどんなことができるのか、事業をやりながら、手の届く範囲にいてくれる人たちと一緒に考えて実行していきたい。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し4店舗、3事業を経営。様々な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「脳ストレッチ」
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【金融ニュース】

米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ規模や時期をめぐる思惑が外れたことで乱高下した世界市場が落ち着きを取り戻し、株価は国債とともに上昇した。

米国先物は、ウォール街の取引開始時にS&P500種株価指数が5日ぶりに上昇することを示唆した。台湾セミコンダクター・マニュファクチャリングは、1年ぶりの増益を発表した。10年物国債利回りは2ベーシスポイント低下の4.57%。

投資家たちは、第1四半期に記録的な上昇を遂げたことで得た利益を巻き戻そうとしている。回復力のある米国経済と頑強なインフレに直面し、金利ベットの再調整を余儀なくされているからだ。FRBが今年利下げに踏み切るのは9月からの2回だけと金融市場は見ており、インフレが再燃したことで国債利回りは2024年の高水準まで急騰した。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■米国のインフレは何が問題だったのか

・今年は米国のインフレ率が2%まで低下し、連邦準備制度理事会(FRB)が20年来の高水準から着実に金利を引き下げる年になるはずだった。しかし、その期待は裏切られた。

景気と労働市場が回復基調にある中、2024年に向けて数ヶ月が経過したが、物価上昇は予想よりもはるかに厳しいことが証明された。火曜日、パウエルFRB議長は、インフレの持続は借入コストが以前考えられていたよりも長く上昇し続けることを意味すると述べた。

■イースト・ロンドンで最も高価なアパートは1750万ポンドのペントハウス

・デベロッパーのハリー・ハンデルスマンは、2012年ロンドン・オリンピックの開催地であるストラットフォードに初めて地下鉄で降り立ったとき、ロンドン中心部にある彼のオフィスから20分という速さに驚いた。サンデー・タイムズ』紙によれば、この地域は2009年のことで、「苦境に立たされ、過疎化が進む、ちょっとした雑草地帯」だった。

ハンデルスマンは可能性を見出し、マンハッタン・ロフト・ガーデンの超高層ビルを開発することで、この地域に投資することを決めた。彼はこのプロジェクトにブルジュ・ハリファの建築家SOMを起用した。

■絶望的な家探しへの突破口

・シドニーの希望に満ちた住宅購入者は、売主の信頼が高まり続ける中、1年前よりも選択肢が増えた。

新しいPropTrackのデータによると、シドニーの3月の販売活動は低下したが、在庫レベルは前年同月より高いままであることが明らかになった。

realestate.com.auの新規物件数は前月比16.5%減少したにもかかわらず、である。

ニュー・サウス・ウェールズ州では、3月の新規物件が2月より4.6%減少し、2023年3月より3.4%減少した。

ニュー・サウス・ウェールズ州の地方市場は、競争が非常に激しかった2年前と比べると、間違いなく冷え込んでいる。新規物件が比較的小幅な減少にとどまったことは、ニューサウスウェールズ州の郊外が買い時であることを示している。

【最後に】

シドニーに引っ張られる形で郊外の地価がやたら乱高下するのが宿命なのか、やたらシドニー周辺やメルボルンを中心とした地域は上下しているように感じる。
そこに比べるとクィーンズランド州南東部は中国マネーで目が飛び出るような上がり方をしたシドニーなんかと比べると”まだ”比較的穏やかでとっつきやすさは残っているのではないかと思う。
もちろん異論はあるだろう。
だって4ベッドの一軒家を買うなら最低1億からってどう考えたって高すぎる。とはいえ、それが今のオーストラリアの評価。
色々不安定な世の中で、どれだけ馬鹿げた金額でもオーストラリアに移住したい、物件を持っておきたいと考える人がいる。それが事実ってことには変わりない。

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