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毎朝10分でわかる海外ニュース 2022年12月28日

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。マーケティング会社刀を運営する森岡毅さんの語った「成功するのに最も必要なロールモデルは自分の特徴に似た人がどう成功したのか。成功している人はその人の特徴がハマっている。例外なくその人の特徴が生きる環境を選択できたからだ。」を聞いて自分の特徴、強み、得意なことを知るって大事だなと改めて確認しました。ストレングスファインダーを使って強みを知ることは大切だけど、ただ羅列された資質を眺めるのではなく自分だけの強みをその組み合わせと掛け合わせでわかるカフェ乃助さんのスキルは今後この方程式に必要不可欠なパズルのピースの一つと言えます。

【金融ニュース】

中国が隔離措置を撤回したことや、米国で主要なインフレ指標が冷え込んだことを好感し、ドルが下落する一方で、株式は上昇した。中国が訪日外国人旅行者の検疫を終了させたことを受け、欧州の株式もアジア諸国と同様に上昇した。欧州では消費者裁量株とエネルギー株がアウトパフォームし、パリの午前10時57分にSTOXX欧州600指数は0.5%上昇しました。米国株の先物取引も、金曜日に発表された連邦準備制度理事会(FRB)の優先価格指数が緩和され、個人消費が停滞したというデータに支えられ、上昇した。米国、アジア、世界の株価は今年も約20%下落し、2008年以降で最悪の年間下落率となっている。

 【ヘッドライン流し読みニュース】

■日銀が市場を混乱させ、日本のトップバンカーはマイナス金利が続くと見ている

・日本の大手銀行の幹部は、日本の中央銀行によるサプライズ的な動きによって金融機関の株価が先週13%上昇した後、マイナス金利が長引き、すぐに収益を押し上げることはないと見ている。日銀がマイナス金利を廃止しない限り、収益が上がることはないだろうと、中央銀行の政策について匿名で銀行幹部たちは語った。 

・日銀が10年債利回りを0.5%程度まで上昇させたことをゴールドマン・サックス・グループなどは、マイナス金利を廃止する可能性が高まったと見ているようです。ところが、日本の大手銀行幹部たちはより広範な政策転換の前兆であると、日本の銀行株に強気な姿勢を見せる投資家やストラテジストと比較すると反応は控えめです。

■台湾、中国との緊張の中、兵役義務期間を延長

・台湾は、兵役の義務期間を現在の4ヶ月から1年に延長することを発表し、北京とワシントンに対して、自国の防衛に真剣であるというシグナルを発した。蔡英文総統は火曜日の台北での記者会見で、2024年に来るこの変更は国際的な支持を確保するために必要であり、中国の拡張主義が地域の安定を脅かしていると述べた。

・中国による台湾近海での演習がさらに大型化し、近づいているという報道もあり、台湾は自国の防衛に関して本気である事をワシントンを含む外に対してアピールしています。日本では防衛費の予算を上げて中古の武器を大量に仕入れる程度の対応に留まっている。その一方で外国人による土地の買い占めなどが引き続き行われているとの話題が頻出しているのをみると中と外と両方からじわじわと。いや、確実に攻め入れられてるな、と感じます。

■働くママは、これ以上悪くならないと思っていた。そこに2022年がやってきた

・感染症関連の病気や混乱、隔離が3年目を迎え、仕事を持ちながら家庭を切り盛りするのがやっとという状態の中、粉ミルクの不足が起こり、多くの親たちは子供に食べさせるために奔走することになった。ちょうどその頃、職場における母乳育児の保護を拡大する法案が上院で否決された。4年ぶりの高水準となったインフレにより、おむつ、ガソリン、ベビーシッターなど、あらゆるものが高価になった。秋には子供の病気も増え、その治療に使われる薬も不足した。

・感染症が流行っていたとき、オーストラリアでは夜中から朝(9時ぐらいだったと記憶している)まで医療従事者専用の時間帯としてスーパーマーケットは営業していたり、雇用に対しても補助金によるサポートが手厚かった。ところが感染症の流行が抑えらている今、スタッフを抱える事業は補助金のない状態でこの賃金の上昇に立ちむか分ければならない。特にチャイルドケアビジネスはこの制度がフェードアウトすることによって悲鳴を揚げるところが増えている。

【最後に】

補助金に助けられた企業や事業がたくさんあった中でその補助金が打ち切られることで困難に直面しているところが増えている。その補助金を生かして立て直すべきだったなんて声が聞こえてきそうですが、そんな余裕なかったというのが実情。つまり、あの時淘汰されるはずだった企業や事業が生きながらえて、今ここにきて限界が来てるのかなと感じます。もちろん補助金をあてにしていたわけではないでしょうが、それありきのビジネスモデルはなかなか厳しいですよね。特にここ最近の賃金の上昇は目を見張るものがあるのでアメリカやオーストラリアではその影響は計り知れないものがあると想像します。
今日も素敵な1日をお過ごしください。

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