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脳ストレッチ:あたまをやわらかく 2024年5月21日

オーストラリア在住20年目、元豪州4大銀行員のtaroがお送りする海外暮らしで見える柔らかい思考と感情と視野が広がる海外のニュースの翻訳&まとめ。ニュースの参照はここからhttps://www.bloomberg.com/asia

【本日の独り言】

みなさまおはようございます。
週末は日本人が集まってのサッカー大会(記念すべき第10回大会)に参加してきた。
6チームの総当たり戦、ひとチーム6−7人で応援なんかを含めると総勢70人もの日本人が集まった。
草サッカーの大会としては規模の大きなものになってきた。
最初は4チームで素人の自分が混じってもなんら違和感のない和気藹々としたものから回を重ねるごとにワーキングホリーデーの若い世代の経験者が集まるレベルの高いものになってきた。

おかげさまで自分の年齢を痛いほど突きつけられた。
何よりも「体が動かない」わかっていたことだけれど体力とか筋力ではなくシンプルに反応できない。
事が起きてからようやく動き出す。そんなイメージだ。
「衰えた」とこれほどまでに突きつけられることはあまりない。
粛々と受け入れるより他がない。
今2歳の息子が何かスポーツをするときに付き合うことはできるように衰えを少しでも減速させるように今日もトレーニングに勤しむ。

オーストラリアで会計士、銀行員を経て、2019年に起業し現在日本で3事業、オーストラリアで2事業を経営。多彩な経験と持ち前の柔軟な思考を活かした経営者、人材育成家のTaroがお届けする「脳ストレッチ」
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【金融ニュース】

月曜日、ウォール街は史上最高値付近で取引を開始する構えとなった。投資家たちは、コモディティ高騰がインフレに与える影響を見過ごし、利下げが今年も続くと見ているためだ。

ナスダック100種株価指数は0.2%上昇、S&P500種株価指数は0.1%上昇した。トレーダーは、今年のウォール街の上昇の大部分を牽引し、S&Pの時価総額の5%を占める人工知能の雄、エヌビディア社の水曜日の決算を待っている。エヌビディアの株価は市場前の取引で約1.5%上昇し、マイクロン・テクノロジーなど他のチップメーカーも上昇した。

【ヘッドライン流し読みニュース】

■中国の住宅救済は危機打開には小さすぎるとアナリストが指摘

・中国の最新の住宅対策は、3年近くも長引いている住宅危機の大きな痛手である空き家を対象としたものだ。しかし、アナリストによれば、この一連の対策は住宅市場の低迷を終わらせるにはまだ不十分だという。

中国の新築住宅販売の減少はここ数カ月で加速し、家計はますます流通市場での購入を好むようになっている。そのため、売れ残った住宅や空き地の在庫がここ数年で最も高い水準まで増加し、新規建設が抑制され、大手国有企業を含むデベロッパーの債務不履行が増える恐れがある。

■日本の経験の浅い投資家は「赤ん坊のように」詐欺に引っかかる

・日本の株式市場が活況を呈する中、日本では投資詐欺も増加している。

犯罪者たちは、消費者物価の上昇や政府による貯蓄の高利回りを求める奨励によって拍車がかかり、比較的金融経験の浅い人々が投資に目を向けるようになったパラダイムシフトを素早く利用している。

警察庁によると、第1四半期に投資詐欺で失われた金額は前年同期比で7倍に増加した。警察庁は昨年1月からデータの追跡を開始し、最新の統計によると、2024年1~3月までに報告された詐欺件数は1700件で、1件当たりの平均被害額は1300万円(8万3500ドル)だった。

■連邦予算2024:今年の予算は生活費高騰にどう取り組むか

・今年の連邦予算には、生活費の上昇を抑えることを目的とした減税、エネルギー料金の軽減、家賃補助などが盛り込まれている。

ジム・チャルマーズ連邦財務相は、火曜日の予算は、インフレに拍車をかけることなく、生活費の圧迫に直面しているオーストラリア国民を支援することを目的とすると約束した。

7月1日以降、平均的な所得を得ている一般的なオーストラリア人は、数千ドル相当の減税を受けることになる。

また、全世帯に300ドルのエネルギー代リベートも支給される。

【最後に】

日本人が「赤ん坊のように」詐欺に引っ掛かると言われる。

以前、金融機関に勤めていたころ。
支店に日本人がいるから対応してほしいと言われ一度だけお話しした方がいる。壮絶だった。
オーストラリアに移住してきて悠々自適な生活をしていたAさん。
このAさんの元にとあるEメールが舞い込んだ。
「スペイン王室の遺産の相続権が割り振られた」という、この文章を読んでいる人の10人に1人は受け取ったことがあるような詐欺の手口だ。

それにまんまと騙された。
権利を受け取るためにアフリカのどこかの国の弁護士事務所に事務手続き料を払えとか、そんなことを何十回と繰り返され、Aさんは持っていた何億円というお金はポルトガルとかスペインとか、アフリカ、世界中にばら撒かれた。

なぜそんなことが起きたのか。
リテラシーが低かった。
もちろん詐欺をはたらくものが悪で、不幸だったのはそのかたは予防するだけの知識を持っていなかったし、周りに止めてくれる人がいなかった。

もう起きてしまった事実は変えられない。
だからこそこれから二度とそういうことがないように身近な人、読んでくれる人に伝えていく。



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