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今更ながら楽天モバイルを導入してみた話

おはようございます。たろー(@taro_73)です。

ここのところ、4時〜5時起きの生活をしています。とはいえ決まったやることがあるわけでもなく、読書を主にしていますが久しぶりにアウトプットしたかったため記事を認めます。

携帯会社のプラン変動は本当に目まぐるしいもので、1年前のプランの知識が今も通用するとは限りません。色々な制限が緩和されたりより強くなったり、パケット通信容量の単価が安くなったり、5Gのサービスが開始されたりちょっと目を離すと置いていかれてしまうようなスピード感があります。

今回、2020年4月に新たに携帯通信業界に参入した楽天モバイルについて、個人的に調べたこと、思ったことを書いていきます。

そもそも楽天モバイルというのは・・・と書き出すと長くなりそうなので、割愛して要点だけまとめます。

楽天モバイルのプラン

楽天モバイルは「Rakuten UN−LIMIT2.0」というプランのみの展開であり、文字通りデータ容量・通話無料に制限なし(※楽天回線、専用通話アプリを介してのみに限る)という恐ろしいプランで運用が開始されました。しかも、解約金なしの1年間無料!(契約手数料3000円はかかります)

何より一番恐ろしいのは、楽天回線が2020年5月現在、エリアカバー率があまりに低く、ほぼ電波を掴むことができません。。。基本的にパートナー回線(au回線)に頼っているところがあります。

そのため、実質使うのはauの電波になるわけですが、こちらは月5GBまでという制限があります。ドコモのギガホ(月60GB)を使っている私としては、月5GBってどう使えばいいんだろう?そもそも速度出るんかいな?と思っていましたが、eSIM(スマホ内蔵の一体型SIM)を使ってみたかったし、まあ無料だしということで今更ながら契約してみたわけです。

eSIMの設定

eSIM対応機種は日本ではあまり種類がありません。iPhone XS以降のiPhone(こないだでたSE2も含みます)やPixel4シリーズなどです(事前にSIMロックが解除され、SIMフリーにしている必要があります。

今回、手持ちのiPhone 11で使えるので、導入してみました。

契約申し込みから数日後、楽天モバイルからヤマト運輸でスタートガイドが送られてきました。

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eSIMの設定はeSIMを登録したい機種でQRコードを読み込むだけで簡単に設定できます。

MVNOなどで使用する、APNのインストール設定よりも圧倒的に楽でしたが、難点が一つ、登録する端末とは別にQRコードを表示する端末(PC、タブレット、別のスマホ)が必要になります。(間違っていたらご指摘ください。

そのため、iPhoneしか持ってないよって人はまだ導入のハードルが高いのかなと思います。これから楽天モバイルショップの普及で変わっていくのだとは思いますが、現状では誰でも簡単にというわけにはいかないでしょう。

eSIMを設定すると、iPhoneの設定にあるモバイル通信の項目が変化し、またコントロールセンサーの電波情報が主回線、副回線という表示に変わります。

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主・副回線でそれぞれのモバイルデータ通信をオンにするかオフにするか、モバイルデータ通信の切替を許可するか否か、デフォルトの音声回線はどちらにするか、など通信設定を細かく変更できます。

ケータイオタクとしては、使い方の可能性が広がって非常にワクワクした瞬間でもありました(笑

では、実際に楽天モバイルの回線でどの程度スピードが出るのか、試してみました。

楽天モバイル(au回線)のスピードテスト結果

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ネットサーフィンや一般的なSNS、動画視聴には問題なく使えるレベルかなと思っています。

参考にドコモ回線のスピードテストの結果も貼っておきます。同じ場所、同じ時間帯で測定。

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さすが最大手MNO、圧倒的に速いですね笑

5月末まで固定ネット回線が使えないため、PCなどの通信をテザリングで過ごしていますが、データ容量が60GBまでという制限のせいで気軽に使えないという点以外は、ストレスフリーで使えています。

早く無制限の5Gを使いたいという思いは募るばかり・・・

脱線しましたが、今回楽天モバイルで月5GB使える、しかも通信制限後も最大1Mbpsというギリギリ使えなくもない制限になるので、実質使い放題のギガホから従量課金制のギガライトに変更を検討してみる価値はあるのかなと思いました。

というのも、普段から月にモバイルで60GBも通信して使い切ってしまうかというとそうでもなく、気にせず使っていても(固定回線は併用します)、案外15GBぐらいで収まっているので、すごくもったいない気もしてしまうんですよね。

それで貧乏性から残り45GB使い切ろうと思っても、iPhoneの通信だけでそこまで使うには動画垂れ流しぐらいしか思いつかなく、PCとテザリングして外で使おうにも45GBだと、固定回線と同じような使い方をするにはちょっと心許ないわけです(クラウドストレージに頻繁にアクセスする等)。

しかし、昨今の情勢からあんまり外で使う機会は少なくなっていくかもしれません。ギガホからギガライトへプラン変更した場合の料金を試算するだけ試算してみました。

ドコモの料金について

※価格は税抜き表示です。また料金内容は2020年5月現在となります。端数の計算が厄介のため、2年契約もしくはdカード紐付けありの価格です。dカードなし、2年契約なしの場合、月170円追加となります。

ドコモ ギガホ(60GB)の本体価格は6980円です。これから家族割やドコモ光割などで割り引いていくわけです。

まず最初の6ヶ月限定でギガホ割 -1000円、固定回線契約が続く限り永年割引のドコモ光割 -1000円、家族で3人以上一緒に契約の家族割 -1000円、最大価格3980円ということで公式HPで打ち出していますね。昔に比べればシンプルになりましたが、それでもパッとみではよくわからないかもしれません。

ここまでの割引が受けられるのは、最初の6ヶ月の間だけで、7ヶ月目以降は4980円となります。

今回、私の契約ケースですと、家族は全員auを使っているので家族割はなし、今度開通する固定回線はドコモ光にしたので、ドコモ光割ありでの計算となります。

上記の価格ベースから考えると、ギガホの月々支払いは5980円です。

次にギガライトについて。こちらは従量課金制なので、使った容量に応じて価格が変化します。

〜1GB、〜3GB、〜5G、〜7GBという形で最初の〜1GBの2980円か1000円ずつ段階を踏んでいくわけです。

今回の試算の場合、楽天モバイルとセットで運用することを考えるので、実質+5GBまで使えます。最大12GBとなりますね。

ギガライトの注意点としては、〜1GBではドコモ光割が適用されないところにあります。最低でも〜3GBを使うことで-500円、それ以降は一律-1000円という設定になっています。

それぞれを試算すると長くなるので、最小の〜1GBと最大の〜7GBで計算します。

最小の場合: 価格 2980円 - 割引    0円 = 2980円

最大の場合: 価格 5980円 - 割引 -1000円 = 4980円

ギガライト最大の7GBとギガホの60GBの差額が1000円しかないので、ちょっとでも多く使いそうだなと思ったら、ギガホを契約する方が、データ通信を気にするストレスなく使えるので、ギガホを契約した方が、個人的にはいいかなと思っています。7GB超過した際に1GB追加すると1000円です。

しかし、ギガライトの最小価格2980円との差は3000円になり、検討する価値がある、と考え方が変わります。

もし仮に1GBを超過してしまっても、3GBまでなら+500円で済むのでギリギリ許せる価格かなと。

最小で済ませることに越したことはないですが、500円追加することで、楽天の5GBと合わせて、実質7.9GBまで使えるようになるわけです。

つまり、ドコモ単体で7GB使うよりも1500円お得に、0.9GB多めに使うことができることになります。

ギガホからのプラン変更ですと、2500円の割引となり、これはiPhone 11 128GBの36回払いの価格2334円(こちらは税込)より、大きくなります。

楽天モバイルは1年間限定無料で、それ以降は月3000円ですので、2年目からは要検討ですが、おかえしプログラムを使うことでiPhoneの実質価格を3分の1にできます。(おかえしプログラムは36回分割を組み、24回で端末を返せば、残りの12回は免除しますよ、というもの

スマホの料金って研究すると楽しいのですが、非常に分かりづらいですよね。。。

脱線に脱線を重ねてますが、ギガホからギガライト最小へのプラン変更ができた場合、3000円×12ヶ月で36000円の節約となります。

36000円ともうちょい足せば、一番安いiPadが手に入る形ですね?

まとめ

・楽天モバイルを導入してみたら、ギガホからギガライトへ落とすこともできるのでは?という新しい発想が生まれた。最大36000円の節約!

・eSIMでデュアルSIM対応させて表示させるのはケータイオタク的にニヤニヤ度が高い!

・楽天モバイルは電波網の充実をもっと頑張って!!

久々の投稿でしたが、非常に重いものになってしまいました・・・

最後まで読んでくれてありがとうございました。気まぐれでまた記事書くと思うので、また見てもらえたら嬉しいです。


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