山形の13歳いじめ事件で思うこと

山形県で13歳の学生が飛び降り自殺をしました。いじめを苦に自殺をしたようです。学校、教育委員会は保護者から「救える命だった」など責められていましたが、私は少し理解できません。

まず、学校と教育委員会は加害者ではありません。本当に責められるべき人は誰でしょうか。いじめをして被害者を自殺に追い込んだ人ですよね。なぜその人を責めないのでしょうか。学校、教育委員会に落ち度がなかったとはいいませんが、本当に責められるべきなのは自殺に追い込んだ人でしょう。

また、保護者の方は学校に頼りすぎなような気がしてなりません。学校は万能ではありませんし、あれもこれも求め過ぎな気がします。一番身近にいた親ですら子供の異変に気づかないのですから、学校側に気づけというのは酷です。

私が個人的に思うのは、いじめなんて言葉で誤魔化すのではなく、侮辱罪、名誉毀損罪、傷害罪、暴行罪、殺人罪などで加害者を罰するべきだと思うのです。いじめなんて言葉で誤摩化すから学校でも会社でも被害者が絶えないのです。そもそも大半の日本人にはいじめ=犯罪という認識がないですよね。いじめはなぜか軽く見られがちな気がしてなりません。いじめをする人の中には「いじめられる人も悪い」なんて言う人がいますが、どんな理由があってもいじめていい理由にはなりません。いじめをする人は卑怯者で、犯罪者なのです。この認識が浸透しない限り、日本からいじめがなくなることはないと思います。

最後に亡くなった方のご冥福をお祈り致します。

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