見出し画像

広告本コピー写経 #6『面白いって何なんすか!?問題』篇

広告業界の歴代の先輩方が、ご自身の本で紹介されていたコピーをまとめ、学びを得る【広告本コピー写経】
#6は井村光明さんの『面白いって何なんすか!?問題』篇です。
コピーだけ見たいという方は目次の「まとめ」まで飛んでしまってください!

広告本コピー写経

hungry?
CL:日清食品・日清カップヌードル C:石井昌彦さん、前田知巳さん
speed! 料理は高速へ
CL:キューピー・マヨネーズ C:秋山晶さん

「デコンの功罪」と「もう三十なのに、まだ結果が出せてない。助けて!」で登場。どちらも一単語だけで、伝えたいことが伝わってくる。CMを見るとなおさらそのコミュニケーションの早さが伺えます。
ただこんなコピーを書けるようになるのは、井村さんの言うように偶然を積み重ねるしかないのかもしれないですね。

ーーーーー

試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。
CL:ルミネ C:尾形真理子さん
とどけ、熱量。
CL:大塚製薬・カロリーメイト C:福部明浩さん

「文章は「単語の集まり」」で登場。
井村さんがこれらのコピーを作るとしたら、こういう道筋なのかなと解説している章です。
コピーの成り立ちを自分なりに考えてみることは、良いコピーを作る準備段階でとても必要なことだと思います。僕もコピーを見たときはするようにしています。

ーーーーー

捨てたもんじゃない、引っ越しダンボール。
CL:東急ハンズ C:川見航太さん

「広告学校ストーリー」で登場。
川見さんが実際に宣伝会議の谷山クラスに通われていたときのお話だそうです。

ーーーーー

さけるグミ シリーズ
CL:UHA味覚糖 C:井村光明さん
(TCCページにまとまっていましたので、そちらを引用します)

「第6章もうアラフィフ、このままじゃ終われない。泣きそう」で登場。
ここまで解説されてきた「面白い=似ていない」を体現するようなCM。それらを作られたときのことを交えて、細かく紹介されている章です。

次回【広告本コピー写経】は、#7は仲畑貴志さんの『みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる』篇です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?