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カメラマン雑記 - RSGT2024 -

去年に引き続き今年もカメラスタッフとして現地参加しました。
運動不足だったこともあり去年より疲労感がある3日間だったなーというふりかえりをします。

カメラマン目線のふりかえり

RyoさんやItoさんなど先輩カメラマンが不在でカメラマンが少なかったこともあり、今回はベストエフォートでいきましょうというアナウンス事前にありました。その代わり参加者がアルバムにアップロードできるようになっていて、後で見てみると参加者同士の楽しそうな笑顔がたくさん溢れていてとてもよい取り組みだったと思います。このことはもう一人のカメラスタッフだったおしげさんが熱く語っているのでそちらをぜひご覧ください。
去年は登壇者に近づき撮ったら離れるを繰り返していたため、登壇者がこちらを気にしてしまっていたり、じわじわと足の疲労が蓄積していたのを改善するための秘密兵器その1の望遠レンズでした。そのおかげで狙い通り登壇者がこちらを気にすることなくピンポイントで登壇風景を撮ることができました。また、登壇者が画面を占めていて背景が少ない写真が多く、去年は苦しんだ照明の影響が抑えられてキレイな写真を撮りやすい効果もありました。とはいえ、メインホールは暖色系で少し照明が暗く他の部屋は白色で明るめの照明なので、都度カメラの設定を調整する必要はあり、カスタム設定を登録しておくなど来年の改善ポイントだったなーというふりかえりもあります。
今回は集合写真も任せてもらうことになり正直かなり緊張していましたが、いい写真だという感想が聞こえてきているので今になって一安心しています。秘密兵器その2の広角単焦点レンズを使ったので、去年より明らかに現地参加者が多い状況でも問題なく写真を撮ることができました。レンズのスペックを最大限を活かし、画面全体に人が入るように立ち位置調整しながら上から撮る構図でみんなの顔がよく見えるように工夫していたので、去年の集合写真と大きく印象が変わる1枚になったと自画自賛しています。これもぎりぎりまでレンズの試し撮りをしてなかったので設定の調整が甘く、画面端の人が少しボケてしまっているのが心残りです。来年も撮ることになったらリベンジしたいですね。
事前にベストエフォートでいいと言われてましたが、結果的に全登壇者の写真を撮っていた気がします。これはもう性格の問題でカメラマンの帽子を被っている限りやめられないのかもしれませんね…。と言いつつもすれ違う知り合いと雑談してギャザっていたので、決してスタッフ業に専念していたわけでもなくRSGTを満喫していました。

セッションの話

今年は常に動き回っていたのでじっくりセッションを聞くということはしていませんでした。その中でも Dmytro さんのウクライナの話は、実行委員の方が Global Scrum Gathering Amsterdam で聞いてスカウトしたという事前情報もありすごく気になっていたので、カメラマンをしながら片耳をトランシーバー、もう片耳をAirPodsで翻訳音声を聞いていました。印象的だったのは常に状況が変化する環境では1時間の計画すら役に立たなくなるため、とにかく素早く判断することを求められるシビアな環境だったことや、そんな環境でもやってこれた Dmytro さんもウクライナ軍に従事する前は意思決定が遅いほうだったとQ&Aで答えている様子を見て、とても勇気を貰える話だったので、後でもう1度動画を見返そうと思っています。他にも Zuzi の失敗から学ぶことや Woody のモブプロの話など海外スピーカーの方のセッションがどれも気になる内容だったので、英語を勉強して理解できるようになりたいと思ったのが記憶に残っています。

最後に

今年はカメラマンとしての成長を感じられたり、初めましての人と話す機会が少なかった心残りなど色々ありましたが、楽しい時間を過ごせたのは間違いないです。歩数計を見てみると去年より増えていますが、RSGT本編終了後に遠出していた影響なので、実際のところは去年と同じくらいの歩数だと思われます。カメラスタッフが少ない中で歩数が変わらなかったことに望遠レンズの効果を感じつつ、2台持ちによる重量負荷をどう見るかなど来年に向けて考えることはいろいろありそうです。

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