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「会社は「1人」で経営しなさい」を読む

経営するのは当たり前の世界になるのかな、と思っていたので、「そうだよね」と思って手にした一冊です。

読後感は「その人のタイプによるな」ということでした。時代のトレンドは変化にいかに対応するかなので正しいと思いつつ、その変化への対応を個人でやったほうがいい人、チームでやった方が得意な人に分かれるな、と思いました。

ご関心ある方は書籍をとって頂ければと思います。私自身の頭の整理もかねて簡単にポイントをまとめてみました。

筆者は山本憲明さん(営業・エンジニア・経理経験後、税理士事務所設立)。ご経験の中で少人数経営を意識されたそうです。

ポイント① 大企業のデメリット・1人企業のメリット

・大企業のデメリット
 ・低成長世界では右肩上がりを目指すと大半は崩れていく
 ・会社を大きくすると人の問題が顕在化する
 ・一度大きくすると小さくするのは難しい
・1人経営のメリット
 ・小回りや方向転換が容易
 ・生産性の向上がしやすい(個人の意識次第)
 ・家計と結びつけた経営計画が立てられる
 ・オフィスはもういらない
 ・借入もいらない

ポイント② 1人経営を回すコツ

 ・ITを活用する(機械化を進め、時間を作る)
 ・外注を活用する(アルバイト・クラウドワークスなど)
 ・売らなくても顧客がいる商売を選び、それを効率よく広める
  (Twitter,SNS,ブログで自分メディアを作る)
 ・コンサルタントなど投資コストがかからず、始められる事業モデルを作る
 ・売上増を目指さず高い利益率を目指す

ポイント③ 1人経営のお金の回し方

 ・売上に応じて経費を変える
 ・家計から逆算して必要役員給与、そして必要売上高を求める
 ・固定費を徹底して減らす
 ・利益は投資に回す

ポイント④ 1人経営の時間の使い方

 ・いかに労働しないかが鍵(いかに労働時間を減らして稼ぐか)
 ・時間をくぎる・セルフ休日を設定する
 ・好きなことをとことんやっていく

好きなことで稼ぐビジネスモデルは早めに作った方がいいなー、と改めて思った次第です。

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