見出し画像

緑の森の子宮

Beloved ♡ さん

こんにちは!魔タリカ741歳魂のR指定です!海外へ気軽に出られなくなって久しいので、小さな旅を少しずつしています。パンデミックだって、必ずいつかは終わりの時が来るだろうと思います。そうしたらもぅぅぅ、あっちこっちに友達を訪ね歩いたりして、放浪しようと思います。それまで体力、気力、免疫力をしっかり鍛えておかねばw ♡さん、いつかご一緒しましょう!

この時期は緑が濃くて、どこへ行っても(郊外は)緑でいっぱいで、植物の繁茂する力に驚嘆します。一昨年の春、清水友邦さんご夫妻とともに旅した東北でも、昨日までいた那須塩原でも、梅雨の雨に香りを増した圧倒的な緑の世界に取り込まれて溶け込んでしまいそうでした。

緑の中を車で走り続けると、今にも道路の両側から緑色の手が伸びてきて、車の脚を捉えそうなほどに迫ってくる感じは、都会の程良く品の良い緑とはだいぶ違います。

緑はタオでは肝臓の色。肝臓が元気なら気分も健康も、人生も、いつも春のように暖かく過ごしやすい、といいます。緑はまた、心臓(赤)のストレスも和らげます。反対色で中和するのでしょうね。

そしてまた、緑はハートの色、第4チャクラの色、アストラルレベルの色です。道路の両側から伸びてくる緑色の手のイメージは、アストラルが送ってくる心象です。

緑の森の深くには、動物や昆虫たちの王国があります。そこでは私たち人間が感知できない世界が広がっていて、常識も違えば言葉も違っていて、その世界のことを知らない人が入っていくのは危険です。場所によっては富士山の麓の樹海のように、磁石すら効かない場所だってあるんですから。アストラルとは、そんな場所です。

古代ヨーロッパ、ケルト文化でも、森は聖なる場所でした。ということはもちろん、日本の縄文時代でも同じだったと思いませんか?

森は洞窟と同じように、女神の子宮の象徴で、母なる女神の祟りを恐れて木を大切に守っていて、枝を折れば「去勢するぞ!」という脅しのサインで、決闘や戦いの始まりの合図だったのです。

森は魔法の場所であり、運命の女神の住処で、生命の循環を象徴していました。魔法を恐れた古代父権性の聖職者たちは、次々に森の木を伐採し、破壊していきました。現代の魔王、父権性の象徴とも言える原子力も煌々と輝いて、人間に過剰な光を供給し続け、森の暗闇の破壊は継続しています。そうなればアストラルの世界も薄っすらとしか存在せず、アストラルとつながった夢もまた失われ、安らかな眠りも、動物たちも住処を追われ、妖精や妖怪たちの影も薄くなるばかりです。母権性の女神たちの超自然的な魔法は失われたのです。

だけど、近所のうっすらとした都会の緑の樹々たちにも、ふと意識を合わせてみれば、樹々たちの意識は森の奥深くまで繋がっていて、魔法の扉を開いてくれるのがわかります。

タオでは、年齢を重ねた古木は深い瞑想に入っていて、あなたに興味を示さないだろうと言います。繋がるなら中年ぐらいの木が愛想がいいようです。

切り花や鉢だって、森の奥の意識と繋がっています。彼らは全く源〈ソース〉と切り離されてはいないんですから。雨の後の緑の甘い匂いを胸いっぱいに吸い込んで、古代の女性たちの魔法の匂いを嗅いでみましょう。

Love♡

Tarika


2021 / 6 / 30 発行メルマガより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?