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悪霊退散!

Beloved ♡ さん

こんにちは!魔タリカ880歳、魂のR指定です。昨日まで久しぶりに関西を飛び回って、会いたい人たちに会いまくって、今年のチネイザンの会場の下見とか、1分の隙間もなく動き回りましたが、それでもまだ会いたい人たちに会うには十分じゃありませんでした。
またきっときっと、近いうちに!


今週末17日は、ダンス&メディテーションの予定だったのですが、一向に収まる気配のないウィルスに押されて、ワーク始まって以来のキャンセルです(涙目)。楽しみにしてくださっていた方には本当に申し訳ありません。
今回は大人しくしてろよってことでしょうか(イマニミテイロオレダッテ)。

前回のメルマガで、「自分の喜びや幸せ、他人任せにしてませんか?」という問いかけは、どうやら皆さんの胸を打ったようです。
私もね、それを初めて認識した時、自分が恥ずかしくなってしまったものです。歯磨きして、スキンケアして、自分の顔にあるシミやシワはしっかり把握しています。肌が乾燥しないように、好きなオイルで脚やお尻、お腹のマッサージをしたり、お金と時間をかけてそれなりに手入れします。

体の中で唯一、同じようにケアすると(内的な)混乱を醸し出すのが膣、生殖器の周辺で、触るだけ、見るだけでも複雑な罪悪感、恥、トラウマを刺激することになるのです。いつからそんなことになってしまったのでしょう?

そうじゃなかった時なんて、あったんでしょうか?では、過去にタイムトリップしてみましょう!

紀元1世紀の歴史家プリニウスは「博物誌」の中で「裸の女性が立ち向かったら、雹や竜巻、稲妻が衰え、消え失せた。」と書いています。
歴史や伝承を辿っていくと、女性がヴァギナ=ヨニのディスプレイ(見せる)行為は自然の脅威を鎮める力を持ち、魔除けの力を秘めていたことがわかります。悪魔を追払い、悪霊を退け、鬼を脅し、敵を恐れさせ、神々を威嚇する、こうした英雄的な行為の全てが女性生殖器の力だとされていたのです。

侮辱へのお返しにヴァギナ=ヨニをディスプレイするのは、アフリカの多くの社会で20世紀になっても比較的よく見られる行為だったそうです。
「自分がどこから出てきたかを思い出して、敬意を払いなさい!」というわけです。

日本では、岩戸に隠れた天照大神を呼び出すためにアメノウズメが桶の上で踊って、集まった神々に聖なる性器を見せ、神々が喝采し、大笑いした音で天地が揺れたと言います。

また、天津神の天孫降臨の時、この地を守って譲らなかった猿田彦神の強力な邪視を跳ね返して「萎れた花」のようにしたのも、アメノウズメの艶めくヴァギナでした。古事記では陰門(ほと)、天の門などと呼ばれました。

猿田彦神は、長い鼻と大きな身体で男根を象徴しており、のちに天狗となりました。今でも天狗さまの鼻をなでると子宝に恵まれる、と言って各地でなでなでされていますよねw もしかしたら「国譲り」の一大事には、和合(セックス)の儀式があったのかもしれないですね。

インドのシヴァ神も、シヴァリンガと呼ばれる男根と女陰が合体した形で表され、今でもヒンズー教の最高神として崇拝されています。

ヨーロッパ、特にアイルランドなどのケルト文化圏では、大きな生殖器を自分の両手で広げてしゃがんでいる「シーラナギグ」という女陰像が教会ごとにありました。彼女の生殖器をなでると幸運がやってくると信じられているので、彼女の陰門は、長い歴史の中で愛撫され続けたため、ツルツルと黒く光っています。

女性器に特別な魔力が備わっているというのは、言われてみれば当然のことだと思いませんか?人は皆そこから生まれてきます。魂の故郷、源、還る場所、暖かで安全な子宮への入口、神秘と謎と魔法に満ちた宇宙への入口。身体が神殿で、秘儀に参入するには特別な手順が必要なんですよね!

今ではその入り口は封印されてしまったので、男性たちはできるだけ多くの陰門を見るために、ポルノという一大産業を起こしたのかもしれないですね。陰門に触れたら、女神は歓んで、惜しみなく幸運を溢れ出させてくれるんですが、鍵はやっぱり「愛」なんじゃないでしょうか。

Love♡

Tarika

2021 / 4 / 15発行メルマガより

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