見出し画像

他の星からやってきた人

こんにちは!魔タリカ779歳、魂のR指定です!
先日、とうとう私は念願のおばあになりました♡
娘一人いるんだから、孫を望むのは欲張り過ぎるだろうと思っていたところ、信じられないくらい可愛らしいベビとの対面が叶いました。

「予約の日に無痛分娩で」など、予想を超える言葉が並んで、何がどうなってるのか理解もできないままに病院に行くと、すでに陣痛促進剤を投与されていた娘は陣痛で苦しそうでした。そうか、無痛でも陣痛あるんだ!みたいな。もう出産に関しては浦島太郎です。
しかしやっぱり、出産は痛いよね。痛みがピークに達したところで、さらにその上をいく痛みが来ないと生まれないなんて、もしかしたらそれは人間のマインドの恐れが作り出す痛みなのかもしれません。

産みの苦しみの中には紛れもなく死が潜んでいて、生と死は対極にあれども一つのもの。セックスと死、オーガズムと死、喜びのその極致、全ての対極
は一つのものなのだと、お産の場に集ってきた祖霊たちが見守りながら、語りかけてくるようです。

昔は「オーガズミックバース」なんて盛んに言われましたが、今でもあるんですかね?
全女性の出産がオーガズム体験になったら、世界は平和に満ちて穏やかになるんじゃないでしょうか。みんな、出産の前にエッグエクササイズをしてみるといいと思います。
うちの娘?してないですよ〜w
こういうものは自分の危機(尿もれとか)が訪れた時、はじめて必要性を感じるもので、それまでは大きなお世話ってことですw
それに、子供は親の言うことにはなかなか耳を傾けないもんだし、それでいいのだ、と思っています。

生まれたばかりの赤子は、淡雪のようにふわふわとして、柔らかくて透明な生命そのもの。壊れてしまわないようにそっと触れてみると、音もなくこんこんと湧き出ている泉のような、触れるものに生命力の恩恵を分け与えてくれるような気がしました。

続き………………………………………



人間の生命は、そもそもの初めはそういうもので、大人になっていく生育過程で、生命の泉の在り処を見失ったり、だいぶ離れたところまで彷徨い出て迷子になっているんですよね。
やがて大人になって、再びその泉を探し出して生命の水を飲むと言うプロセスが人間の魂の進化と癒しなんでしょう。

ベビを抱いていると、ずいぶん前に観た「美しき緑の星」という映画を思い出しました。この映画は大好きすぎて、何度も観ました!


嘘かまことか上映直前で発禁になったという噂ですが、コリーヌ.セロー監督、主演の1996年の作品。時期尚早過ぎて、人々の理解は全く追いつかずにスルーされたという説に1票です。
まだ観たことがない人、ぜひ観てくださいね!

当時はネットに上がったと思うと消えてしまうイタチごっこで、尻尾を捕まえるのに一苦労でした。
この先多少のネタバレありなので、映画観てからでもw

地球よりもはるかに文明が進んだ星からやってきたミラは、地球の食べ物が全て汚染されているので食事ができません。仕方なく「新生児との交換プログラム」を使ってエネルギーを補給します。
ミラは原始的で野蛮な星、地球に来るのに「切断プログラム」を持ってやってきます。社会的な条件付けと現代的常識でがんじがらめになった人の意識を切断し、日常のルーティンの中で失われていく感性を取り戻し、地球環境や人と調和した本来の自分自身に接続し直す、そんなプログラムです。
素敵じゃないですか?!

新生児は社会の常識的なプログミングを全く受けていないまっさらの状態で、生命の泉そのものです。交換というからには、私たち大人の地球人は何を差し出せるんでしょうか? 家や食べ物、社会に適応できるような教育などの保護かもしれません。でも進んだ文明の星から来たミラは、そういうものに価値があるとは思っていなさそうです。きっと彼女は、宇宙の真理、愛、調和、協調などを交換しているんじゃないでしょうか。

だとすると、私たち野蛮な地球人が新生児と交換できるのは、長い人生で得てきた知恵なんでしょうか?そう考えると、人間の魂の進化にとって、本質的な真実、生命が喜んで生きるのに必要なこと以外は、何の意味もないのかもしれません。

今の若い世代の人たちは(こういう言葉を使うと自分がすごく歳とったみたいに感じますが、実際そうなんですよねw)私たちからすると、異星人の如く違う感覚を持っていたりします。ミラのように!
だから私たち世代は、彼らを邪魔せずに、全面的な信頼でバックアップして行くことが主な仕事なのだと思います。

まあ、それはどんな局面においても同じことですよね。
仕事を育てること、関係性を育てること、友情も愛情も健康も。世界と私は、いつも交換プログラムで、与えたものが返ってくることの循環。
それに必要なことはただ一つ。「待つこと」、じ~っと座って、黙って待つこと。これに尽きるような気がします。瞑想そのものですよね。私はせっかちで、思慮深くないところが多々あるんだけど、だからこそ瞑想に惹かれるんだと思います。

人はみんな、生命そのもの。溢れ出る生命力を目の当たりにして、自分自身にも何か不思議な静けさと、ゆったりとした感覚がやってきます。私たちの交換プログラムの始まりです。

そういえば、アフリカのドゴン族、ネイティブアメリカンのホピ族、ニュージーランドのマオリ族も、人間は他の星からやってきた、とか、他の星からやってきた人たちから知恵を授けられたという伝説を持っています。
赤ちゃんを宿したお母さんのお腹もまん丸で、星を宿しているみたいですよね。人間はやっぱり他の星からやってきて、人間の女性のお腹に宿るのかもしれません。
だとすると、私たちはみんな地球で共同生活を送る異星人じゃないですか?!

Love ♡

Tarika

2024 / 8月3日発行メルマガより


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?