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裏社長室(第26回配信)を見て、考えたこと、感じたこと。

隔週水曜20時配信、緒乃ワサビさんの「裏社長室」(第26回)の感想等です。

なによりまず、この配信が月イチになってしまうということがショックでした。ただただ残念です。

とはいえ今現在、ラプラシアンと緒乃さんが、チャンスの神様の前髪を引き千切らんばかりにぐいぐいと好機を手繰り寄せてる状況であるということは間違いありません。
そうしたチャンスは一度逃してしまうと、次はいつ来るかわからない。もしかしたら、もう二度と来ないかもしれない。
なので、ここで本命の一手に集中する、という判断を下すことは、経営者として、当然に合理的だと思います。

仕事としてやっている以上は、当初目的をひとつふたつ果たし、今となってはその事業(配信)が思うほどの成果を残せていないぞ、ということであれば、やはり見直しの対象にもなるでしょう。

いや、そのへんの事情は分かりませんが。

そもそも冷静に考えたら、企業の代表として各方面への窓口の最前線に立ちつつ、シナリオライター等等として、現場でもエースとして君臨しているというのは、ちょっと尋常じゃない。

プロレスファンなら理解できるかもですが、社長兼エースだった頃のノアの三沢光晴みたいな状況だといえば、この現状が迎える行く末みたいなものに、不安を覚えないはずがない(例えとしてあまりに不謹慎過ぎますが。)。

緒乃さん御本人が、悲壮感を表に出したり、仕事への重圧に対する、ガチな表現での苦悶を表に出すことは忌避されているご様子なので、コラムを読んでいても、そういう部分の描写というのはほとんどないのですが、それでもやはり漏れ出てくるところはあって、「大丈夫なんやろか?」と思うことはありました。

個人的には、「裏社長室」は、森博嗣先生のエッセイにも並んで「考えることを考える」きっかけにもなっているというか、めちゃくちゃ楽しみにしているもののひとつなので、一足先にコラムを読んでこの決定を知ったときの衝撃は大きかったです。
でも、先へ進むためには、仕方のないことですね。

まあ、ほんの数日前のラプラシアン通信で裏社長室の広報をしたり、QRコードまで載せてたばかりやんけ、という点では、ちょっと笑ってしまいましたけどね。

「チラ見せ」から「ツチノコ」へ。
朝令暮改にもほどがある!

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今日の配信内容の大半を占めていましたが、私も3日の夜、昨年に引き続き、朗読劇に参加していました。

そういえば今日の配信に先立ち、「昨年から今年にかけて変更した台詞の中で、何か印象的なものはありますか?」という質問を送ろうとして、結局止めました。

自分でも台本の改訂部分を探していたのですが、Cパートしか見れなかったからです。

改訂点も、概ね意図は分かる(「稟」を、彼女にしたりあの子、あの少女、にしたり。)のですが、昨年の台本C-39の5、6行目「…今私たちはこうして向かい合えているらしい。」が、今年の台本C-39の8、9行目では「…今私たちはここに立てているらしい。」に変更されています。

実はふたり、横並びで話していたんですヨ。ということは多分ないでしょうから、何らか、意図はあるはず。でも理由まではわからずです。

Bパートの方はなおのこと、いろいろ改訂点もあるのでしょうね。
また時間を見つけて、探してみようと思います。

はてさて、今回は2回目ということで、内容を知っているという安心感や、前回よりも近い席で、しかも運良く前の人の席が空席で、舞台がとても良く見えるという状況だったこともあったので、演者の皆さんの表情や、演技というものに重きを置いて観劇していました。

席位置の関係で金城さんだけは死角になっちゃったのですが、浅川さんと福島さんが互いを見遣っていたり、杉崎さんは黙々とマイクに向かっていたり。

福島さんの最後の挨拶にもありましたが、それもまた、プロの演者の解釈として、キャラクターとのシンクロ率の高さに注力する姿勢のあらわれなのでしょう。

熟練したプロたちによる一発勝負、という緊張感からも目が離せませんでした。これも浅川さんのツイートから読み取った、演者さん同士の適度の距離感というか、作品のクオリティ担保は皆が目指すとこでありつつも、我(が)はなくさないというバチバチ感というか。

それこそras効果というか、今まで目も向けなかったところを目の当たりにできた、そこに感激できた喜び、みたいなのもありました。
見方を変えるって、大事ですね。

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11月の「Epiphany」、楽しみですね。競馬を嗜む人だと、エピファネイアと間違えがちですね。どうでもいいですね。
ちなみにこれ、シェイクスピア繋がりだとか。素敵。

当たるかなー。なにげに例年仕事が鬼門な11月

私自身、最後に音楽ライブに行ったのは2007年とか2008年のはず(くるりの野外音楽イベント)で、屋内指定席のライブ会場では、どういうふうに楽しむのがマナーで正解なのだろう?という不安はありますが。

おっさんがヒナノコールをしたらHinanoさんのテンション下がりそうだし、黙ってるのが良いのだろうか。他方であれを聞いて、お行儀よく黙っていられるだろうか。いやどう振る舞うのが正解なんだ、マジで。もとい、当たってから悩めって話やねんけど。

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そんなこんなで、次回配信は1ヶ月後になり寂しいですが、27回目の配信も変わらず楽しみにしています。

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