正しさの世にあれかしとまつりごと
改めてまた改められて

金なくて幸やあるべきまして人
従はしむる力なければ

世を捨てて山に入るともしる人の
あればしがらみ絶つすべはなし

叶へよ願ひささぐる星のごと
人にも恵みたまへと願ふ

しる(四段)…領有する。治める。