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20230419 大町2丁目(仙台市) #風景誤読

仕事の昼休みに大町を歩いている。一番町や国分町からすぐたどり着けるため、中華料理屋や定食屋、カフェ、居酒屋などの飲食店がおおく点在していて、ほほー美味そーと眺めているとサラリーマンがぞくぞくと入店していく。

街中だが車の交通量が少ないこともあって静かだ。ぽかぽかしていて気持ちがいい。外観が汚らしくて良い建物が多い。

仙台クリーニングの隣

「仙台オーディオパーツ」なる電子部品店の跡地。仙台つーしんが2022年4月28日付の閉店を伝えている(https://sendai-tushin.jp/2022/04/29/post-234054/)。

赤いシャッター。平面タイプの青い装飾テント、店名のはいったタレが残っている。テント上の青看板にもなにか書いてあったのだろう、薄っすらと白文字の跡が見える。今度通りがかったらもうすこし観察したい。

ネット上に何人か、店内の様子を写真撮ってアップしているひとがいる。(経験上、こういうマニアックなお店は歴史があっても記録資料とかまちあるき本とかには載りづらく、SNS投稿を探してみるほうが情報を得られる。)

例えば、以下のブログではくりかえし訪問記を書いており、店主との会話の内容まで残している。

2021年夏の記事を参照すると次の記述がある。

私は現在地のお店しか知りませんでしたがご主人によるともともとはこの通りのもっと、青葉通り側に最初のお店を構えていたのだそうです。53年前(1968?)とのことだそうです。そして現在の建屋が新築されて移転したのが47年前(1974年)。

仙台オーディオパーツセンター 2021夏

50年近くこの地でオーディオ部品を強かに売り続けていた。移転後のはなしは隣にある仙台クリーニングや向かいにある仙石屋酒店の店員さんに聞いたら聞けるかもしれない。しかし、青葉通り時代のはなしはどうやって探そうか。

[たかしな]

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