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映画紹介「インターステラー」

記念すべき初投稿はやはりこれ。

監督:クリストファー・ノーランの「インターステラー」

インターステラ―

【評価】  内容:★★★★★   映像:★★★★★  おすすめ度:★★★★★

「インターステラー」は2014年に世界同時公開した映画です。

当時大学生だった私ですが、これを映画館で見た時の衝撃は今でも忘れられません。

監督のクリストファー・ノーラン(以下ノーラン)はこの物語を作るために大学へ相対性理論を学びに通っており、約4年かけて脚本を執筆したのだそう。

もう意気込みが凄いよね。この話だけでそりゃ凄い映画になるわな…と思った。

【簡単な内容】

近未来、地球全体で植物が枯れ、異常気象が続き人類は滅亡に近づいていた。主人公(元宇宙飛行士):クーパは、息子:トム、娘:マーフと農業をして暮らしていた。ある日、本が勝手に落ちたり、砂煙が不自然に落ちるという不思議な現象が起こり、何者かのメッセージだと思ったクーパはそれを解読し、それが指し示す場所へ向うが。そこはとうの昔なくなったと聞いていたNASAの施設だった―。

と、まあこんな具合で話が進んでいき、主人公クーパは家族、そして人類を救うべく、移住可能な惑星を見つけるために、家族を地球に残し宇宙へと旅立ちます。

【見どころ】その1

宇宙空間の映像リアルさと、それに合ったBGM。

宇宙空間は物凄くリアルで、しかも途中途中の宇宙空間が写る瞬間は無音になり、自分が宇宙に投げ出されているかのような感覚になります。(おなかの音がなったらどうしようかと思ったくらい映画館全体が無音に包まれた。)

また、危機迫る場面では映像の迫力の凄さと、パイプオルガンで奏でられる壮大なBGM。思い出すだけで鳥肌が立ちます。音楽を担当したハンス・ジマーは度々ノーランとタッグを組んでおり、この二人のタッグは映画界で最強なのではと思うくらい凄いです。

迫力ありすぎて見入ってしましますが、余裕のある方はぜひ音に耳を傾け、映像とともに感じてみてください。

【見どころ】その2

時空を超えた家族の絆。

単なるSF映画ではなく、家族に絆が強く感じれた、愛を感じた映画でした。あまりネタバレを含みたくないので詳しく話すのは控えますが、クーパが家族を思う気持ち、家族がクーパを思う気持ちが切なくそして愛があります。私はこの映画の中で3度泣きました…最初に地球を旅立つシーンなんかはもう思い出すだけで涙が…(私が泣きやすいのもある)

迫力のある映像が印象に残りがちですが、ぜひ自分とクーパを重ねてご覧ください。

【見どころ】その3

ノーランが大学にまで通って学んだ相対性理論やワームホール。

この映画を見るにあたり、理解するのが難しいされるのが相対性理論。個人的には「Don't think! Feel.」と言いたいところですが、少しでもわかるとこの映画をより一層楽しめます。

ブラックホールの重力による時間の変化がこの映画では度々起きます。少し時間を空けて戻ったら数年経っていたという場面がありますが、この映画はその時間操作をより正確にするためにノーラン自身も学び、理論物理学者と協力して作り上げたのです。「数年たった」と言ってざっくり話を作れば良いのにとも思いますが、そこにノーランのこの映画に対する情熱が伝わってきます。実際に具体的な数字が度々出てきており、こだわりを感じられましたね。

【余談】

ちなみにこの映画は約3時間もあって、見終わった後はどっと疲れます。この時点で見る気が失せる人もいるでしょう…。ですが、この映画は本当にすごいです。物凄いのです!(語彙力がry)

好きな映画は?と聞かれたら真っ先にこれが浮かびます。映画館で6回見ましたしDVDやパンフレット、サントラまで買ってしまうほどはまってしまうほど。

度々再上映されていますので、見れる方は是非IMAXで見てくれ!!


P.S. 始めて投稿するけど伝えたい事まとめるって難しい。

(2020/9/28)

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