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映画紹介「(500)日のサマー」

映画紹介3作品目はこちら。

監督:マーク・ウェブ 「(500)日のサマー」

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【評価】 内容:★★★★☆  コメディ度:★★★★☆  おすすめ度:★★★★★

(薄々わかってはいたが、評価が3種類じゃ表しきれないので、作品によって変えていくことにしよう。)

当時これを見た時に、「なんじゃこの作りは!」ってなった記憶がある。そしてジョセフゴードンとズーイーデシャネルがめちゃめちゃ好きになった作品でもある。

【簡単な内容】

メッセージカードを作る会社に勤めるトム(ジョセフ・ゴードン・レヴィット)はつまらない仕事に飽きている時、秘書として入社したサマー(ズーイー・デシャネル)に恋をして、その恋が終わるまでの「(500)日」の話。

【見どころ1】

ただ1日から500日が過ぎていくのではない。

この映画はサマーに恋してから毎日が過ぎていくのではなく、なんと最初から急に300日後のシーンが流れたりする。トムがサマーに恋をして仲良くなってきたころ、ウッキウキでエレベーターに乗るシーンがあるのだが、次のシーンでは300日程経っており、そこにはテンション駄々下がりのトムがいるシーンが流れる。こんな今と未来を比較するシーンが多々あるのだが、これが結構面白い。こっちからすると「何があったの!」となるし、すごい引き込まれる作りになっていると思う。

トムが幸せなシーンは映画全体が明るく幸せムード前回でこっちも踊りそうになるくらいなのだが、そこからくる比較シーンの塩梅というか、落差がとにかくおもしろいのです。

この(500)日の時系列をシャッフルするシーンがこの映画の一番の魅力・おもしろさだと思う。他にもちょくちょくこういったシーンがあって笑えるので是非見てほしい。

【見どころ2】

サマーが可愛い。

完全に男目線になるのだが、サマーが可愛い。たが客観視するとめちゃくちゃ小悪魔だし、俺がトムなら同じくもやもやしてしまいます、、こういうサマーみたいな人いるよね~(会ったことない)これはもう付き合っているのでは?という振る舞いをしてくるサマーですが、やはり付き合っているわけではなく、純粋なトムはサマーに振り回されまくります。

ただ本当に小悪魔なサマーですが、あまり怒る気にならないんです。この憎めないキャラがこの映画の良いところであり、そして視聴者からも嫌われないサマーの見せ方が上手い所がこの映画の見どころでもあると思っています。

【見どころ3】

誰しもが体験しうる恋愛。

見どころ1でも話しましたが、時系列をシャッフルして見せてくる幸せと不幸の落差ですが、誰しもが体験するであろう恋愛をし始めの高揚、失恋したときの消沈、これが自分の体験と重なることでなんかこうもやもやしながらトムの気持ちがわかるようなわからないような。そんな目線で私は見ていました。それもこの映画をよりおもしろく見れる要素なのかなと思います。

完全に男目線ですが、この映画は女性よりも男性におススメしたいです。

こういう恋愛はしないなど人生の勉強になるとかならないとか....ゲフンゲフン。

【余談】

あまり語るとネタバレになるので言えませんが、最後は綺麗に終わっているので、とてもスッキリ見れます。軽く映画を楽しむくらいでみる作品だと思うので「なんか映画みたいな~」って気分の人は是非この作品を!!

途中にミュージカルが入ってくるんだけどこれもまたいいですよ...(小声)

知ってる人多い作品だけど何度見ても楽しめるのでおススメです!

(2020/10/23)

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