江戸の恋@太田記念美術館(〜1/30)を鑑賞に

■source:太田記念美術館(@ukiyoeota)のツイート
■reason:「恋」テーマの浮世絵美人画に興味

22年、松の内も終了し通常運転へ。年末年始のテレビ番組もあらかたやっつけた。そのうちのいくつかは美術・展覧会に関わる特番で、NHK Eテレ「日曜美術館」の特別編を録画したものを見る。「アートシェア」ということで今年鑑賞できる展覧会を中心に紹介する番組だった。司会メンバーの中継先が新潟県の清津峡トンネルで、その中継場所もアート作品のひとつである延期されて今年開催となる大地の芸術祭越後妻有トリエンナーレが大々的に紹介されていた。この夏、無事開催されることを祈る。この他、漫画家荒木飛呂彦先生の絶賛絵画に触れたメトロポリタン美術館展も注目の展覧会だが、東京開催はまだ一ヶ月あまり先(大阪会場はまもなく閉幕だ)。今年の美術展覧会初めは太田記念美術館になりそうだ。フォローしている太田記念美術館から流れてきたのはオンライン美術館の企画だったが、オフライン、通常展覧会が開催されている。企画は「江戸の恋」。ざっと公式サイトは閲覧してみたが浮世絵の美人画が多そうだ。鳥居清長の「美南見(みなみ)十二候九月」をかつてのテレビ東京「美の巨人たち」で見たことがある。この作品の「憂い」漂う空気が好きだ。浮世絵の首絵でない美人画は版画による単純な線で描かれているものが多い。しかし、さまざまな感情をたたえているものも少なくなくて、どきりとさせられることがある。どうやったらシンプルな線で微妙な感情の動きを表現できるのか。それが描けているから当時も愛され、現在まで残っているわけだが、今回はテーマが「恋」ということもあって、衣装や舞台などの風俗とともにそうした感情表現についても追いかけるのには格好のテーマかと思われる。今回の展示作品にその鳥居清長の作があるかどうかは未確認なれど、また新たな出会いのあらんことを。太田記念美術館にはJR原宿駅から、と思ったが副都心線開通以降は明治神宮前からも攻められる。今週は血液検査結果を受けての定期検診が東新宿、来週は西早稲田へ出張予定と副都心線沿線に出入りがある。都内出勤のスキを縫って恋してこよう。

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