「ばるぼら」を鑑賞しに行く

■source:アップリンク吉祥寺での予告編
■reason:連続ドラマ小説「エール」ヒロイン二階堂ふみがまだNHK放映中に際どい役柄

手塚治虫記念館に行ってきた。出張に合わせてできた時間で人生で初めて訪れた宝塚市の記念館訪問はCAPCOMとの手塚治虫作品コラボ企画を見ようとしてのものだったが、そのコラボ企画そのものよりもデビュー直後?近辺のラフスケッチなどを目にしてとんでもない画力に驚かされたり、玄関前のキャラクターたち、つまり架空の人物たちのハリウッドスター意識した手形足型、自作内でのキャラクターシステムをノートに書き記していたものなどかなり心に刺さるもの多数。その記念館の一角では予告編を見ていた当日は公開間近の「ばるぼら」の展示も行われていた。「十三人の刺客」平成版で登場時間は少ないもののきわっきわな悪代官(殿様だっけ?)を演じた稲垣ゴロちゃんに連続ドラマ小説「エール」主人公の妻を演じる二階堂ふみが青年マンガに挑戦し始めたころの手塚治虫原作に挑む。二階堂ふみの映画仕事はいずれも「エール」以上のものばかりだが、特に思い出されるのは「オオカミ少女と黒王子」の「今夜はブギー・バック」のシーン。原曲と贈り手にそこまでのシンパシーのないおっさんがしかし、このシーンで劇場でぶるぶる震えたものだ(この監督の過去作にぜひ観たい成人映画「やりン子チエ」がある。シネロマン池袋さん上野オークラ劇場さんお願いしますよ)。手塚治虫の長男手塚眞氏がメガホンをとっているこの作品、新作より旧作ばっかり追いかけているここ数ヶ月だが、ぜひ観に行ってこよう。思うよりいろんなところで上映されている模様。

※写真は数ある手形のなかで唯一撮影した我がヰタ・セクスアリス「ふしぎなメルモ」のメルモ(幼児体)のもの。

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