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Dopeness time- 鬱≠落ち込み そんな発見

言葉は三角で 心は四角だな まあるい涙をそっと拭いてくれ  ーくるりー

言葉は事象を正しく捉えるために、考え、名付けられる。あるいは、他の個体と差別化を測るためにも使われる。詩を書くにも、レシピを残すのにも使われる。

時に誰も見つけたことのない、事象や感情に言葉という旗をかかげ、
「あぁ、これは、こう呼べば良いのか。」というような気づきを大勢に与えることもできる。新たなパースペクティブを得るために本を読む。旅先の新たな景色で感じる風のようのなものを、感じることができるのも、言葉の力だ。

価値、意味のついた言葉も、その形を日々変えていく。
ヤバいは否定的な意味だったが、格好いい洋服や、スニーカーにもヤバいという言葉を使う。coolも冷たいという意味の英語だが、日本語のヤバいと同じような意味を持つ。

もちろん、元々の意味も健在で、「お前、今日の服装、ヤバいんだけど」の本当の意味が「陰干しの匂いがキツくて、シワシワだし、隣歩きたくない。」だったりするから、なかなか言葉だけでなにかを信用するのは、とても難しいというか、しない方が得策だったりする。

ドープネス。大麻などでぶっ飛ぶような事柄が飛躍し、ヤバい音や光、アートに対しても、一部の人たちの共通認識なっている。

スーパー大辞林

個人的書いている、この日記の更新が止まった。下書きも3ヶ月分くらい書けなかった。今まで書き溜めているものを直して、ここに載せていたが、躁状態に書いていた「ドープネスだぜぇ!!」と思っていたことに全く共感できなくなってしまったので、止まった。

今の状態を書き出すことならできるので、そのまま書いて出している。


躁状態のドープネスは反対のドープな沼に落ちていた感じだった。動くことも億劫。部屋の扉が開けられない。引きこもりのような生活。

この日記を書き出した頃は、躁鬱病の診断を受け、素晴らしい方のドープに薬が効いて、このまま空でも飛べるんじゃないかと気分が高揚して、写真を撮り、料理を作り、走り、おしゃべりをした。

薬さえあればそれが続くと思っていた。

しかし、そうは行かなかった。反対方向へのドープネスタイムがやってきた。

ただ、【鬱≠落ち込んでいるわけではない。】という感覚は新しく学んだ、新し感覚だった。

気分が乗らないわけでもない。今まで、落ち込むことが鬱の前兆、あるいは、鬱の症状だと思っていたけれど、そういうわけではなかった。


アニメージュ  『進撃の巨人』水晶のアニが3Dクリスタルフィギュアで登場!!

感情に向かう道路が閉鎖されている感じだ。
ここ数日、散歩しながら、布団を干しながら、スパゲッティを茹でながら、何に近いのか考えていたところ、

一番近いのは、進撃の巨人に出てくるエピソードだった。アニ・レオンハートが、ピンチを逃れるために自らを硬質化し、何年も身動きもせず、その場にとどまり続けたあの状態。それが、自分にとっての「鬱」だった。
(これは、個人的な経験なので、誰かに当てはまる感覚なのかはわからない。)

気分が昂ることもない
落ち込むこともないい
どちらのドープにも向かうことがない
ただ、見えない硬質化の中に閉じ込められてしまっている


数少ない友人に「進撃の巨人見た?」と聞いても見てないと言われた

主治医にも聞いた
「進撃の巨人って知ってますか?」
「キンドルには入っているんだけどね。読んでないんだ」

もっと詳細なアニ・レオンハートの物語を語った。

「こういう感じに似ているんですよ」
「そうですか、なかなか読む時間がなくて。読んでみようかな。それって前半?」

「いや、話のメインは後半に関わってくるんです」

と、かわいそうだけれど、ネタバレをしてしまいながら、今日の診察を終えた。

そうか。鬱の感じと進撃の巨人のイメイジは誰にも伝わらないのか。

仕方ないから、進撃の巨人を誰かが知っているであろう誰かに届けばいいと、小瓶に雑文を詰めて、海に放り投げてみる。見つけた人は教えてくれたら、嬉しい。


途中、2ヶ月病院にも行かなかった。(無気力で無価値で無感動なので、病院にいっても仕方ないじゃないかと、いう感じで。)

再開してから3度目、再会は躁状態を落ち着かせるものではなく、鬱をあげる薬に変わった。あとは、全体的に効き目が強いものに変わった。

いいのか、悪いのかわからない。去年、アル中youtuberのゼパちゃんにハマった時期があって、彼女の名前の由来がゼパムという薬だった。

そのゼパムが私にも処方された。効き目は全くわからない。(このゼパちゃんはとてもドープネスに入っていて、こんな酒が合法なのに、と、すごい国だよねと思う)

ということで。
書き溜めていた躁状態の日記をどうしようかという問題もあるけれど。とりあえず、もうやめたくなっちゃったけれど。生存確認のために、書ける時は書いていこうと思います


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元気だった頃の、超おいしいお粥。写真もいい感じに撮れてる。また食べたいからそのうちつくる。






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