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"The LEPLI" ARCHIVES-60/ 今見た,「UNDERCOVERISM」とは, もう一つのジャポニズム。パリ2012-S/S- から読む。

文責/平川武治:
初稿/2011年10月22日:
 
 ありがとう,ジョニオ君、スタッフの皆さん。
僕は巴里でこれを見ていると感動です。
不思議ですね,僕がイエローだからそう見えたのでしょうか?
この世界はあなたたちが生み出した,“カッコ良さ”の世界。
正に,“YELLOW-MIND"がむき出し!!
それが僕がこのUNDERCOVERから
感動とカッコ良さを覚えた原因。
ジョニオ君たち世代の全く,
”身じかな世界/自分たちの世界/“YELLOW-MIND"そのもの。
全くの、自分世界をこれだけ,ダイレクトリ-に、
世間に媚びることなく自分たちの好きなものだけで,
そして,新たな提案。
これからも,"YELLOW MIRACLE"をカッコ良く,
堂々と引き摺ってください。

 “3.11”以降に変わったのは、
政治でもなく,体制でもなく,
僕たち、日本人それぞれの,”こゝろの有り様”が変わったのです。
これを僕たちが自覚して、
初めて、その行為が”世の中”を変え,”社会”を変え
そして,”新たな国”を作り替え始め,
”安心”して子どもたちと遊べることが出来るのです。
これが感じられたこのコレクションと手法に、感動に,ありがとうを。
これだけ、自心の世界観を持っていること。
それがこのようにあなたたち世代が新たな手法で世界へ挑戦した,
その勇気とがんばりに、
“YELLOW PAWOR"に脱帽とともに,万歳!!!

 <ストリート+グランジェ+レイアード+ラヴ>
まさに彼らたち世代が生み出したTOKIO美学。
ギターの響きは切なさをも。
数少ないコーディネートは,ロングスカーフに帽子、バッジとシューズ
それにジョニオ君が好きなクラッチバッグ,
この表現も彼の世界観の特徴、ミニマムな世界。
今,この世界が出せるのはあなたたちしかいないでしょう。
 “横町”から飛び出して来て,
いつの間にか”世界”を知って,戻ってくるところが有るという強み。
横道に反れても、それはいつも自分たちの”立ち居場所”。
下心を持ってしまったために、“蟻地獄”へ嵌ってしまっている
デザイナーたちには出来ない,強み。
全く,もう,あなたたちの世代の時代です。

 “東京砂漠”にも、華が残り咲き続けますね。
時代が変わっても
この華は,きっと,誰かが水をやり,テイクケアーするでしょう。

嬉しい,興奮の時間をありがとう,ジョニオ君。
みなさまにも宜しく!!
合掌。

文責/平川武治:
平成二十三年十月二十二日午後四時四十分/ST.-CLOUD市にて:

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