見出し画像

【東京メトロ銀座線】浅草裏路地歩き

60代の会社役員の男性T夫さんから浅草駅周辺について貴重な情報をお寄せいただきました。T夫さんどうもありがとうございます。

東京メトロ銀座線沿いのオススメスポットをまとめたサイトはこちら

週末探訪:東京メトロ銀座線

●赤い神社の様な浅草駅から表に出ると、隅田川に架かる吾妻橋、アサヒビール本社屋上の黄金のモニュメント、そしてその奥にはスカイツリーが一望できる所に出ます。目の前には松坂屋、そしてあの有名な神谷バーがあります。雷門通りの交通量はとても多く、最近は平日でも外国人の観光客が溢れていて大賑わい。歩くのも大変なくらいです。

●まず雷門に向かって歩きます。しかしまだ通りを渡りません。雷門の向かい側の商店街を少し進むと和菓子の「亀十」があります。この店は独特のどら焼きが有名でとても美味しい。それを求めるお客さんでいつもお店はいっぱいです。隣にも和菓子屋さんがあるのですが、ちょっと気の毒です。

●亀十から数歩で横断歩道に差し掛かり、真正面に雷門が見えます。ここらあたりが人力車の溜まり場、真っ黒に日焼けした腹当にパッチ姿の屈強のお兄さんたちが営業スマイルを振りまいています。皆なかなかの好青年たちです。横断歩道を渡ると観光客がごった返す雷門。右隣に天ぷらの三定があります。並びの千代紙や和紙製品などを商うおしゃれなお店は是非のぞいてください。ちょっとした記念品が手に入ります。

●そして仲見世に出ますが、もうここはまともに歩けませんから、浅草通は一本裏通りに入ります。こちらは打って変わって静かな感じで、釜飯屋さんや和鋏の店などが並び面白い。さらクネクネと路地を散策すると昔おばあさん一人で営んでいた京焼きのお店がひっそりあります。今は息子さんでしょうか代替わりした様子ですが、店頭の無造作に積んであるお猪口なんかなかなかいい。薄手のシンプルな陶器です。値段は?3000円、4000円?とセール物ではないのですね。多分揃いでない片割れを積んであるのでしょう。

●釜飯発祥の「春」があります。名店ですが、いたって庶民的なお店です。そして浅草ロックに出ます。映画館やストリップ劇場があったところ。今やショッピング街になっています。新設の「まるごと日本」は是非のぞいてください。そしてあの「浅草演芸ホール」があります。昼と夜席二部構成でそれぞれに落語家さんがトリをとっています。ロックから少し戻る形で路地に入ると、ご紹介したいお店「洋食のヨシカミ」があります。中は昭和なレトロな作りでテーブル席とカウンターで60席ほど。カウンタいー越しに調理人たちが5〜6人。それぞれの担当を分業で調理しています。カウンターに陣取って彼らの仕事ぶりが極めて見事。十分酒の肴になります。この店はステーキとビーフシチューが有名ですが結構高価でいつもいつもとはいきません。そこで隠れた名品「ハムエッグ」がオススメ。立派なハムに卵が3つ入って1000円程度。二人掛かりで調理しています。フライパン、オーブン、またフライパン。たかがハムエッグですよと言いたくなるが、むちゃむちゃ手間をかけます。黄身にナイフを入れればその謎が解けます。切った断面の黄身がトロリと盛り上がり、こぼれ落ちないのです、凄い!。そしてハムの旨味も良い。ピラフとサラダを一緒に最高のランチを楽しめます。

●ヨシカミ浅草店
電話:03-3841-1802
東京都台東区浅草1-41-4
営業時間:11:45〜22:30(ラスト22:00) 定休日:木
浅草は浅草寺、ロックと庶民的な街ですが決して渋谷のような好き勝手をしていい街じゃありません。外国の観光客の方々もなぜかとてもジェントルな行動をとっています。江戸の伝統というものなのでしょうか?。

まとめ


「好きな東京の地下鉄」ランキングでトップに輝いた東京メトロ銀座線ですが、体験談からも分かるようにどの街にもそれぞれの魅力があることが伝わりますよね。

東京メトロ銀座線沿いのオススメスポットをまとめたサイトはこちら

週末探訪:東京メトロ銀座線

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?