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大不歩時代突入中!・直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足

人間が二足歩行なのは何故なのか古人類学の視点から切り込んだ良書。大体言いたいことは、サルとかチンパンから原人、そしてホモサピとアビーロードみたいな猫背のナックルウォークな進化の図は結構間違っていて、チンパン分岐後にホモ〇〇がたくさん居てそいつらみんなちゃんと背筋伸ばして我々のように歩いていたという事らしい。

二足歩行になり肉体的リソースを持て余したホモサピは脳みそにその余りを配分させ、現代という最悪な社会を生み出す種族となってしまったそうです。そしてなんでこんな不安定な二足歩行をチョイスしてるのに残り続けているのはやっぱり「助け合い」の精神が染み付いているという性善説に帰結し、幸せな福祉が根底にある進化だったのである。

2001宇宙の旅のOPで棍棒を振り上げてからの宇宙船のジャンプアップの奴(あの蘊蓄もう言うの禁止な。俺は4回寝た。お母さんは全部寝たので結末を知らない)は二足歩行になったことにより道具使用と兵器の時代への変遷ではあるが、この人に言わせれば、あの流れはバズりたいために「やってる」手法なそうな。本当は外敵への武力を得たのではなく、便利アイテムや自衛のリソースが発展していったのである。

アフリカからユーラシアへ巡る人類の移動は色々なホモ種が同時多発的に進出しており、交雑や戦闘を交えてなんとか我々ホモサピエンスが現状では支配に至ったのである。やはりそこには肉体的ハンデを持った福祉という感覚が生存戦略としていい方法に向かっていったのだ。しかしこんだけ覇権を得た種でも日々ドンパチする時点んでまだまだ未熟な成分だと伸び代に気にしたい。

とにかく本書後半は現代人は「とにかく歩け
!」とスポーツメンタリティのお話にシフトしていく、試してガッテンみたいなノリ。兎に角一万歩方歩いた方がいいとナンチャラ大学の研究で実装されているそうな。(アメリカ人こういい試験いくら下ららなくでも参加し過ぎ。)

こっから持論

俺は人間の本体は腸だろと確信している。口も目も幅も能力も身体能力も結果としては、食料を入手し、それを効率よく給して腸に満足感を合わせる作用点でしかない。人間と各種センサーや機動オプションをたくさん備えているが、我々は結局は飯を食い糞を精製する肉袋なので或る。手足の生成も腸主体の外部獲得ツールだし、脳みそななんて飯を得るために外部的に作られたとおもうと、やっぱ脳より腸が序列一位だなと思う。

腹痛に襲われると全ての焦りや不調がうんこ腹痛一点で全てを凌駕してしまうほどの緊急レベルに飲み込まれる強さはない。全てのタスクよりうんこ解放が上位フェーズに当たる。そっからくる辛さなど復活に合わせようとし各々腸のためにがんばってるように思える。だから腸なのだ。

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