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2020.10.18_春日俊彰の所沢フレンドリーパーク

今回、放送開始時間が遅かったせいか眠気がすごく、いつもやっているTwitter実況的なことが出来ませんでした。普段はそれを引用しつつ書いているのですが今回そのスタイルが取れないということでtxt多めです。むしろ普段より番組や彼女たちに対して詳しい内容になっているかも知れません。

『陸チーム』の救済企画

今回の企画を簡単に言うと、「先日の企画でカットされまくった人たち(陸チーム)をフィーチャーした回」でした。この番組にはメンバーの訴えを企画に反映させるフシがあります。過去にもメンバーから出た「椅子が高くて座りにくい」と言う声に応え椅子を新調したり(クレームを募る企画で出たもので、メンバーが自主的に言い出した内容ではありません)、あるいはメンバーが起案した企画をスタッフが整えて採用したりといったことがあり、今回もそのスタンスが適用されたような企画でした。

そもそもで言うと、「なぜ先日の企画でフィーチャーできなかったメンバーが出てしまったのか?」というところが予算の都合なのか、そもそもコロナ渦で企画の選択肢が少なくそうならざるを得なかったのか定かではありませんが、何が言いたいかというと「そんなの仕方ないやん」で終わるのが普通なのではないか?ということです。ただ今回も番組を見る限りではMCの若林(敬称略)から救済企画をやりますか?という主旨の発言があり、スタッフもそれに応えたという形で実現に至っている様子でした。

今回のみならずこの番組のスタッフからは、なるべくメンバー全員に見せ場を作ってあげようとするスタンスが見て取れます。進行の軸となるメンバーのキャプテンとかとしがメンバー全体を活かそうとするスタンスである影響もありますが、やはり1番の要因としては、彼女たちが普段から礼節を持って能動的に番組に取り組んでいること。「要望を聞いても、内輪のワガママに転換するようなこともない(そう視聴者に受け取られることもない)」という信頼の積み重ねによるものではないかと思います。

そんなことなんでわかるんだよ。って思いますよね。自分でも想像しすぎだなと思いますが、番組を見続けていたり彼女たちの活動を追い続けていると、きっと本当にそうなんだろうなと伝わってくるものがあるんですよね。一定期間以上のファン同士なら「そうそう」と共感をもらえる自信(?)があります。

そう言えばドキュメンタリー映画で紅白出場が決まった瞬間もプロデューサーの今野さん(坂道のめっちゃ偉い人)が、デビューからあっという間の紅白出場という結果になったけど、日向坂なら良くない影響が出る心配もないだろうという旨の発言をしていましたね。やはり彼女たちの普段の態度の賜物から来る自由なのではないかと言うことです。いい番組ですね。

ひたむきな齊藤京子

レモンをかじった齊藤京子ですが、久々の長尺での見せ場にファンと一緒にとても喜んでいる様子がブログから見て取れました。ここで齊藤京子というメンバーを説明すると、デビュー曲から全てのシングルでフロントを務め、外番組での出演機会も多い、いわゆる人気メンバー(好きな表現ではないですが)です。

そんな彼女もこの番組では思うような活躍が出来ていないこと気にする様子が、番組中の発言や雑誌のインタビューから伺えました。正直普通のファンからするとそこまで気にならないと言うか、たくさん映ったら嬉しいことはわかるけれど、気に病むようなことではないと思うのですが、やはりそこはナチュラルボーンプロフェッショナルな齊藤京子。自分がイメージするラインを満たすまでは挑戦を怠らないのだなと伺えて、まずその姿勢自体が魅力的だと感じます。

一時期こちらが戸惑うくらいのぶりっ子期がありましたが、あれはひなあい対策のチューニングだったのかなと言う気がします。「この番組は大喜利、野球、ぶりっこ、のどれかが出来れば前に出られる」言う発言は番組内の本人からのものですが、もしかしたらこの「ひなあい三本柱(大喜利、野球、ぶりっこ)」の中で自分が取り組めるものは何かという考察の中で、彼女がぶりっこを選択し取り組み始めたのかも知れません。

そのことを想像したときに、彼女のプロ意識の高さや、オーディションの中で培われたシビアな分析力、そしてなにより自身の特徴である低温ボイスとハキハキした物言いとのギャップを厭わずトライを仕掛けるその様が本当に素晴らしいなと思います。ふと思い返すと日向坂には、他のアイドルグループで見受けられる、「バラエティ班」とか「ドラマ班」とかいう概念がないんですよね。メンバーからそう言った言葉も聞いたことがありません(見落としているだけかもしれませんが)。人間なので実際には得手不得手があったとしても、態度や姿勢としては全員が全ての仕事に前向きに取り組む。普通のこと言うけどほんといいグループですね。

どうして雨だと言ったんだろう?の衝撃

リリースの時期に番組内に挟み込まれるスタジオライブ。今回は一期生3人による「きずなーず」と呼ばれるユニットでしたが、歌とダンスとシンクロ率が歴代のどのユニットよりも高次元で非常にタイトなパフォーマンスでしたね。この曲はアルバムに入った新曲なのですが、パフォーマンスの核となっている一期生3人の凄みを見せつけられました。ちょっと前に新三期生4人の曲も放送されていましたが、正直迫力が違いましたし、2期生たちにも背中を見せつけるような強度のパフォーマンスでした。(もちろんそれぞれの期には、それぞれの期にしかない素晴らしさがあることが前提です)放送前に公式がわざわざ告知をしてて、こんなの見たことないなと思ったんですが、そう言うことだったんやな。

ところでアルバム曲総括

すこし脇道にそれますがアイドルに詳しくなかった私が日向坂のファンになることで学んでいることがありまして。それは「楽曲はグループの一面を届ける手段の一部であり、単体で判断すべきものではない」ということ。実は今回のアルバムに対して、楽曲だけを聞いていた時期はほぼ全ての曲に対して不満を抱いていたのですが、パフォーマンス、振り付け、衣装、MV、CMまで込みで見て最終的には全て納得しました。つまり運営は「楽曲だけではなく複合的な要素でグループの新たな一面を表現しようとしている」ということ。今回のアルバムの収録曲はちゃんと見れば運営の意図がしっかり伝わってくる、役割がはっきりしたものでした。これで次回以降、楽曲の出来に一喜一憂せずに済みます。ということで想像に過ぎませんが今回の曲に運営が込めた役割をざっと書き出してみます。

ライブの盛り上がりに貢献する曲

・誰よりも高く跳べ!2020
・NO WAR in the future 2020
・約束の卵 2020
・My fans

今回のアルバムには「曲順がライブのセットリストのようになっている」というコンセプトがあったようです(どんなアルバムですか?と聞かれたときに、メンバーが判で押したようにきっちりと統制の取られた回答をしていました)2020と名前がついている曲は、ライブの定番でありつつも、昔からある曲だったが故に今の22人全員でパフォーマンスできる曲になっていなかったんですよね。それを今回リテイクすることで、メンバーとファンの全員でこの瞬間を分かち合おうという意図の発信がなされたと思います。もともとの歌唱メンバーも自然に全員でパフォーマンスができることを喜んでいるように見えますが、でもこれももしかしたら(せっかく盛り上がるんだから自分たちだけで)って考えても特におかしくないんですよね。だって少人数の方が映るし。でも日向坂にはそういうところがないんですよね。いいですよね。『My fans』は個人的にはこれまたよくライブのハイライトになる「令和のラブマシーン」ことキツネのSっ気を更に増し、ダークネス面に振った楽曲という印象を受けました。サディスティックに煽る笑わない日向坂もこれはこれで素敵です。

※このリンクは『My fans』ではなくキツネ

期生ごとの色の違い

・どうして雨だと言ったんだろう?:1期生+パフォーマンスの核
・See Through:2期+こさかなの新しい色つけ+次世代シンメ
・この夏をジャムにしよう:3期+4人体勢のお披露目

言うなればグループの現在地、近未来、未来といったところでしょうか。スポーツチームに例えると「スタメン好調で育成もうまく言ってるよ」というような趣の楽曲群でした。

1stアルバムの表題曲としての役割を果たす曲

・アザトカワイイ

正直に言いますと、前述の楽曲のみを聞いたときに不満を抱いていた対象がこの曲です。さらにありのままを話すとMVを見てもまだ不満しかありませんでしたが、アルバムのCMを見た瞬間にその感情は溶けてなくなりました。これまでに4枚のシングルをリリースしていますが、アルバムとしては1枚目。「自分たちは空だから何色にもなれる」とはキャプテンの言葉ですが、空と聞いてまず思い浮かべる爽やかな青を基調としたMVと、彼女たちの溌剌さを表現する明るい曲が1stアルバムに非常にふさわしいものだということがわかりました。例えば3rdSingleの『こんなに好きになっていいの?』もあれはあれで熱烈な支持を得ていますが、例えるなら夜と夕方の間のマジックアワーのような楽曲で、第一想起と言うより別腹曲ですね。

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(これポストカードにならんか、、?)

『ただがむしゃらに』はこれまで旗印となっていた約束の卵(=東京ドームでのライブ)以降の彼女たちのよりどころになるような曲と言ったところでしょうか。メンバー自身もこの曲をそう紹介していました。約束の卵ほど具体的ではないですが、坂道グループのなかでも日本ナイズドされていてハイコンテクストな彼女たちに「無責任に世界を目指せとか言うわけでもなく」「かつ彼女たちの強み自体は表現する」という、これはこれで責任感がある歌詞だなと感じました。こうしてひとつひとつをひもといて見たときにやっぱり坂道運営はしっかりした仕事をしてくるなと思います。

と言うことで今回主張したいこと

この番組はMC+メンバー+スタッフのトライアングルがそれぞれが強みを発揮することで、アイドル番組という単語からはイメージし難い特別な強度を放っており、特にスペシャルというわけでもない普段の回からもそのことが見て取れます。奇跡の出会いとしか言いようがない特別な組み合わせのスリーピースバンドの様で、だからこそファンのみんなが元気をもらえているのではないでしょうか?いい番組ですね。それでは。

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IT企業に勤務する松田好花さん推し。