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2020.11.01_パイセン達が邪魔をする?三期生の素顔を引き出そう!

今週は時間が過ぎるのが特に速かったですね。普段が5秒なら今週は2秒。今のタイミングに最適な企画だったからということも要因なのではないかと思います。普段通りの素の姿、それを観てMCもパイセンも笑ってくれること、スタッフもしっかり編集で受け止めてくれること。なんだかんだ配属からもう9ヶ月ということで、これらが「既成事実として世に出てしまうこと」が総合的にはプラスであると判断したのではないでしょうか。ケーマックスはグループの課題を的確に解決してくれる良き制作会社ですね。ということで目次。

ひなの可愛すぎるけど大丈夫?

これはお顔の話じゃなくてですね(それは前提)直近何となく感じていた「表情が豊かになったひなの」今回で確信に変わったという方が多いのではないでしょうか。きっかけはやっぱり三期生の仲間が増えたから、、?と見てしまいがちなんですが、そこは本人によって語られているわけではないので本当のところはわかりません。ただ、それでもやっぱり「これまで相当に気を張って活動してきたんだろうなぁ」ということ自体は想像してしまいますよね。

まだ安定しているとは言い難い状態のひらがなけやき(現日向坂)にたった1人配属する運営の勇気(?)に、彼女自身が見事に応え正解にしてくれたという表現が適切なのではないでしょうか。こんな状況でも彼女の口から発せられる言葉は不平不満ではなく、「先輩がお優しくて、寂しがる時間がありませんでした」という感謝の言葉たち。2019のひなくりで見せた『一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない』は「言い訳を一切見せずに今の自分をやり切ろうとする彼女らしさ」で満たされていて、簡単に言うと感涙。

完成された原石

ひなのの話が続きます。セルフドキュメンタリーでの一コマなのですが、彼女は自分自身がアイドルに向いているとは思っていないそうです。同時にそれはネガティブな意味ではなく、新しいアイドル像を表現するチャンスだと。率直に、何故この年齢でこんなに達観した視座が持てるのか謎でしかありません。彼女のキャッチフレーズといえばおなじみ「いつでもどこでも変化球」ですが、これはまずアイドルとしての直球とはどういうものか?ということが正確にイメージできていなければできないこと。

自分は直球の才には恵まれていないことを自覚し、相対的な俯瞰の視点で自分の強みは何かを捉え直せること。このふたつを駆使して目標に向かって前向きに取り組み続けられること。全てが素晴らしいのですが、それを初手から今に至るまでブレないキャッチフレーズに落とし込んで、世に出ていること。坂道の現人神こと白石麻衣さんも初期は四次元から来たマヨラー星人でしたがそれはそれで面白みですし、アイドルという職業自体がそもそもそう言う荒削りな部分を見せつつ成長を楽しむものとも言えます。

型があるから型破り。
型が無ければ、それは形無し

こちらは18代目中村勘三郎さんのお言葉として有名なものです。もちろん歴史ある歌舞伎と彼女の話はステージごと異なる話だとは思いますが、それぞれの立場で受け取ることができる、広い含有がある名言だと言うことで引用させてもらいました。彼女の型とはビジネスパーソン(現在高校生ですが、、)としての基礎的態度なのではないかと言う話です。

(処世術って書くとテクニックっぽいけど)先輩に対する礼儀や言葉遣いなど普段の態度や精神性が安定して積み上げられているからこそ、トリッキーな立ち回りが活きると言えるのではないでしょうか。

番組初登場時にキャッチフレーズをかました際に、若様がちょっとだけ(本当にちょっとだけ)失笑気味に「変化球、、?」と笑っていたことが印象的です。彼女の年齢やテレビの経験と、掲げたキャッチフレーズの難易度を照らし合わせるとと若様の反応がむしろ妥当で、これを覆しているひなのがむしろすごい。いや、おかしい。父親が構成作家、母親がアイドルで幼い頃からアイドルの英才教育受けてましたとかじゃないと説明がつかない。さらにここへきて年齢相応の豊かな表情も見せるようになった彼女の今後の成長譚が楽しみです。

運命の三期生

先述のひなのがまず先立って配属され、その後研修生期間を設けて配属された3名。研修生は正直そこまで細かく見られていなかったのですが、配属が決まった瞬間に目にした3人に納得感というか、「なんとなく日向坂っぽいな。」と感じさせる3人でした。

ひなあいに登場するようになった3人を観ていたり、オンラインライブや『この夏をジャムにしよう』のパフォーマンスを見た時の愛らしい凸凹感で、その気持ちは日々強まりつつも「日向坂に似合う3人が配属されたのか」それとも「日向坂に配属されたから似合って見えるのか」実は最後の確信自体は持ちきれずにいました。ただその気持ちは今回の放送を観て完全に払拭されました。言わずもがなな部分もありますが、運営は日向坂にとっての2020年は相当重要な位置づけになると判断したのではないかと思います。一度にステージにあげられる人数の限界まで絞り込まれた、日向坂という言葉が似合う最高の22人。今後も楽しみにしています。

以上です。今週もありがとうございました。

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