2歳の娘に子供用の包丁を持たせてみた話

もう少し大きくなったら、本格的にお手伝いをして欲しいなと思っており、今から本人がやりたいと言ったことで火を扱うこと以外は、出来る限りやらせてあげるようにしています。以前お手伝いの本を読んだときに、「子供にお手伝いをしてもらうという事は、うまく進まないこと、できないことを受け入れる覚悟をすることだ」と書かれていて、納得した覚えがあります。

☆子どものお手伝いについての知見を得たいとおもって読んだ本

2歳位から娘に包丁を用意しました。いろいろ言っても分からないと思うので、まずは押さえている側の手を、猫の手にすることを一生懸命教えました。娘が何かをする時はなるべく口を出さないようにしているけれども、このときばかりは口を出しまくりました。指先が伸びてきたら、「猫の手!」と言って、食材を押さえている方の指が切れないように注意を促しました。

☆娘用に購入した包丁

初めて包丁で切ったものは、イチゴのヘタでした。柔らかいので切りやすいかなと思ったのです。見ていてものすごく危なっかしいので、めちゃくちゃヒヤヒヤしました。変な汗をたくさんかきました笑 「猫の手」以外の言葉も、たくさんかけたくなりましたが、娘が混乱すると思うので、我慢しました(←これも大変でした)。

イチゴのヘタは、ちゃんと切れているところもありましたが、逆に切れていないところがあったり、お世辞でもうまくできたねとは言えなかったけれども、すべての作業を終えたあと、ヘタがまだ少し残っているイチゴを、娘と一緒に「おいしいね」と言いながら食べたことが忘れられません。

でもその日以降は、ヒヤヒヤしすぎて私の気が持たないので、しばらく包丁は使わせないようにすることにしました。かわりに、食事用のナイフで柔らかく茹でたジャガイモや豆腐など、切れるものをお願いしたりするようにしました。それでも、娘の包丁のようなもので食材を切ってみたい欲は満たされるようなので、もし、子供に料理のお手伝いをさせてあげたいけど包丁はまだちょっと怖い、、という場合には、「食事用のナイフで柔らかいものを切らせてあげる」のをオススメしたいです。


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