子どものしつけについて
私は現在3歳8ヶ月の娘を育てていますが、しつけについては子育てをするにあたり常に悩みの1つであります。育児書を読んだり実際の娘とのやり取りの中で、結局ふに落ちて実践している事は、
「こちらの要望は伝えつつ、本人ができるようになるのを待つ」
というスタンスです。
娘のしつけの際に、どうしても「ダメ」と言わなければいいいけないことがあります。できる限り「ダメ」と言わないようにしたいなと日々思っているのですが、こちらの要望はちゃんと伝える必要もあります。その時に気をつけているのが、否定形で伝えるのではなく、やることを伝えるということです。
例えば、公共の施設の中でいろんな人が行き交っていて走ってほしくないとき、「走っちゃダメ!」と伝えるのではなく「歩こうね」と伝えます。
ご飯の時は、「残しちゃダメだよ」ではなく「全部食べようね。」などと言うようにしています。
道路では、「車に轢かれちゃうと危ないから、道の真ん中を歩くのではなくすみっこ歩こうね。この緑になっているところを歩こうね」と伝えます。
このやり方は育児本などにもよく書いてあり、なるほどなぁと思って試してみたのですが、確かにその通りだなぁと思いました。「ダメ」と言われたところで、じゃあどうすれば良いのか、3歳児にはそこまではとっさに判断できないと、見ていて感じます。
ですので、散らかしっぱなしの時は、
「遊んだら戻しておこうね」
勝手に人のおもちゃを取ろうとする時
「見せてって言ってから使おうね。」
公共の場でおもちゃを乱暴に扱う時
「このおもちゃはみんなのものだから、壊れないように優しく使ってね。」
お店の商品で遊び始めた時
「これがお店の商品だから、ベタベタ触らず、見るだけにしようね。」
乱暴な口調でなにかを言われた時
「優しく言ってほしいな!」
などという感じです。
もちろん、これで全て伝えた通りになることはまずありません。だいたい最初は10回言って1回できたらいいぐらいの感じです。。。だけど、何も言わないのと言うのとでは、大きな違いがあるように思うのです。
親の要望が通りに子供が動くことはありません。「できなくて当たり前」と思いながらこちらの要望を怒らずに普通に伝えるのがポイントだと思います。その方が、子どものその時はその通りに出来なかったとしても、聞く耳を持ってくれると言うのは実感しています。というか、こちらもイライラして怒りたくなってしまうのですが、そこで怒ってしまうと、子どもはその内容よりも「怒られたこと」で頭がいっぱいになってしまい、こちらが本当に伝えたいことが伝わらなくなり、この伝え方は違うなーと実感することが多かったのです。
こちらの要望を伝え、もしそれができたら、ちゃんとお礼をいったり褒めることが大切です。その時に、「がんばったねー」とか「ちゃんとおもちゃの気持ちを考えられたんだねー」など、その経過を褒めてあげるのがポイントだとよく書かれているので、意識するようにしています。
★しつけについて読んで良かった本
最近娘に怒ることが多いような気がする、、と思った時に読み返しています。↓
「こちらの要望を普通に伝えて、出来るようになるのを待てばいいのです」
というのは、この本に書いてありました。↓
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