【ヴァイス】WGP2017仙台地区大会で受けた警告について
自動で処理してくれるデジタルゲームと違い、アナログゲームは処理を間違えてしまうことがあります。
こちらの記事に便乗して、今回はWGP2017仙台地区大会5回戦の試合で自分が処理を間違って警告を受けた話をします。
使用デッキ:キルラキル
レベル:レベル2から3に上がると同時にリフレッシュ処理を行った
間違えた点:先にレベルアップ処理をしてしまった
本来であればクロック置き場の6枚はリフレッシュ時に山に戻らず、リフレッシュ後にレベルアップ処理をするため控えに落ちるはずだった
問題点:お互いにその6枚を把握していなく、再現が不可能になった(CXはクロック置き場になかった)
結果:相手プレイヤーがデッキの中からCX以外のカードから6枚選び控え室に送るという裁定で試合続行 及び警告
このような結果になりました。
ただこの裁定では、ミスした側のプレイヤーが有利になってしまう可能性があります。
ヴァイスシュヴァルツというゲームはCXが重要で、山札の中にあるCXの割合が高いほどキャンセルしやすいです。
控え室に置かれるカードが山に戻るということはミスしたプレイヤー側の山が弱くなるため、ペナルティとして山に戻した状態で続行することになるのかなと思いました。
とはいえ、本来控え室に置かれるキャラが山からサーチできるようになるなどメリットも考えられます。
そのため状況の再現は不可能かつミスした側のプレイヤーが有利になってしまう場合を踏まえると、失格になりうると思っていました。
ただジャッジ側の意図としては、なるべく失格にはならないように善処したいとのことでした。
始めはCX以外のカードをランダムに6枚控え室に置くという裁定になりましたが、対戦相手の方が納得いかず上告。
上告が行われ、ヘッドジャッジが下した裁定は、相手プレイヤーがデッキの中からCX以外のカードを6枚選び控え室に送るという裁定で試合続行、及び警告となりました。
これは対戦相手の方も不服でした。
というのも、引いて強いしめくってドラになるレベル3を控えに落とすと2枚回収イベントで回収されてしまうし、控え回収を嫌ってレベル0を落とすとキルラキルは指定のレベル0をマーカーに敷く行動が強いため裏目になります。
もちろんキルラキル以外にも裏目を引くことがあるのは当然ですが、使っていたデッキがキルラキルということもあり尚更影響力が大きかったと思われます。
対戦相手の方はしぶしぶレベル3を落とすことを選びましたが、自分の手札には2枚回収イベント(かけなか)があったのでレベル3を拾ってアタックしてゲームに勝ちました。
相手の方からすると相手のミスが有利に働いて負けたことになるので不服だと思いますし、申し訳ないです。
重ねて、10分以上大会を遅延させてしまったため、参加者及び大会運営の方々には申し訳ありませんでした。
対策
・普段から手順を意識してプレイする
人間はミスがつきものですが、反復練習を行うことで発生率を軽減できます。数をこなすのも大事ですがミスなくこなすのも重要です。
余談ですが、フリーだからと甘えて巻き戻しをさせてもらっていたら決断する勇気が薄れてしまい、大事なところで踏み切る勇気がでなかった経験があります。
その時の仙台の決勝戦がまさにそうで、相手はレベル1ー4くらいで山3中CX1の山、こちらは山4でCXを貼って山1残しで手札の控えをリフレッシュで山に戻すのか、山3にして手札にCXを抱えておいて次の入る山で打つかを判断しきれず、1分半ほど悩んでしまいました。
不利なラブライブサンシャイン相手なのもあり、正解択は貼って山にCXを返しつつ打点が入ってくれるのを祈ることだと後で反省会をして気付かされました。
警告を受けた時といいこのミスといい、丁寧に取り組んでいなかった練習不足の現れがこの結果だったので、今でも印象に残っています。
ルールはもちろん、CXの貼り方など基礎の基礎から、何事も細かいことから1つずつ丁寧に練習することが円滑なプレイと勝利への第一歩だと思います。
・緊張しない環境作りをする
注意することといえば落ち着いてプレイしましょうということですが、予選抜けがかかった最終戦で緊張もあって、自分でも相手に指摘された時になぜこんなミスをしてしまったのか不思議なくらいでした。
この日は夜行バスで朝5時に仙台入りしました。東京から仙台は夜行バスで行くには近く、12時に乗っても早朝には着いてしまいます。
空いている施設もなく暇をつぶせず、9月末とはいえ早朝で寒かったです。7時にやっとスタバが空いて暖を取れましたが、ただでさえ夜行で疲れた上に待ち時間の寒さに見舞われ、大会中は緊張するのでコンディションは最悪でした。
お金をケチらず新幹線で行ったり前日入りしてホテルに泊まる、事前に早朝から空いている銭湯を探しておくなど、メンタルに関しての対策方法はいくらでもあるので、今後は意識していきたいと思いました。
ジャッジ案件を共有すると共に、反省文とさせて頂きます。
追記:
RT先のツイートを見たところ思ったよりも処理について言及している方が多く、誤った認識が多そうだったので、リフレッシュとレベルアップの処理について追記します。
今回のケースではダメージなので、リフレッシュ処理とレベルアップ処理は選べません。(Q86)
オカケンなどの場合は選べるそうです。(Q88)
応用として、オカケンを使用した場合にクロックにあるカードが欲しい時には、先にレベルアップ処理をしてからリフレッシュすることで欲しいカードをサーチするといったこともできます。
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