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サイコロサイコ第三の出目をプレイしたあらすじと言うか感想基レビュー

第三の出目、骰子(クローバー)

例によってネタバレ等あるので未プレイの方は要注意で。今回の主人公めたろーは気だるそうに机に突っ伏して寝たふりをしているタイプ。その実は平凡な一般高校生を装ってただ静かに暮らしたい。そこへ七七と雪丸が登場して主人公に声を掛けるという大体いつもの構図。しかし出目3はこの初っ端から赤い選択肢が登場という。
因みに今回のヒロインの名前は「骰子」という文字。これ単体でもサイコロの意味であるが一般的には「賽子」若しくは「賽」単体を用いるだろう。ゲーム開始時のOPにある体と心が焼け付くほどの熱い痛みという文章で「あっ、今回は焼身ネタが出て来るな」って察しましたね。サイコロサイコも出目3までやると大分耐性が付いてきますからね。更に骰子の骰と言う文字が骸(むくろ)を連想される、文字が似てますからね。今回のストーリーのメインに絡むだろうと開始した辺りで思いましたね。
クローバーと言えば花言葉は復讐と言うのは割と有名な方だと思うので、CHARONゲーなら来るかなとも思いましたが葉の枚数によって花言葉も変わるので何とも言えないですね。まあ結局この予想は外れましたが。少し闇寄りに考えすぎたのかな?と、出目3だけ脚本は違う人なので他と比べてストーリーは若干ライト、血みどろ感が無いって言う所がありますね。他の出目のストーリーと比べてですが。

BAD END1
うるさい…を選んだ場合。七七と雪丸の簡単な解説が入った後に幼馴染で昔はよく遊んでいたと、しかしある時期を境に主人公は変わってしまい二人と距離を置くことに。どうして二人は自分に話しかけて来るのだろうか?幼馴染ゆえの同情か?いいや純粋に友情だろうか?そんな捻くれた考えをしてしまう主人公、気が付けば放課後に。下を向いて帰る途中ふと顔を上げるとボール遊びをしている子供が目に入る。そして子供が持っていたボールは道路の方へ転がって行ってしまう、主人公の目には走ってくる車が見えていた。子供は当然そんな事には気付いていない。
次の瞬間には主人公が子供を庇って道路へ飛び出し、車に轢かれてしまう。幸い即死には至らなかったが非常に危険な状態。意識が朦朧とする主人公の耳に名前を呼ぶ声がする、七七と雪丸である。ここで主人公が二人の様な明るい存在に内心憧れていたた同時に煩わしくも思っていた事が分かる。それでつい今朝はうるさいなどと言ってしまった、が後悔しても時すでに遅し。自分は最後に二人の様な光の存在になれただろうかと思いながら力尽きる。

おはようと普通に挨拶を返すとBAD END1と同じように二人の紹介があって他愛もない日常の会話が始まっていく。しかし主人公は常に仮面を被った生き方をしており如何に目立たず、トラブルにも巻き込まれず平穏に暮らすかを考えている。そうしてめたろーと言うキャラクターを演じている。本当の自分を知るのは「あの子」だけで良いと意味深な文章も混ざりながら。
ここで視点が変わって骰子側でストーリーが進んでいく。骰子と主人公二人だけの秘密の花園、ここで毎日主人公が来るのを待っているそうだ。しかしここには何もないらしい...。骰子が主人公を待っているとじゃりじゃりと足音が聞こえて主人公がやって来る。クロワッサンをお土産にイチャコラしていて一見すると平和でほのぼのしている様子。その後二人は花畑に横になるが骰子のセリフと言うか骰子の心情に若干の違和感を覚える。後に明かされるであろう伏線か。

場面変わって主人公の家庭事情。母子家庭の様だが主人公は母親を酷く嫌っている、と言うよりも恐れている。この説明からするとほぼ毎日殴られている様子。母親はストレスが溜ると酒に逃げる癖があり、主人公を殴る。そんな母親だが外面は良いのでこの問題が表に出ることは無い。CHARONゲーだと大体はヒロインが悲惨な家庭環境っての多かったけども主人公が悲惨な家庭環境ってのはちょっと珍しいかも。フルボッコようちえんの主人公も悲惨と言えば悲惨なのかな?あっちの母親は主人公に優しいけどね。私もまだそこまでCHARONゲーを数やっていないので何とも言えませんが。
主人公がまだ小さい頃の回想、ある日耐え切れなくなった主人公は家を飛び出し夜の公園で時間を潰す。まだ小さい主人公が自力で行ける範囲ではこの公園が小さな世界の最果て。大きくなったら家を出て逃げ出したいと考えるようになった主人公、そこで出会ったのが骰子である。そこで初対面にも関わらず主人公は自分の辛い事を全て話す、親身になって聞いてくれる骰子。話を聞き終えた骰子は主人公の頭を優しく撫で、その優しさやぬくもりが主人公には初めての様に心に染み入った。そして二人だけの秘密の場所として廃墟へ案内され、以後主人公はそこに通うのが日課となる。

今までのレビューでは飛ばしていた謎空間こと夜空の下の花畑シーン。ここで運命に抗いたいならサイコロで最大数の出目を出せって言っているのがグランドルートを制作する事の伏線なのだろうか。まあサイコロで1~6まで作品作ったら7作目を外伝的ポジション等で出すのは予想は容易い。そして度々出てくるサイコロの表裏を足すと7になるという言葉。一般的なサイコロは1の目の反対側は6と言う風な構造になっていますからね。個人的に遊戯王(カードゲームする前のも含めて)が好きなのでサイコロのトリックと言うかネタは予想通りって感じでした。この辺の話はまたグランドルートのレビュー記事で。

場面変わってまた教室、放課後のチャイムが鳴り主人公の頭の中は骰子の事でいっぱい。急いで行きたいと思っていた所へ七七と雪丸が登場、遊びに誘って来るが絶対に行きたくない主人公。しかし嘘の仮面を付けているので人間関係をそれなりに維持しつつ上手い事断らなければならない。この場は主人公はお金を貯めて早く一人暮らしをしたいと普段から言っていた事実が役に立つ。なのでバイトで忙しいのだろうと察してくれる雪丸、尚バイトは全くしていない主人公。嘘の中に少しの真実を混ぜると効果的ってのはよく聞く。だが余計なお節介と言う奴だろうか、七七が主人公の後を付ける事に。これはまずい事になる予感が凄いした。
骰子の所へ向かう途中、主人公はなぜ自分がこんなにも骰子にこだわっているのか少し考えるがそんな事は些細な問題と直ぐに考えるのを辞める。幼い頃から自分を支えてきた存在であり恩人なのだからと。ここで気になる一文が目に入る「骰子はあの花園から動けない」、これは非常に怪しい一文である。骰子自信はあそこで暮らしている?何もない廃墟で?私はここで地縛霊的な存在であると予想しましたね、名前からして本当はもう骸になって死んでいると。死因は火事とかによるものだろうと。

骰子の所へ到着する主人公。今日は七七と雪丸に時間を少し食われたので走って向かう。そこまでして自分に早く会いたいと思っている主人公の行動に喜ぶ骰子。そうしてまた二人でゆったりのんびりと幸せな一時を過ごす。しかし忘れてはいけない、七七が尾行していた事を。二人の姿を見て何かに戦慄する七七。ここで選択肢

BAD END2
あんなの見過ごすわけにはいかないを選んだ場合。突入して主人公に何をしているのか問い詰める七七、主人公は今まで見せた事のない怒りの表情で「出て行け、ほっといてくれ」と言うが友の為に頑張って追及する七七。「どうして"そんなの"がそこにあるの」と、一体何があるんでしょうかねえ。その次の瞬間ふいに主人公が七七に殴りかかる、反射的につい主人公を突き飛ばしてしまう七七。突き飛ばされ倒れたまま動かなくなる主人公、なぜなら不幸が重なり突き飛ばされた先に尖った瓦礫があり、それが主人公の頭に突き刺さったのだ。嘘でも夢でも無い、ただ赤い血が流れ続け現実である事を七七に突きつける。

その場を大人しく立ち去ると、七七は主人公の家へ向かう。その道中昔はよく主人公と雪丸の三人で遊んだなあとか、あの頃の主人公は一番元気でやんちゃだったとか。しかし小学校の途中から人が変わったように口数が減って一人で居る事が多くなった。でも話しかけると普通に受け答えするのでそういうものだろうと当時は思っていた様だ。だが先程見かけた光景にから不安が大きくなる。そうこう考えている内に主人公の家へ到着、呼び鈴を鳴らすと母親が出てくる。そこで最近の主人公の様子について聞いてみる七七、返答は主人公が最近家に帰っていないというものだった。

いつもの様に家から逃げ出して楽園へ来る主人公。そこで夢を見る。目の前にバケツを持って立っている骰子、しかしバケツの中身は水では無い。妙な臭いがする液体、具体的に記載はされていないが恐らく灯油でしょうか。燃え方や入手のし易さ的に。骰子がバケツの中身を頭から被り、懐からライターを取り出す。「もうおわりなの、いやこれははじまりなのかも」と言った妙な事を言い出し「私の事を忘れないで"約束"したよね」とか「私だけをずっと見ててね」と言い放った後に着火して焼身自殺をする骰子。そんな嫌な夢。
目が覚めて隣で眠る骰子の姿を確認する。しかしそれでも不安は全然消えない。呼吸が早くなり頭はくらくらし視界は歪んでいく。朧げな意識の中主人公を呼ぶ声がする。ここで選択肢。

BAD END3
もう何もわからないを選んだ場合。その声が誰なのか分からず、もう主人公の耳には自分の心音と呼吸音しか聞こえない。それが更に不安を大きくしていき、どんどん揺れていく視界。ここはどこだろうか、そうだ夢の中なんだと思い込む主人公。周りを見ても誰もいないし何もない。その内にも視界はどんどん白くなっていく。この夢はいつ覚めるのか、骰子に会いたい、どうすればここから出られるのか。もしかしたらずっとこのままなのではないか?とおぞましい考えをし更に不安が加速した瞬間。視界が一気に真っ黒になる。上下左右も前後も、自分が今立っているのか座っているのかすらも分からない。膝を抱えて骰子の名前を呟きながらBAD ENDでお終い。

聞き覚えがある大好きな声だを選んだ場合。主人公は呼吸がどんどん早くなり、涙も鼻水も涎も垂れ流し体の震えが止まらない。そこに急に柔らかな感触と共に暖かさが拡がる、真っ暗だった画面も明るくなる。それと同時に呼吸も落ち着いて、心臓の鼓動も元に戻ってくる。視界も元通りになりいつもの花園が映る。目の前には心配そうに主人公の顔を覗き込む骰子の姿が。
だが今の主人公には言葉を発する余裕すらない。優しく主人公を抱きしめる骰子、抱き返す主人公。夢の中で見た廃墟が何かと重なっていただなんてどうでも良いと思える位に、今は彼女と離れたくない今日は学校をさぼろうと思う主人公。

場面変わって図書館へ。どうやら七七が雪丸を連れて調べものにきた様子。調べものの内容は主人公が通い詰めている廃墟で過去に起きた不審火について。この事件が起きたのは彼らがまだ小学生だった頃。しかしその頃には既に廃墟になっていたので火事なんて普通は起こるはずがない。昨日見た光景と言い主人公の様子と言い、不安になった七七は少しでも手掛かりを求めて図書館に来た訳だ。そこで見付けた記事によると不審火の原因は不明、しかし同じ紙面に女子小学生行方不明の文字が。両事件の時期は近く場所は廃墟付近...
当初は骰子は火事で亡くなったのかと思ってましたけど、主人公が見た不穏な夢と言い廃墟で起きた不審火と言いこれはもう過去に骰子が焼身自殺でもしたと言っているようなものじゃないですか。他の可能性としては拉致されて火をつけられたとかですけど、主人公の見た夢は実際に過去に見た忘れたい記憶が呼び覚まされた物と考えるとやはり前者か。しかしこの辺までストーリーを進めて行くと主人公は本当友人に恵まれてるなと思える。ここまで心配して行動を起こすなんて大したものだ。まあ他の出目でも七七と雪丸は友情に厚い場面もあるのだけれどね。

今夜も骰子の所へ行く主人公。そこで骰子は不意に主人公に問いかける。「主人公にとってわたしとは何か?」この時の返答として赤い選択肢が出るのだが「僕の全てだ」の1個だけ。隠し選択肢とかあるのかとカーソルを動かし回したが特に何もなし。恐らく主人公の強い決意を表した演出なのでしょうかね。
この返答に対して骰子は「私はあなたしか見ないから、あなたも私しか見ないでね」と約束を持ち掛ける。わかったと了承する主人公に渡された物はクローバー、花言葉は約束。この約束を絶対に忘れないでねと...
当初は復讐の花言葉で来るだろうと思ったが、約束を忘れないでねと言った意味で約束の花言葉が出て来るとは予想外。クローバー、別名シロツメクサとも呼ばれている道端や公園で良く見かける白いお花。小さい頃はこれで花冠とかよく作った方もいるだろう。他には四葉のクローバーを探したりと子供には馴染み深いお花である。こう考えると主人公と骰子の生前の関係はどんなだったのかと妄想が広がる。尚サイコロサイコにおいてはシロツメクサと呼ばず敢えてクローバーと言う呼び方で徹底させて頂きます。この理由はいずれ分かりますよいずれね。

今日はちゃんと学校へ来ている主人公、しかし頭の中は早く骰子に会いたい事と昨日見た骰子が燃えている夢について考えたり。放課後のチャイムが鳴ると直ぐに出て行こうとするが友人二人がそれを遮る。普段の主人公ならば冷静に対処して回避出来ただろうが、今の状態では頭が回らずついボロを出してしまう。そのまま校舎裏へ3人で行き、七七から衝撃の事実を突きつけられる。実は昨日尾行していた事、あの廃墟で昔火事があった事、女子小学生が行方不明になった事、その女の子の名前が骰子である事。止めに「あんな場所で一人で何をしていたの」と質問される。

BAD END4
話す事なんて何もないを選んだ場合。主人公はその場から逃げ出し骰子の名前を口走りながら彼女の元へ走っていた。すると主人公の目の前に女性が現れる。一瞬骰子かと思った主人公だが、よく見ると身長等違いがある。骰子が成長したらこうなるだろうと言った姿であった。その女性が主人公を見て何かを察し「やっぱりあなただったのね」と言い、グサリと主人公を刺す。恐らく骰子の母親で仇をずっと探していたのだろう。そして主人公が娘を誘拐なり殺害なりした犯人と勘違いしての結果であると考えられる。主人公は最後に「やっぱり母親は怖いな」と思い息絶える。
このENDから主人公と骰子は過去に面識があると読み取れる。骰子の母親が主人公を外見で誰か判断している辺り過去に主人公と骰子は友人関係でよく一緒に遊んでいたのだろう。そうであれば子供の頃の主人公の顔を知っていて、高校生となった主人公の事を判断出来ても不自然ではない。おまけに骰子の名前を連呼していたのだから。

一人なんかじゃないを選んだ場合。骰子は死んでいると主張する七七と骰子は生きていると主張する主人公。お互い平行線で話すだけ無駄と感じた主人公はその場から駆け出して骰子の所へ向かう。その最中も最近見た嫌な夢や不安感からもしかしたらと考えてしまう主人公。だが到着すると骰子はちゃんとそこにいる。しかしいくら触れても心の内にある恐怖が消え去らない。この恐怖を塗り潰すべく邪な感情に任せて骰子を押し倒すが満足感は得られない。そこへ再び現れる七七と雪丸。ドン引きしている二人、ソレ?遺体?一体何を言ってるんでしょうかねえ。ここで終焉の選択肢。

BAD END5
骰子は笑っていたを選ぶと。漸く骰子が笑ってくれた、さっきまで感じられなかったぬくもりが感じられるようになる。二人が何か言っているが主人公にはもう骰子の声しか聞こえない。骰子が「ここはうるさいから移動しよう」と提案する。言われるがままに主人公は連れていかれ、花園の奥にある崖へ到着する。ここで再度確認される"約束"。二人はずっと一緒、私はあなたであなたは私。意味深な言葉を言う骰子、そう言って両手を伸ばす骰子に応じるように主人公は一歩前へ進み骰子へと歩む。その刹那体に感じる浮遊感、落ちていく感覚。最後に聞こえる言葉は骰子の「私だけを見ていて、これでずっと一緒」と言った呪いじみた言葉。その後何かにぶつかって弾けるような演出の後BAD END。恐らくは崖から転落、ぐしゃぐしゃになってお陀仏。

HAPPY END
骰子は泣いていたを選ぶ。突如目の前に現れる骸。骰子はどこへ行った?目の前の骨は何だ?主人公が繋がっているのは一体?突如主人公を襲う強烈な頭痛、何か嫌な記憶を思い出したかのような忌まわしい過去の記憶。辺りを見渡す主人公、そこは骰子との花園でもなんでもなかった。ただのゴミにまみれた廃墟であり蠅が飛んでる臭い所。途中カサカサ音がしていたのもGとかの伏線だったんでしょうね。端からここには何もなかったと。
ここでも主人公は昔の約束の通りに骰子だけを見ていてと言う最早呪いと言っても良い位の約束を律儀に守り続ける。その骸が骰子本人の物かどうか定かではないが骸を抱きしめて何かにすがり続ける主人公。その後通報により二人は引き離される。その後主人公は目を瞑って現実から目を背ける。目を瞑れば骰子が居る。花園があり声も聞こえる。最後には骰子が主人公を後ろから目隠ししているスチルでエンディングへ。恋は盲目と言うがこれは最早それを通り越した呪いであろう。

エンディング後に恐らく本物であろう骰子が登場する。表現的には画面の向こうのプレイしているあなたへ語り掛けていると言ったものか。そこでは骰子が主人公の事が大好きな事、人は簡単に変わってしまい心が移ろいゆくものと言った事が語られ。最後には主人公が骰子だけを見るように主人公の目を塞いだと告げる。ここで言われている抜け殻は恐らく骰子本人の骸だろうか、それよりも気になるのは主人公が今まで見ていた骰子の反応である。常に主人公にとって都合の良い、自分が望んだ回答をしてくれるそんな存在。だがこれも主人公の置かれている境遇を考えると逃げたい気持ちも分からなくもない。自分を全肯定し、気持ちのいい言葉を投げかけてくれる存在ってのは一度嵌ると抜け出せないのだろう。
骰子がなぜ焼身自殺をしたのか、それは非常にシンプルなものである。主人公に強く自分の印象を焼き付けたかったから。自分だけを見ていて欲しかったから。小学生ながらにそんな行動をする辺り流石サイコロサイコと言った所である。

最後に

サイコロサイコ出目3まで来ました。メンヘラフレシアといいサイコロサイコを既に2つプレイしているので耐性は大分ついてきてますからね。予想もまあまあ当たっていたって感じです。最後は四葉のクローバーで締めるとは思いませんでしたが。出目3なんだから三つ葉のクローバーと思ったんですけどね。余談ですがクローバーのその葉の枚数で花言葉が複数あるとか。更に余談ですがクローバーに似ている雑草的なお花ではカタバミがあります、こちらは葉っぱの形で見分けが簡単に付きます。どちらも三つ葉な見た目ですが葉の形状が異なります、クローバーは丸い葉ですがカタバミはハートの様な葉が3枚が基本です。花の見た目も異なります。クローバーは基本白いお花、カタバミは黄色いお花が咲きます。そしてカタバミの花言葉は喜びや母の優しさ、今回のストーリーとは全くもって異なります。この二つは見た目が似ているので余談として少々語らせて頂きました。因みにこのカタバミも環境によっては四葉になるので、一見すると四葉のクローバーと勘違いすることもあります。
お花話で長くなってしまいましたが、今回の話の肝である骰子ちゃんが主人公の目を塞いだ行動。好きな相手の目の前で焼身自殺という非常にショッキングな行動は凄まじいですね。最高で最悪のラブコールですよ。相手の記憶、印象に深く刻み込むにはかなり効果的ではないかと個人的に思っています。また余談ですが東方アレンジの歌ですがNeGa/PoSi*ラブ/コールと言う歌の歌詞が頭に浮かびましたね。目の前で人が死ぬようなショッキングな物を見てしまうと結構トラウマと言うか印象に残るらしいですからね。友人が朝からトラックのタイヤに巻き込まれる人間を見かけたって話を聞いた限り、なかなかに堪えるものがあったようですし。今回の主人公は恐らく当時小学生の嫌な記憶だけを封印して過ごしてきたのでしょうかね。人間にはエゴ、イド、スーパーエゴと言う自我があるのでその辺が関わっていたり?いずれにせよこれは創作、弱った主人公の心を支配するのは容易いものと考えますね。正直これでも他のCHARONシナリオに比べれば比較的ライトだと思ってますからね。
だから皆是非DLしてプレイしよう!