見出し画像

もしもネロクロスファイアがフリゲになったら(本物)の制作話 その2

はじめに

制作話その1はこちら
ついにこのゲームをネロクロスファイア本人様がプレイして下さったので
制作話その2です。作ろうと思った切欠とかの話はその1の方で大体書いてあるので、ここではゲーム内の設定とか攻略とか元ネタとかそこら辺を書いていくつもり。ネタバレ満載なのでこれからプレイ予定の方は要注意。
華麗なるネロクロスファイア本人の実況プレイ

ゲームのダウンロードはこちらから
※要PC

スマホしか持っていない人専用の救済措置はこちら
※仕様上動きがちょっともっさりしてたり、BGMが遅れて再生されたりします。それでも遊びたいって方向けの苦肉の策。
https://plicy.net/GamePlay/138780

ゲーム内の設定とかについて

公式からの情報が少ないので、配布ボイス等からなんとか世界観の情報をかき集めての作成。取りあえずどっかと戦ってる(相手は人間)と言う事が過去の配布ボイス等から分かるので、それを基準として戦争相手の国をお隣に配置。国境線付近だと色々トラブルを起こしやすくてゲームの進行上便利な設定なので、雑魚敵に魔物だけでなく敵兵を配置する事も出来るし。
OPイベントで(スーファミのFFみたいな)飛空艇に乗って向かっているシーン、本来はデルタクロスの技術力の高さからメカメカしい乗り物にしたかったけども素材の都合上と作者の好みからこうなった。
更にOPイベントでいきなり討伐対象のドラゴンと出会うが、5ターンで逃げるので絶対に倒せない(HPは10万)。ゲームにおいて序盤からだらだら説明が流れたり、会話イベントばっかりでなかなかプレイヤーが操作出来ないのは飽きられてしまうと言う説があるので、取りあえず最初に操作出来るタイミングがバトル。他の理由としてはネロクロスファイアの出番がラスト付近しかないので、何とかして出番を増やす目的もある。その結果FF7で突っ込んできたモンスターを返り討ちにするセフィロスとクラウドのイベントみたいな感じになった(この時セフィロスは自動で動くのでその点が違う)。因みにこの戦闘でBYSはワンパンで倒されるかどうかのラインなのでスキル無しで生き残れたら運が良いレベル。(FF7のイベントでもクラウド大抵戦闘不能になっていた記憶が)
仮設基地について。デルタクロスの技術力で遠征用の道具を小型化していっぱい持ち運べるだろうと言う想定。基地内には一般バディや諜報部の方々が居るけど、特に誰がモチーフとかは無いです。適当にそれっぽいモブ台詞要員と説明要員を配置しただけです(諜報部のクロサキさんとかレア過ぎて正直存在を忘れていました)。どこでも便利なショップ要員としてうなぎさんを配置、どこに居ても何となく違和感無い便利キャラな気がするのでこのポジションに。回復ポイントをどうしようかと考えた時に、素材に天使の像があるのを見つけて、じゃあレムエル像にしようって事で即決。
トライフリゲーの村について。ただ単にずっとダンジョン進んでボス倒しての繰り返しだと代り映えしない風景が続くので、それを脱却する為に取りあえずで用意した村。当初は色んなフリゲを布教しまくる全くゲーム本編と関係無い村にしようかとも思ったけど諦めた。結果普通に世界観を演出したり、敵の情報を教えてくれたり、武器入手イベントがある普通のRPGの村になりました。
レアエネミーについて。各ダンジョンには出てくる雑魚敵の情報を簡単に教えてくれる人や看板がありますが、2つ目と3つ目のダンジョンには1体だけ情報に載っていない敵が出てきます。いきなり情報に無い敵が出てきてびっくりしていたのは狙った通り。倒すと10%位の確率でレアアイテムをドロップします。因みに出現するのは確率で無くダンジョンの一部エリア内のみ。レアアイテムと言っても普通にクリアするだけなら無視しても問題無いアイテム。

アイテムとかスキルとか

回復アイテムとか武器防具どうしようって割と悩んだ。その結果
HP回復:応急治療キットシリーズ、なんかこうデルタクロスの技術で凄い医療技術とか道具とかありそうって事で。
SP回復:コーヒー類。リフレッシュしたりシャキッと出来たりするイメージがあるので。カフェイン is パワー。後ネロクロスファイアはコーヒー好きなので。黒の指揮は実際に販売したコラボ商品、ただ豆そのままなのでゲーム内では既に完成品を保温ボトルに入れてて直ぐに飲めると言う事で。
状態異常系:RPGなら毒とかの状態異常がよくあるけども、初心者向け設計のつもりなので不利な状態異常は一切無くしました。ただ、敵の強化状態を解除するアイテムだけは用意。それがアイスバケツチャレンジ、氷水をぶっかけるとか言うふざけたアイテム。実質1ボス相手専用アイテム。
簡易蘇生キット:戦闘不能状態から回復するなら電撃しか無いなと思って作った奴(さあ、蘇るのだ、この電撃でー!!)、でもHP1で復活はちょっと厳しかったかも。このゲーム戦闘終了時にどっちみちHP1で復活するし、倒れてても経験値は入るので。

味方のスキルについて。ビッグスは攻撃寄り、ウェッジはサポート寄り、BYSは2人のスキル両方覚える上に味方全体バフも覚える。ネロクロスファイアは最初からBYSの上位互換レベルでスキルが使える。
応急処置はRPGにおいて回復技は必須と言う事で全員最初から使える事に。応急処置Sは消費SPが多いけど通常の応急処置よりも回復量が多い、所謂戦闘中に回復が追い付かない時に使う用。移動時は応急処置を連打した方がSP節約になる。ハイスピードオペ系は先制発動で回復するので敵の攻撃を受ける前に回復出来る、尚回復量は通常と同じ。割と使う場面が多いかもしれないけど、実は素早さがめちゃくちゃ遅い敵も居るのでその辺に気付けるとSPの節約になる。応急治療キット散布系はアイテムを消費して味方全体を回復するスキル、回復量は固定数値。イメージとしてはFF4のギルバートみたいな感じ。このスキル、当初はマジで使い道の無いスキルだったので消費SPを極端に減らした。唯一の全体回復だけど回復量の少なさが微妙なスキル。
その他足払いとか体当たりとか。足払いは高確率で相手を転倒して1ターン何もさせないスキル。ただ効かない相手には絶対に効かないので注意、主に1ボスをこれで無力化させる位しか出番が無いと思う。勿論3ボスには効かない。体当たりは低確率で転倒を付与しつつダメージを与えるスキル、弾切れ時に唯一攻撃できる手段。攻撃スキルは他に掃射があるけども本人のプレイでは一切使われなかった。アサルトライフルの弾を消費して敵全体を攻撃する(装備している武器は関係無し)ほぼ必須スキルだけども使わなくても案外行けるものなんだなあと思った。攻撃力依存の威力なのでロケラン担いで掃射するってのが定番。

その他元ネタとか色々

味方2人の名前:ビッグスとウェッジはFFにおいて良く出てくるモブの名前。今回はFF6イメージ。
アラケスブートキャンプ:素材元にパロ素材があったので採用したまあ見たまんまロマサガ3のアラケス。名前のブートキャンプは元ネタにてアラケスが技を閃くのにちょうどいい相手として利用されている事から。因みに戦闘開始前の台詞は本体の台詞だけど戦闘グラは幻影の姿。使用する技もやきごてとか大車輪(実際は大回転)とか元ネタ通り。
オオカミメイド:使用する技から分かる人には分かる元ネタは遊戯王のドラゴンメイド。技も元ネタになるべく近づけてある。
お心づくし:下っ端オオカミを呼ぶ。元ネタだと手札、墓地から特殊召喚するので。
お出迎え:敵全体の攻撃力と防御力を永続で上昇させる、が基本的にバフは50%だがこれだけは10%しか上昇しない。元ネタは永続魔法でフィールドのドラゴンメイドの数×100、攻撃力守備力を上げる為。
お見送り:敵一体をそのターンどんなダメージも0にする、先制発動。元ネタは速攻魔法で次のターン終了時まで戦闘・効果で破壊されない耐性を付与する為。
お片付け:味方一人のバフを解除する。元ネタは相手のフィールド・墓地のカードを手札に戻す。流石に再現が難しかったので使われると割と嫌なバフ解除の効果にした。お片付けだし。
リラクゼーション:敵一人のHPを100ちょい程回復する。元ネタはデッキからカードをサーチしたり相手の魔法・罠を手札に戻すけども、これも再現が難しかったので名前から単純に回復技に。
死を運ぶ黒い翼:名前と見た目のモチーフはゼノギアスのゼプツェン。使用技もミサイルポッド単体版と全体版、後は命中率がかなり低いけど当たると大ダメージを食らうグラビトンパンチ。ロケランはこいつへの救済措置、レッドドラゴンよりも防御力が高いので。ロケランは相手の防御力を無視してダメージを与えられるので。ドロップアイテムの高速神経回路の説明文も元ネタの設定から。
エリンギ:エリンギで跳ぶ、はアニメ錆喰いビスコの2話のタイトル。ゲーム制作時に放送されてて当時嵌ってたアニメなので。
首狩りウルフ:見た目に反して凶悪な攻撃をしてくるのは某うさぎモチーフ。つまりボーパルバニー。
森の賢者:ゴリラは森の賢人とも言われている為。因みに唯一逃げるを行う雑魚敵、この辺も実際のゴリラの性質。
赤髪のお仕事姫:2ndダンジョンのレアエネミー、名前のモチーフは赤髪の白雪姫。戦闘スタイルは全く似ていません。実は当初はどこからともなく王子がやって来て攻撃してくるスタイルにしようかと思ったけど没にした。ドロップアイテムは医療の心得。
拗らせたミリオタ:3rdダンジョンのレアエネミー。モチーフは特に無いです。回避率が50%あるので攻撃が当たりづらいだけの厄介な敵、ステータス自体は全く強くない。ドロップアイテムはギリースーツ。
オートK18:元ネタはAKシリーズから。18は多分ネロクロスファイアの年齢だったと思う。
HK4アサルト・ノーマル:HK416とM4をごっちゃにしたネーミング。
M416カービン・カスタム:HK416とM4をごっちゃにしたネーミング。こっちはカスタムで使い易くしてるので攻撃以外のステータスもちょっと上がる設定。
WC1887:元ネタはウィンチェスターM1887。
SPS18:元ネタはフランキ・スパス。18は多分オートK18と同じ理由だったはず。
レミングスM870:元ネタはレミントンのM870。レミングスはレミングと言う実在のネズミをモチーフにしたゲーム。
M1トムソンA1:元ネタはトンプソンM1A1。
イングラムマック-10:元ネタはイングラムM10。
アンタッチャブル・ドラムマガジン:元ネタは映画アンタッチャブル。マフィア映画で良くトンプソンが使用されている為、それのドラムマガジン版。
サイレントブーツ:元ネタは遊戯王の幻影騎士団(ファントムナイツ)サイレントブーツ。
ゼノクロス:ゼノギアスにクロスをくっつけたネーミング。後作者が昔クロスエンカウント(X enc’ount)をゼノカウントと読み間違えてた事から。
弱、中、強の攻撃パターン、フレームHP回復、ハイパーモード、チャージで燃料回復はゼノギアスのギア戦のシステムがモチーフ。戦闘直前の台詞はライブ・ア・ライブのブリキ大王モチーフ。そうだろ、ひげさんッ!
トライフリゲーの村:看板は「トライフリゲー の村」となっているが一応の名前はトライフリゲードの村。当初フリゲ布教の村にしようとしてフリゲーの単語を名前に入れて、フリゲをやってみてくれと言う事でトライの文字を入れてトライフリゲー。すると遊戯王のトライブリゲードと似た感じになってしまったので、住民の名前はトライブリゲードのカード名から。ウルファールはウディタのサンプルゲームの主人公、スティーブはAberrant2と言うフリゲから(制作当時嵌ってた)。
うなぎさん:戦闘前の台詞はロマサガ2のノエル、使う技の線斬りもロマサガ2由来。ネロクロスファイア加入後のショップでの会話はFF6のフィガロ城の店員が元ネタ。

うなぎさん攻略法

うなぎさんと戦える期間はネロクロスファイア加入前まで。加入後は戦闘不可。その為に3人で戦うことになる。特徴として攻撃力が異様に高い上俊敏性も高いので先手取られて1人落ちるパターン。
1.簡易蘇生キット連打のゾンビ戦法
幸い全体攻撃や2回行動等はやって来ないので毎ターン蘇生キットで蘇生しつつお祈りしながら戦う。ワンパンでやられる前提なのでHP回復は捨てて蘇生と攻撃に全振り。
2.回避率を上げて戦う
ギリースーツは回避率が50%上昇するので、他の装備と組み合わせて極限まで回避率を高めて攻撃を避けまくる戦法。お祈り要素が低め。因みにBYSだけはレベルが上がると命中、回避、クリティカルが1ずつ上昇する。
3.レベルを上げて物理で殴る
レベリングしまくってHPと防御力を上げて正面から攻撃を受け止めて回復しながら戦う。(尚うなぎさんの攻撃力は300、線斬りは攻撃力1.5倍威力)
作者が想定する戦い方はこの3パターン。テストプレイ等では2番の回避戦法を用いてました。

おわりに

なんとなくで作ったゲーム故に他のフリゲと比べるとクオリティが・・・と作者自身は思ってますが本人が楽しんで喜んで頂けたようでなにより。他にもDLして結構やり込んでくださった方もいる様でありがとうございます。皆さんに感謝。
尚もしネロの元データが吹き飛んでしまい、一部データは生き残ってるので復旧出来ない事も無い感じですが修正やアプデ等は恐らくこの先無いと思って下さい。消えたデータを復活させるか、いっそ全体リメイクするかみたいな状況です。