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人と人が向かい合い、「存在」を確認しあえる日常を過ごしていたい #270

久し振りに、高橋和巳著『子は親を救うために「心の病」になる』の本から抜き出したメモ書きを開いていた。 

分かってもらいたい、その気持ちがずっと小さい頃から続いていた。それが人一倍強かった。『分かってもらえないということが分かった』

『子は親を救うために「心の病」になる』高橋和巳著から抜粋したメモ書きより

「分かって欲しい」それは子どもの一番の願い。その願いを叶えてくれて自分を認めてもらえた子どもたちは幸せ。「普通の」親子関係を持てた彼らは善も悪も知っている。そして善を求めて親と一緒に生きていける。またたとえ目の前の親は分かってくれなくても、いつかは「分かってくれるはずだ」と子どもは信じて疑わない。

『子は親を救うために「心の病」になる』高橋和巳著から抜粋したメモ書きより

この文章と出合い、「普通の」親子関係・「普通の」人生を歩んでいなかった自分に気づき1年以上を過ごして、私は自分を責めなくなっている。

最初から不完全な心理システムを持ち生きづらかった人たちは、宇宙期へ進む可能性大。その時大きな「クライシス」を必要としない。深く長く苦しんできたからこそ、最後の幸せへと向かう力は強い。

『子は親を救うために「心の病」になる』高橋和巳著から抜粋したメモ書きより

幸せへと向かっているのか…不安であったり、素直に喜べない自分がいたり、、、(-_-;)
しかし、こうして再びこの文章を目にしているのだから、私は幸せへと向かっているのだ!と言いきかせよう♪

存在は、この世界に生まれてから社会的な存在感を身につけて生きるようになっても、それをもてないまま生きていても、そこを抜け出してからも変わらずにずっと「ある」。人と人が向かい合い、この「存在」を確認しあう作業、それがカウンセリングの本質。

『子は親を救うために「心の病」になる』高橋和巳著から抜粋したメモ書きより

「存在」を確認しあう作業は、日常の、どこででもできる気がしている。そんな日常を過ごしていたい(*^^*)


最後までお読みいただきましてありがとうございましたm(__)m

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