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数年越しのラブレター

○無料マガジンで交換日記をはじめました○


あやちゃん

おげんきですか。
あっという間に夏ですね。
梅雨が明けて、世界はこんなにも眩しくてキリリとはっきりとした輪郭なのかと驚いているよ。あまりの暑さに猫たちは毎日伸びていて、わたしは麺ばかりを食べています。長野の夏はお盆が終わるまでというから、それまで大好きなノースリーブをたくさん着ようと思うよ。

さてさて。あやちゃんと交換日記を始めた次の日、わたしはまさかの交通事故に遭って、このひと月ふわふわしていたのだけど、ようやく慣れてきたかなってかんじです。ひと月もすれば多少は良くなるのかなと思っていたのだけれど、軽いむち打ちと言えどそんな単純なものでもないみたいで、最近になって首〜腰までが痛くてほとんど寝て過ごしている日もたまにある。事故に遭った日にあやちゃんから教えてもらった言葉「この出来事からは、なぜかいいことしか起こらない」(田宮陽子さんのブログより)を時々思い出しては声に出しているよ。ありがとう。

あやちゃんがうちに泊まりにきてくれたのは、わたしが前橋に住んでいた頃だったね!懐かしい〜。そうだそうだ、和室で寝転んで漫画を読んだね〜。あやちゃんに言われるまで忘れていたけど、あの時間はわたしにとっても心地よくて嬉しかったことを思い出したよ。鋭角おにぎり(笑)と茄子のステーキ(他にもあったような気がするけど忘れちゃった)、美味しかったなあ。
こんな言い方をしたらびっくりさせちゃうかもしれないけれど、わたしは2年くらい前に過去の自分が死んだように感じていてね。それは本来のわたしに戻ってきたから、というのが正しいと思うのだけど、数年前の自分のことを思い出すと、なんだか別人のことのように思えるの。
2年前に穂高養生園にやってきた時のわたしはほんとうに心身ともにボロボロで、いつも何かが悲しくて、怒っていて、自分を卑下して、何でもかんでも誰かのせいにしていた気がする。でも、養生園で働いて、たくさんのひとたちに出逢って、森のなかで過ごしていたら(他にもいろんなことが作用したのだと思うのだけどね)、自然とゆっくりいろんなことがほどけていって、ようやく全てを自分の責任として受け入れることができたのだと思う。わたしの人生、誰のせいでもない、わたしの責任。これもよくあやちゃんが伝えてくれていたことだったね。理解するのに何年もかかっちゃったけど、しんどかったことも辛かったことも全部わたしが選んできたことで、いまのわたしになるのに全部ひつようなことだったんだっていまなら分かる。昔のわたしは、いまでは別人のように感じるけれど、ほんとうに頑張ったと思う。この間、大学時代の友だちとオンライン飲み会をしていた時にね(いまはすごいね!オンラインで繋がって一緒に飲んだりもできちゃう!)、「とも、いまが一番しあわせなんじゃない?」って言われて、「ほんとうにそう!」って即答したよ。自分でもびっくりするくらいの即答(笑)。あやちゃん、あの頃たくさんの種蒔きをしてくれてほんとうにありがとう!

なんだかあやちゃんへの感謝が溢れるお手紙になっちゃった(笑)。これはもはやラブレター。
次は何書こうかな〜って色々考えていたのに、いざ書いてみたら思いもよらない内容になったよ。ふふふ。

それでは、今日はこのへんで。
今からあやちゃんのピクルスを真似っこして、コリンキーを漬けようと思うよー。

とも


○食卓の引き出し○

最近は暑くてごはんを炊く気にならないので、夜はもっぱら麺な我が家。昨日の夜ごはんを紹介するよ〜。

トマトと干しエビの和え麺
・大玉トマト
・大葉
・小さな干しエビ
・フォー
・ごま油
・お醤油

うちの畑はゆっくりなので、夏野菜が採れるのはもう少し先になりそうで、トマトは産直で買ってきたものなんだけど、畑でトマトが採り放題になったらたくさん作れるなーって楽しみで仕方ないよ。

トマトは角切りにして、大葉は千切りにする。フォーを茹でている間に、中華鍋にたっぷりのごま油を熱して、干しエビを入れたらじっくりジュウ〜っとする。茹で上がったフォーをお水に晒して、冷たくなったらお皿に盛る。角切りのトマトをたっぷり乗せて、真ん中に干しエビをごま油ごとフォーに盛る(この時のジュワ〜がたまらない!)。最後にお醤油をまわしかけて、大葉を乗せたら出来上がり。
ごま油はフォーにしっかり絡まるくらいがいいので、少したっぷりめが良いかと思います!

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