美しい
前田大樹さんが書いてくれたこのポスト
しっとりたおやかでありながら芯の強い言葉を綴る、ブレない前田さんにそう言っていただけたのがとんでもなく嬉しいのはもちろんのことなのだけど、それをここに載せたのは、どうですかドヤァ、と誇示したいからではもちろんなくて、このポストを読み、昨日スーパーからの帰り道でハッとしてメモしたことを思い出したからで
なぜ書きたいのか
書いてどうしたいのか
ずっとわからないできた
ピアノの音楽を聴きながらスーパーからの帰り道
木に咲いているきれいな花を見ていて突然
「あ」
と思って書いたこのメモ
私はこういうことがやりたいのかとはじめてわかった気がした
私が美しいと思うものや感じるもの
それを表すことは、ぜんぜんふわふわキラキラしていない
むしろ、意地でもそっちを選んで生きてやるという決意とか、反骨精神みたいなもので
じゃないと自分や、これまで出会ってきた繊細で強く優しい市井の人たちに、その人たちが見せてくれた美しさに、申し訳がたたないから
光や希望がなんなのかなんて、人によってちがうし、正解はないけれど
自分が受けとって見て触れてきた美しさを汚したり、侮辱するような生き方だけは
絶対にしたくないなと思う
いつか終の箱を開けたとき
淋しさも、哀しみも、喜びも、恥ずかしさも、笑いも、無も、その全てが、私を生かしてくれた美しい記憶でいっぱいに満ちているような
そんなふうな生き方がしたい
現実逃避でもなげやりでも負け戦でもない
等身大の自分の、そこだけはとうめいな部分で
自分さえも入らない、入れない場所で
ピアノの旋律のような、花の咲くような
言葉の響きを感じたいし
感じて自由に解き放ちたい
そしてその先で出会いたいし
笑いあいたい
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