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少しずつ書きだしてみる。

最近つぶやき以外にnoteを書いてないなあと思う。
というかこの1年ぐらいあまり書かないまま過ごしてきました。
何もなかったわけではなく、むしろありすぎてnoteを書くことに気持ちが向かなかった気がします。ただその間も変わらずこれまでnoteに書いてきたようなことを考えたり、行動に移したりしてきました。

その一つひとつをどう切り出せばいいか、そんなことを考え始めると書けなくなりそうなので、今回は少しずつ書きだしてみることにします。興味のない方はスルーを、そうでない方はすこしの時間お付き合いください。

家族のこと

この1年間はわが家にとって大きな変化がありました。
去年の春、長男が大学を辞めました。3年在籍したものの、最終的に本人の希望により退学することを決めました。なぜかと言えば学校に通えなかったからです。大人になって発達障害が発覚することも、最近では珍しくなくなりましたが、長男の場合もそれです。自閉スペクトラム症(受動型)だそうです。休学と復学を繰り返して判明したことです。二次障害で心の問題も併発しました。そんな中で、大学の先生や職員の方には良くしていただきました。長男のことを心配して気遣ってくれたこと、本当に感謝しています。

仮に卒業できたとして、おそらく就活や就職で問題が起きたであろうことを考えると、これでよかったのかもしれません。周りからは、辞めるなんてもったいないと言われたけど、私もそう思ってたけど、3年間励まし続けたことが、本人にとっては辛かったことかもしれないと、ようやく気づくことができました。むしろ遅すぎたのかもしれない。

大学を辞めてからは、ふっきれたようで自立への道をいま模索しています。

今年の春、次男が大学生になりました。いまは大阪で寮生活です。こちらは大学生活を存分に楽しんでるようです。

実は大阪に進学することは想定外でした。本人でさえ願書の締切りぎりぎりまで悩んだほどです。でもいざ合格してみれば、とてもいい選択だったと思えるようになりました。本人が納得してるのが一番だし、興味のある勉強ができるのがうれしいようです。

わが家は4人家族。これまでずっと一緒に暮らしてきた次男が旅立ち、家族のバランスがどうなるか心配したけど、思ったよりも変わらない印象です。これも次男が楽しく大学生活を送れているからなのだと思います。

この1年間たくさんのことを考えました。いま言えるのは、わが家はみんな個性的だということです。こんな家族を私はほかに知らない。

そもそもどの家庭もひとつとして同じものはなく、みんな唯一無二の家族。そう気づいただけ。周りと比較せず、楽しくやっていけたらいいなと思う。

長男のこれまでの軌跡は本当にユニークです。そしておそらくこれからも。
どんな軌跡を描くだろうか。心配もあるけど、楽しみでもあります。

次男のこれまでの軌跡もユニーク。親の仕事の都合であちこち転校して大変な思いをしたはずなのに、伸び伸び育ちました。九州・北関東に加えて、今度は関西です。その経験はきっと活きてくるはず。楽しみです。

私はと言えば、長男の引きこもり体験もあって、支援センターの方と定期的に話す機会ができました。いろんな話をするのですが、長男の話を離れて、脱線することもしばしば。最近の気づきなどを熱心に語ることもあります。哲学や心理学など何でも興味深く聞いてくれます。さすが傾聴のプロです。多様性とはなにか、生きづらさとどう付き合うかなど話は尽きません。もっともそんな話をする親は私くらいで、自分でも変わってるなと思います。

と、ここまでが家族の話です。仕事の話も書きたかったけど、これ以上続けて書くと長くなるので、また別の機会にします。

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