マガジン一覧

TRPGよもやま話

埋もれてしまわないように、TRPGに関連するエントリーをまとめています。

ARC:DOOM TABLETOP RPG

 ホビージャパンさんにご招待いただいて、新作TRPG「ARC:DOOM TABLETOP RPG」(以下「ARC」)を遊んできたので、つらつらと感想なぞ書いてみようと思います。 ▶「ARC」日本語版公式サイト  「ARC」は、フィリピンのmomatoesさんというクリエイターがKickstarterを利用するなどして制作したインディーTRPGです。先月、ホビージャパンさんから日本語版が発売になりました。まるで画集のような豊富なアートワークとルールの執筆を全て一人で手掛けら

17

【TRPG】ダブルクロス平安京物怪録

 仲間内で『ダブルクロス The 3rd Edition』を平安京物怪録セッティングで遊びました。GMは僕が最も信頼するGMのひとり、サンダー(@thunderchantrpg)氏。  本来『ダブルクロス』の舞台は現代がベースですが、第二次世界大戦前夜の『ウィアードエイジ』や、魑魅魍魎が跋扈する平安京を舞台とした『平安京物怪録』など、魅力的なセッティングが多く用意されています。平安京が収録されているサプリメント『オーバークロック』は現在、書籍の入手が困難になっていますが、K

6

【TRPG】ウォーハンマーRPGとエンクロージャー

(※先に書いときますがほんとしょうもない記事です)  ウォーハンマーRPGを遊んでいてふと思ったこと。  ウォーハンマーRPGには、冒険と冒険の合間の時間についてのルールがあります。このルールを導入すると、セッションが終わって次のセッションまでにゲーム内で一ヶ月経過したとしたら、その間PCたちがどんな風に過ごしていたかを決めることができます(とても楽しい!)。  同様のルールがD&Dにもありますが、アイテム作成や訓練など、基本的にプラスの要素しかないD&Dと比べ、ウォーハ

6

【TRPG】文化としての成熟

 ここ半年くらい思うところがあって、時間がある時にちょくちょくテーブルトークカフェ(主に神楽坂のモノドラコさんと、神田のDaydreamさん)にお邪魔させていただきました。遊び8割、研究2割。ゲームプレイ後は、できるだけ同卓のメンバーにTRPGに関するインタビューをしてみました。定量的な調査としては全くサンプル数が足りていませんが、色々と気付きがあったので備忘録的に記しておきたいと思います。  この半年間を通して全体として強く感じたことは「TRPGがいよいよ文化として成熟し

149
もっとみる