モーニング娘。'20『KOKORO&KARADA』 めっちゃいい…

今回は最近はまっている曲のモーニング娘。'20『KOKORO&KARADA』を紹介します。

サムネイルの佐藤優樹ちゃんが印象的ですね。
この曲を紹介するといってもつんく♂さんが書いたライナーノーツを読んで欲しいし曲をめっちゃ聴いて欲しいっていうことと、僕がそのブログを読み曲を聴いた感想をまとめたっていう感じになります。

ライナーノーツはこちらです。
いくつか文章を引用していくと

サビだけ聴く人がいたらこの曲はとても爽やかで未来に向かって突き進んでいく恋人たちの青春&ラブソングなんですが、でも、それ以外の部分でこの曲は人間の甘さ、切なさを歌っています。
そういう意味でも、この曲は心技一体となって表現しなければまとまらない難しい曲ではありますが、サビの爽やかな面だけでなく、A、Bメロが持つ人間的な部分をどう歌うかで世の他のグループとの差がはっきりするかなとそう思っています。

サビは「君が好きさ」というフレーズを多用していて、青春時代のまっすぐ恋心が表現されています。
ただ、ブログ内にもある通り、AメロBメロは人間って好意を持っている人に対して甘えたいし、独占したいし、その分嫉妬心とかも生まれちゃうっていうちょっとネガティブな部分もあるんだということを表現していて共感を覚えます。
曲全体としてみたときにサビの爽やかさだけでなく、序盤の人間の重苦しい部分も表現することができればグループとしての厚みも生まれるということで、つんく♂さんはそこまで先のことだったりグループのことを見ているのかと思い、とても感嘆しました。

バックトラックとしてピアノがその中心にありますが、特徴としてはサビでドラムのリズムを無くしてしまうというJPOPとしては無謀なアレンジに仕上げてもらいました。
サビから行くで!って思わせておいて最後まで絶対にそうさせない。
なので、曲としては間奏の部分がきっと一番ライブで盛り上がる場所になるだろう部分です。
僕も大久保氏もサビで突き抜けたいけど我慢するというフラストレーションを目一杯溜めてるので、その分間奏で思いっきりはじけられるフレーズにしてもらいました。

この曲はリズムが特徴的でイントロを聴くだけで、絶対歌うのが難しいってわかります…
サビでドラムのリズムが消えてピアノの音がメインになるので、しっとり歌い上げる感じになるものの、バックトラックにリズムパートも少し残っているのでしっかりリズムは取らなきゃいけないです。
しかもファルセットで滑舌よく歌わなきゃいけない部分もあるので、そのパートをもらった3人への歌唱の信頼度は高いんだろうと感じられます。すごい。
つんく♂さんのアレンジなどの話を見ると最近の楽曲は音数を減らしたり、サビが目立ちすぎないようにしたりと洋楽みたいな要素を取り込んでいて、今回は特に意欲作に感じられます。

ちなみにストリングスは生です。

この言葉には心踊りました。つんく♂さんは楽曲として「機械音多めのEDM、打ち込み」って感じで、アップフロントの他の人たちは「バンド!生音!」って感じの音楽が多いイメージがあったんですけど、今回は「そのハイブリッド!最高!」って感じでめっちゃ高まってます。

曲を聴いた感じたことは他に2つあり、締めとしてそれ書きたいと思います。
1つ目は「君が好きさ」の「君」が恋人だけでなく、友人、家族、その他いろいろな人に置き換えられることです。この曲の好意の爽やかさは誰対象でも当てはまるし、誰に対しても甘えたくなるし、そばにいてほしいと思ってしまうという普遍性、人間愛…あ〜つんく♂さん!!って感じてしまいましたね笑
もう1つはKOKOROとKARADAというのは人間誰しもがもっているもの、基本となるものと僕は思っていて、15期新メンバーが加入してモーニング娘。としてこれから必要となる基本っていうのがこの曲・この振り付け・このPVに詰め込まれているんじゃないかなと感じました。それもあって新生モーニング娘。の代表曲となりそうな雰囲気も感じます。頑張れモーニング娘。!!


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