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夜明けのLANDING BAHN(ライブ前夜に添えて)

 結局、自分の好きな曲について語ることにした。

 今日は、THE ALFEE、1986年発売のアルバム「AGES」から「夜明けのLANDING BAHN」。

 この曲、元々大好きで、ギターも比較的簡単だったこともあり、初めてギター以外の全てのパートを打ち込みした曲。打ち込み音源を聴きながらギターを練習すると、とても楽しい。
 それが、この前の配信ライブでもっと大好きな曲になった。2DAYS最後の曲。もう、これで観客のいないライブは最後にしたい。みたいなMCの後に、この曲。とても感動した。絶対に、またライブ会場でALFEEを見たいと思った。

 この曲は、遠くへ旅立つ女性と、それを空港で見送る男の歌。旅立っていく女性を前に、最後までかっこよくありたいのに別れの悲しみに勝てない。こんな時あっさりしているのが女性の方で、One way Ticketを手に旅だっていく。そんな爽やかさと哀愁を兼ね備えた楽曲です。

 イントロは、アコギと高見沢さんのボーカルのみ。そこに、ハーモニカが加わってくる。それでジャカジャカ始まる。
 この時期のALFEEは、完全にフォーク路線からは脱出しているんだけど、ロックの中にしっかりとコーラスだとか、アコギが入っているまさにALFEEらしい楽曲。

 この曲の好きなところは、色々あるけど、やはり歌詞がいい。旅立つ女性を前に「振り向かないでくれ、そのまま消えてくれ、俺の涙なんか見せたくない」「Darling come back to my heart サヨナラが言えない 込み上げてくる涙のせいか」なんていうか、情けないけど、最後までカッコつけていてまさに男って感じ。すごい強ぶってるけど、こんなもんだよなみたいな。
 あとは、「朝日が二人の影を残して 別れの余韻が心締め付ける」というイントロ、サビの歌詞。こんなにも、映画のような、絵画のような情景を浮かばせてくれる楽曲は本当に素晴らしいと思う。

 いよいよ、明日は、2年ぶりのALFEEのライブだ。正直、緊張してきている。ライブ、どんなんだったけ?となり始めている自分がいる。人生初の武道館ライブ。存分に楽しみたい。もう泣きそう。このまま、日常よ戻っておくれ。

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