2020.10.09 COVID-19 陽性まで

こんにちは

私は都内在住の都内勤務、36歳　男性　独身　会社員です。

この度、新型コロナウイルスの検査の結果「陽性」になってしまったので、その経験を共有できればと思い書き残しました。
体調が少しでも優れない場合は風邪かな？ではなく、コロナを疑ってみてください。現在、日本では1,400人に一人はコロナ感染者です。感染しないよう意識することも重要ですが、「自分が感染した時に感染源にならないこと」の方が重要と思います。それでは私の経過を残します。

■ 10月4日（日）【発症1日目】
涼しくなってきた事もあり、花粉症？って思うほどクシャミが出ました。また昼過ぎにはなんだか少し熱っぽいなと思いました。また、この日は前日遅くまでDAZNでサッカーを見ていたので異常に眠たかったです。笑

■ 10月5日（月）【発症2日目】
朝起きるとやはり熱っぽさがあり、起床とともに体温測定しました。
体温は37.0℃でした。すぐ上司に連絡し在宅勤務に変更。
10時のタイミングで近所の薬局で市販の風邪薬を購入し服用しました。
昼過ぎに体温は37.5℃になっていました。少し睡眠も必要と思い、在宅勤務から有休に変更し、昼食をとり市販薬を服用して睡眠。
夕方、目が覚め体温を確認すると36.5℃で軽い風邪かなぁと思いました。そしてまた睡眠をとりました。
21時頃に目が覚めて、また熱っぽいと思って体温を確認すると38.0℃でした。ひとまず何か食べてから直ぐに薬を飲みました。この時は悪寒を感じて長袖を着て就寝しました。

■ 10月6日（火）【発症3日目】
朝起きると、昨日と同じように熱っぽさを感じました。体温は37.0℃でした。上司に連絡しその日も有休に変更。コロナのこともあるので病院に行く事にしました。
発熱した場合いきなり病院に行っても見てもらえません。
必ず先に電話をして診察可能か確認しましょう。
以前、お世話になった内科へ診察可能かどうか電話して確認すると14時から診察していただけることになりました。
病院では受付で名前を言うとすぐに隔離されました。
体温を測ると36.8℃、血中酸素も90以上はありました。息切れもなく、喉の痛みはさほどなく（乾燥して気になる程度）、咳もなく、味覚、嗅覚も正常。鼻水などもなかったです。また、問診時に喉を見てもらいましたが、そんなに炎症はないですとのことでした。念の為PCR検査受けましょうかという流れになり、大学病院へ紹介状をいただきました。
また、「市販の薬は飲まないよう」にと指示を受けました。そして処方箋を出して貰いました。処方箋はカロナールです。
帰宅後、また睡眠をとりました、昨日と同じように21時頃目が覚め、また熱っぽさを感じて、体温を測らず処方箋を服用しました。
解熱剤を処方してもらったので、２時間ほどでものすごい汗をかきました。すると熱は下がって体の調子も良かったです。体温は36.5℃でした。

■ 10月7日（水）【発症4日目】
朝起きると、昨日までの熱っぽさはなくすっかり良くなっていました。9時からPCR検査の受付だったので大学病院に向かいました。入り口で検温しましたがその時は36.1℃で、自分の中では風邪を証明するためのPCR検査のつもりです。
問診とPCR検査は病院外の外で厳重に行われ、検査方法は鼻の中に棒を突っ込まれグリグリされる検査方法でした。（インフルエンザでやるやつですね）
先生に逃げないっ！！て言われましたけど、いや逃げるでしょって思いましたね。笑　でも優しかったですよ。
無事、検査も終わり帰宅しました。お支払いも外で行う厳重体制でした。※肺のCTなどはとっていません
看護師さんの話では、症状の経験上あなたは大丈夫と思うみたいなことを言われたので少し安堵していました。
検査結果は2日後、陽性であれば電話。陰性であれば電話はなく、書面のみと説明を受けました。ちなみに料金は保険適応で1,750円でした。初診料と管理費のみです。
結局、その日は体調も良く在宅勤務で1日を終えています。ただし、検査結果が出るまでは自宅待機しなさいと会社からは言われていました。

■ 10月8日（木）【発症5日目】
朝から体調も良く、在宅勤務して1日を過ごしました。発熱もなければ、喉の痛み、咳、息切れもありません。味覚、嗅覚も良好でした。
また、腸の方も快調ですっかり元気になったと思っていました。
念の為、体温も測りましたが36.0℃前後でした。記憶にないほど平熱でした。

■ 10月9日（金）【発症6日目】
この日も体調が良く、10時から打ち合わせをして順調に勤務していましたが、11時前に知らない番号から着信がありました。慌てて折り返すと大学病院からで、本人確認をされました。
新型コロナウイルスの検査の結果「陽性」と告げられました。
信じられないという気持ちで非常にショックでした。
大学病院からこの後は保健所からの指示にしたがって下さいと指示を受けました。
15時頃、保健所から連絡があり、現在の体調、濃厚接触者の聞き取り調査が行われました。また、私のエリアは、自宅療養が認められていないので11日からホテルでの療養もしくは、入院してくださいと指示を受けました。現在はホテルで隔離中です。ホテルでの療養などまた、時間があれば書いてみます。

■ 濃厚接触者の定義について
濃厚接触者の定義が認知されてないので混乱すると思いますが、陽性者から感染する可能性のある人です。私の濃厚接触者は、発症日（初期症状が出た）10月4日（日）の二日前から接触した人になります。すなわち10月2日（金）ですね。
あくまで私の見解ですが、感染力があるのは発症している時と思います。無自覚があるのでいつが発症なのかわからない人がいるので、その方達は知らず知らず感染拡大しているかもしれませんが、、、実際に私の場合は、症状が出る前にあった方々、金曜日に出社してお会いした人、会社帰りに食事をした人は、幸い皆さん陰性でした。※意識が低く申し訳ないですが、金曜日の夜お酒を一緒に飲んだ人の中には、回し飲みをしてしまった人もいます。

また、濃厚接触者は保健所が判断し、保健所からの連絡で濃厚接触者の連絡が来るようになっています。陽性者からの情報だけで判断せず保健所からの指示を待ってください。※実際、私は勇み足をしてしまい食事に行った友人を不安にさせてしまいました。
とはいえ、人によって症状は様々と思います。
実際に私は症状があったのは発症3日目までで発熱のみです。少しでも体調に異変を感じればコロナを疑ってください。私は発熱だけでしたので、ただの風邪と自分が決めてしまっていたら木曜日には出社して、クラスターを起こしていたかもしれません。

はじめに言ったように感染予防も大切ですが「自分が感染した時に感染源にならないこと」も大切と思います。

■ 最後に
自分自身が感染して、再確認しました。
医療関係者や保健所の方々、療養ホテルのスタッフなどは、ホントに危険と隣り合わせで勤務されています。改めまして、ありがとうございます。