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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

今月読んだ本!2024.6

今日は今月読んだ本を紹介します♪マンガも含みます。
ネタバレを含むかもしれませんので、気になる方は注意してください!



・「豆の上で眠る」湊かなえ 著(新潮社)

先が気になって一気に読んでしまいました。なんとなく時代背景が私の幼少期に重なるような気がしていました。神隠しとかシェルターづくり(秘密基地づくり)とかローラースケートとか……………違うかもしれんけど!


・「児童養護施設という私のおうち」田中れいか 著(旬報社)

仕事の関係で里親制度について勉強中なのですが、里親っていろんな形があるみたいです。養子縁組しない養育里親とか、知らないこといっぱい。勉強のために読んだ本です。

この本に出てくる養護施設はめちゃめちゃ明るいです!私は周りに施設出身の人がいなかったので実際のところはわからないし、いろんなパターンがあると思うけど、施設はおうち、っていうのはそりゃそうだよな!!!と思った。大人になったら施設を出ないといけなくて、その後が大変っていうのも、そりゃそうだよな…と思った。実の親と暮らしてる人だって大人になっても親頼るし、頼る先がないってきついよな……施設を出たあとも、定期的に施設に集まれるような取り組みとか施設出身者をサポートする事業とかって大事……!


・「ねえねえ、もういちどききたいなわたしがうまれたよるのこと」ジェイミー・リー・カーティス 作(偕成社)

これも勉強のために読んだ本です。養子縁組するパターン。かわいくて心温まる絵本でした☺️


・「子ども・若者が創るアウトリーチ」荒井和樹 著(せせらぎ出版)

これも勉強のために読んだ本。福祉を自分たちの手で作るっていうのが斬新!と思った。福祉=施しってイメージあるけど、それじゃ根本は解決しないというか、本人が当事者意識を持って取り組むことが大事だなと思った。ただ集まって遊んでるだけではない「希望は絶望を分け合うこと」を実践する形なんだな、と思った。

実際の活動↓

このあともまた何冊か読むつもりです。



・「脳を創る読書」酒井邦嘉 著(実業之日本社)

紙媒体と電子媒体では読書の仕方が違う、みたいな話でした。電子媒体だと気になる語句を検索できたりして便利だけど、紙媒体のほうが人間は注意深く読むことができる(紙に印刷して校正したほうが誤字に気づく)とか。ただこの本古くて、今もっと研究が進んでそうだな〜と思った。
チューリングテストについて触れられてる箇所があって、そういえば今どうなってるんだろ?と思って調べたら2014年に合格者(?)が出てて、さらにその合格を否定されてて世の中いろいろ動いていた……浦島太郎!


・「くるまの娘」宇佐見りん 著(河出書房新社)

きっつ〜〜〜〜〜って感じでした………特にお父さんの描写………暴力的だけどやわらかいところがある、みたいなのが自分と重なってもうだめだった………こういう家庭が多いのか???いつも暴力があるわけじゃない、いつも狂ってるわけじゃない、いつもはやわらかな優しい関係なのに、ふとした時、スイッチが切り替わるようにおかしくなってしまう。でも次の日には何事もなかったかのようにもとに戻っていて、なのにまた嵐がやってきて………誰が悪いわけでもないのに、家族ってままならないよね〜って感じでした………終始身体に染み渡るような文体でお若いのにさすが芥川賞作家……って感じでした。車の描写が運命共同体を象徴しているようで怖かった。
冬に読んだら憂鬱でどうにかなってしまいそう………読む時期も選ぶし、安易に人に薦められないな…………


・「福音のメリテール」深川可純 作(集英社)

深川可純の絵が大好きです。とってもかわいい!「アイドリッシュセブン」「体操ザムライ」「ゾンビランドサガ」のキャラクターデザインをされている方で、きらきらしているけれどちょっと歪んでいるような、不思議な魅力のある絵を描かれるな〜と思います。
「福音のメリテール」は………ちょっとグロかった…………中学生の私なら喜んで読んだだろうな……もう最近ほんとグロいのだめで、鬼◯の刃とかも子どもが血を流しているのを見るだけでうっ………となってしまう…………もうまんがタイムきららしか読めない…………


6月はこんな感じでした♪来月はどんなお話に出会えるかな〜〜〜?

おわり!

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