ものすごく久々に『新・マリアの父親』のご注文があって喜んでいたら、28ページ分落丁があったとのクレーム。
滅多にないことなのだが、たま~~にそういうことはある。1冊ずつ印刷・製本しているからねえ。
以前には、右開きの本なのに左開きのように製本してしまい、左右のページが全部逆だったというのがあった。
手元にないので、まさか入稿しているPDFにページの欠落があったりしないだろうなと、念のためPDFを開いてみた。
記憶になかったのだが、最初の本はA5サイズで2段組、124ページの体裁で作っていた。それは1冊だけ残っていた。
その後、B6判208ページに組み直したものを販売している。
あとがき部分が目にとまったので、なんとなく読み返してみた。
……これを読んで、なんだか違う時代、違う世界のことのように感じた。
今の世界は、放射能がどうのとか、そういうのをはるかに超えた、想像していなかった世界だものなあ。
でも、人類史をきちんと学べば、人間は常に大量殺人を犯してきたのだと分かる。この70年くらい、本当に「平和惚け」だったということなのだろう。