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NHK「ニュースウォッチ9」捏造報道の裏側

この件に関しては、書いていると気分が悪くなる一方で、どんどんNK細胞が減ってしまうので無視しようかとも思ったが、記録としてとどめておかなければいけないことなので敢えて書く。

5月15日のNHK「ニュースウォッチ9」がやらかした極悪非道な捏造報道(正確には肉親を失った人たちを食い物にした歪曲編集による詐欺プロパガンダとでもいうべきか)については、すでに多くの人が知っているとは思うが、まだ知らないという人もいるかもしれないので、⇒こちらのまとめの冒頭をそのまま拝借して経過を記しておく。

NHK ねつ造報道の経過(5月15日〜18日)
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1 放映前
* 被害者の会の鵜川さんのツイート
*「戦ってくれている気がします」
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2 2023年5月15日
* NHK ニュース9 ねつ造報道
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3 NHK 批判され謝罪文をツイート
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4 原口議員
*「放送法違反、腐っていると思います」
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5 読売、朝日が報じる
* 徹底的に調査し、
* 検証番組を作るべき
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6 5月16日
* 番組最後に謝罪
* (ツイート内容と同じ)

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7 5月17日
* 日経紙上で謝罪
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8 フリージャーナリストによる
* 「捏造報道の経緯」

「カウンセリング赤坂」NHK コロナワクチン被害者をコロナ被害者のように捏造報道 より
↑NHKがツイッターに出した謝罪コメント

新コロワクチンと称する遺伝子製剤注射をした後に死んだ肉親を持つ遺族にインタビューし、遺族たちが「ワクチン」の危険性や国の責任を追及する発言をした映像から「忘れてはいけない」などという言葉だけを切り取って、あたかもCOVID-19に感染・発症して亡くなったような、トンデモメッセージに仕立て上げた、という犯罪行為を、NHKのニュース番組が行ったのだ。

NHKに限らず、テレビ局や大手新聞社の新コロ関連、戦争関連の詐欺報道、極端なプロパガンダ報道はこの3年間許しがたい状況が続いているが、今回の件はあまりにも悪質かつ杜撰な話なので、当初は「ひょっとしたら炎上させるのが目的で、わざとあんなにひどい編集をおこなったのか? NHKの体制に疑問を持っている人間の仕業かもしれません。」(おおきな木ホームクリニックブログ「わざと説」より)といった見方もあったくらいだ。
しかし、真相は単純だったらしい

元NHK局員のかたが、NHK内から複数寄せられた情報をまとめて分析したnote記事によれば、概ね以下のようなことだったようだ。

  • NHKの若手編集マンMが「5類になったけどコロナ禍を風化させない」という趣旨の短い映像を作ってニュースに挟み込むことを提案

  • しかし、新コロで死んだ肉親を持つ遺族らの協力は得られず、それならワクチン被害者遺族の会(繋ぐ会)に取材申し込みをしてそれらしい映像を撮ろうという詐欺を思いつき、取材申し込みをする

  • 取材ロケの前に、上司から「副反応とは言わない」、「風化させない」というメッセージを伝えるのが目的という指示がある

  • その詐欺的編集で作った番組エンディング的な映像を、編集責任者(実質のトップ)K、統括ポジションのI、調整チーフプロデューサーのS、演出チーフプロデューサーのYら、番組制作上層部全員が見て確認後、同番組の21時58分過ぎから1分5秒流した

取材の様子。「繋ぐ会」の鵜川和久氏のツイッターより

要するに、手の込んだ内部告発などとはほど遠く、単純に、驚くほどバカ単純に、NHKの制作現場スタッフが人としての最低限の良心、良識、常識を失い、劣化しているようなのだ。
この若い編集マンMとやらは、職場(NHK)で要求されていることを忖度して、あたかも仕事ができる人間であるかのように提案し、動いて、取材現場ではその場の雰囲気で涙まで流しながらも、映像を撮った後はシラッともとの忖度要員に戻って、取材した素材を当初の目的通りに編集した。その行為になんら疑問を抱かなかったのだろうか。

良心の欠如はもちろんのこと、最低限の善悪判断すらできない。若手一人だけではなく、制作チームをまとめる上司たち全員が病んでいる。ある担当管理職は局内Teamsで今回のVTRを「若手が頑張ったから是非みんな見るように」と宣伝までしていたそうだ。

12年前の原発爆発後もメディアのデタラメぶりはひどかった。真相を追究することをしないだけでなく、国や電力会社に都合の悪い事実を隠し、「絆」だ「復興」だ「忘れない」だのという上っ面の言葉を垂れ流して、不都合な事実を次々に覆い隠していった。
あのときにドップリと手を染めてしまったその手法を「宗教化」させた結果、今回も、「コロナを忘れない」というイメージ映像的なものを作ることが放送の美学であり定理であるかのような思いこみをし、みじんも疑わないまでに頭がおかしくなってしまったのではないか。

こうした狂気の世界ででっち上げられ、国中に発信されたプロパガンダを、視聴者は「NHKのニュースが報じているから」と鵜呑みにし、結果、自分たちの命を削り取られる。

世界中からこれだけ多くの警告が発せられているのに、日本では未だに5回目だ6回目だなどとやっている人たちがいる。
そういう人たちは、本来持っていた免疫力を失い、なんでもないようなウイルスや細菌に冒され、やれ風邪をこじらせただのインフルエンザだの、病院でPCR検査を受けたらコロナ陽性だっただのとやっている。
彼らはみな高等教育を受け、一般教養もあり、人生を楽しむ術も知っている「善良な」人たちだ。
そんな善良な人たちが、自分たちの身体を破壊しているだけでなく、新たにスパイクタンパクやらウイルスそのものやら、有害物質をばらまくかもしれない「迷惑な人」になってしまっているというやっかいさ……。
簡単に「分断」などというが、敵と味方のような単純な構図ではない。
そんな狂気と混沌の世界で、孤立せず、なおかつ自分の身を守っていくには、不断の情報収集努力と分析力、少々のことには動じない胆力と覚悟が必要だ。いや、それ以上に、悪魔的なものをうまくフィルターにかけて漉しながら、気持ちを落ち込ませず、楽しいことを見つけるという相当な高等技術が必要になってくる。

瞞されてどんどん人が病気になり、死んでいくことに関してはやや不感症気味になってきた私だが、人の心が知らず知らずのうちに悪魔化し、今まで築いてきた人間の文化が汚され、壊されていくのを見ているのはさらに辛い。


こんなご時世ですが、残りの人生、やれる限り何か意味のあることを残したいと思って執筆・創作活動を続けています。応援していただければこの上ない喜びです。