犬と暮らして良かった事や大変な事を正直に書いてみた〜ただいま生後8ヶ月〜
今回は「愛犬との散歩でよく見かける風景に近い」画像を選ばせていただきました!ありがとうございますm(_ _)m
一昨日、昨日と連続でnoteを投稿をしてみて、
noteを書くと(それがどんな内容であれ)満足感を覚えて1日を終えることができるということに気づきました。なので、今回は溜めていた下書きの中から今回は愛犬との暮らしについて書いてみたいと思います。
愛犬についての簡単なプロフィールです。
・トイプードル
・メス
・生後1年未満でまだ幼犬
・とにかく人懐こい。
・犬にも懐こい。
・パワフル
・食が太い
・可愛い
飼い始めたきっかけ
一番最初のきっかけは夏に引っ越しを済ませた後、ぽつりと夫が「部屋が想像以上に広いな...犬がほしいな」とこぼしたことだったと思います。それまで夫は、日々の仕事に忙殺されてストレスを抱えまくるあまり「もういっそ犬になりたい」「ワン」と吠えるとはありましたが、実際に犬を迎えるという話題がのぼったことはありませんでした。「犬になりたい」と「犬を育てる」は全然違う話ですから。
引っ越しの約2週間後、ペットショップに寄った夫の中で「犬が欲しい」という気持ちが再燃したらしく「可愛い女の子がいい」という条件つき(私は心の底でなんだよその発想と思っていた)でインターネット検索した結果、近所の別のペットショップに夫好みの顔をしたトイプードルがいました。私も「見に行くだけならタダだ!」と思い、実際に店舗で抱っこをしたところその可愛さのあまり「もう飼って持って帰りたい!」と夫が駄々をこね始めたのですが(笑)私には犬を育てた経験がなく、費用感や大変さなどをなにも認識していなかったので、「今回は保留にしよう」と説得し、店員さんにも「1回勉強してから出直します」と伝え、家に帰りました。
飼う前の葛藤
その日のうちにトイプードル関係の本を夫と一緒に読み込みました。資金面も不安だったので、これまでの貯金や収支計画を作成し直した記憶もあります。
また夫に「ぬいぐるみじゃない、犬を飼うんだ」というのを理解してもらうために以下の記事も読んでもらいました。この記事の中に書いてある1つでも夫に当てはまる要素があれば、犬は飼わないでおこうと決めていました。(全て「問題ない」と論破されました)
私はというと、犬を抱っこしている時の夫も含めて可愛らしいという気持ち、と「一生見届けることができるだろうか」という不安が交錯していたのを覚えています。
というのも高校生の頃、故意ではないですが実家で飼っていたセキセイインコを私の不注意で外に出してしまったことがあります(一生懸命家の裏の森を探しましたがとうとう見つけることができませんでした。人間の元で育てられたインコが外の世界に出てしまうというのは=死を意味します)天寿を全うするまで一緒にいるつもりで大事に育ててきた子だったので今思い出しても本当に悲しいです。
いろんな不安はあったのですが、2人して「あの子を家族にしたい!」という気持ちが結局は膨らんでいき、出会って約2週間後に我が家にやってきてくれました。生後3ヶ月目で我が家にきたので、もうすぐ生後8ヶ月になろうとしているところです。
迎える日まではこちらのYoutubeチャンネルを見て予習をしていました。
それではここからは犬と暮らし始めて気づいた点について書いていきます。
存在自体がありがたいという感情
めっっっっちゃかわいい。
存在自体が尊いとはこのことか、という気持ちです。
おそらく愛犬も、私が私のままそのままでいてくれればそれでいいと思ってくれていることでしょう(だから愛犬の前ではすっぴんのボサボサでもダラダラしていても平気。恥ずかしくない。それでも愛してくれるから)
初対面の人とのコミュニケーションが楽になった
私は「人と長時間話すのは疲れる、けど1日家族以外と話さないのはそれはそれで不健康だと感じてしまう」タイプなのですが、その辺りを愛犬が解決してくれたように思います。
愛犬は人たらしの陽キャです(私と正反対でびびります。その能力1ミリでもいいから分けてくれって心の底から思う)
特に、犬を連れている人や、愛犬をみて「可愛いな〜」みたいなポジティブな感情を抱いて表情に現れている人に対しては愛犬の中のアンテナがすぐ光るのか、すぐに尻尾を振ったり近づいていったりして「あそぼ〜仲良くなろ〜!」と近づいていきます。
私はもちろん相手の方や犬の様子を見て静止するかそのまま挨拶するかを選ぶのですが、うちの愛犬が腹を見せたりキュンキュン声を出しながら甘えている間、相手の方とちょっとした会話をすることが増えました。
ちょうど引っ越してきたばかりの町なので、少しは知り合いができるといいな〜と思ったりしていたのですが、「(飼い主の)私の名前や職業は知らないけど愛犬の名前や年齢、性格については認識している人」というのは着実に増えていっている感覚があります。そう、この距離感が心地いい。
愛犬がいる限り基本的に初めての人とも犬についての会話しかしないので、人間同士が何を話しているかにはさして注意が向けられていない、というのも私にとってはこの上なく心地がいいな...と感じます。
規則正しい生活を送れるようになった
成長過程によるのですが、犬は時間感覚に優れていて規則正しい生活を送ります。それはイコールある程度決まった時間にお腹が空いて排便をするということ。否が応でも私たちの生活も規則正しくなっていきました。
後述しますが愛犬は食糞の癖があり、起床後すぐの便はすぐに片付けないと食べてしまいます(そしてその後の掃除と体の手入れが大変)。これを避けるためにも、愛犬よりもちょい早めに起きて起床後の便を見張る、という習慣がつき、結果的に朝型人間に切り替わることができました。
運動不足から無縁になった
小型犬の中でも室内メインでOKな犬種と運動量が必要な犬種がいるようですが、トイプードルは後者にあたるため、天気が悪くない限り散歩に行く必要があります。犬を飼う少し前に「散歩は日中の生産性を上げる」という話を見聞きしたことがあったのでこれはチャンスだ!と思ったのを覚えています。また、犬を飼い始めて約1ヶ月後くらいに私が適応障害を発症し休職生活に入ってしまったのですが、もし愛犬がいなければ外出することもなく引きこもりまっしぐらになっていたことでしょう。幸い近所にはいくつもの散歩に適したコースがあり、飼い主側も飽きることなく散歩ができています。
地面のゴミやタバコが気になり落ち葉の形状把握能力が上がった
散歩デビューしたての頃も今も、地面に落ちているものに興味津々なうちの愛犬。特に最初は地面の落ち葉をもれなくコレクションしにかかるような子だったので、「口に咥えたのはどの葉っぱか?」「それは飲み込んでしまったのか?それともちゃんと口から離したか?」を瞬時に把握する能力が上がりました。
また、地面のゴミの中でも特にタバコは飲み込んでしまうと命にも関わるので注意してみるようになりました。タバコって他のゴミに比べて群を抜いてポイ捨ての数が多いような気がするのですがこれってなんでなんでしょう?
吸い終わった後の処理方法が限られてるからなのかな...?
犬の常識 ≠ 人間の常識
自分の常識の範疇で生きてはいけないと痛感しています。
人間からすると、
・なぜ吠えるのか
・なぜものを噛むのか
・なぜ食糞をするのか
・なぜ地面に落ちているものにそこまで強烈に興味を持ち続けるのか
・なぜ決まった場所で排泄をしないのか
などわからないことだらけなのですが、
これは生き物の種類が違うので仕方がないことですね。
こういう習性があると認識をし、適切なしつけをしていけば良いのだと思います。
最後に〜生体販売について〜
うちの愛犬はペットショップ経由で購入しているので、偽善者発言なのは重々承知しているのですが、日本の生体販売の仕組みが変わることを願っています。
こちらは環境省が出しているデータになるのですが、
日本全国で2020年4月〜2021年3月末に殺処分された犬猫は23,764匹に昇るとのことです。これでも10年前の10分の1にはなったとのことですが、それでも、人間の都合で生まれさせられて、人間の都合で殺される犬猫がこんなにいるってものすごく不条理だなと思います。猫の事情にはまだあまり詳しくないのですが、少なくとも犬に関しては
・飼い主の「終生面倒を見る」という責任感の薄さ
・飼い主になるハードルの低さ
・需要と供給のアンマッチ
などが問題として根強く残っているのではないかと思いました。
こちらの記事も載せておきます。
個人的な意見としては
ペットショップの全てが悪いわけではないと思っています。
近所に複数ペットショップがあるのですが、
・ブリーダーとの直接購入しかやっていません(なので頭数は少ないです)
・飼い主になれる資格のある方かどうかこちらもチェックしています
というスタンスで運営されているところもありますし、
私たちが購入させてもらったペットショップの店長さんも
行くたびにいろんなアドバイスをくださって、購入後も気にかけてくださっているなあと感じます。店員さんもうちの愛犬がかまちょになる度におやつをあげてくれたり遊んでくれたり、生き物のことが大好きなスタッフさんばかりのいい店だなあと思います。
だから「ペットショップ潰れてしまえ!」みたいな考えはないのですが、
・保護犬も扱う
・保護犬カフェも併設する
・飼い主になるための免許が必要となる制度を作る
・犬の飼い主を確定させた段階で繁殖させる
・ブリーダーとの直接契約を一般化させる
など少しずつでもいいのでビジネスモデルの変化や法整備を期待しています。
今回は以上です。
また気が向いたら犬について語りたいと思います♪
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