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小説 コーチ物語

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コーチングのコーチ、羽賀純一。 彼のもとには多くのクライアントがやってくる。 この物語は、羽賀コーチによってクライアントがどのように成長し、羽ばたいていくのかをクライアントの視点…
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#ファシリテーター

コーチ物語 クライアントファイル 11 コーチvsファシリテーター その6

「あんた、コーチングの羽賀さんだね」  羽賀は暗闇から突然現れた二人の男に驚きを隠せなか…

古賀弘規
6か月前
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コーチ物語 クライアントファイル 11 コーチvsファシリテーター その4

「そうですか、まだお戻りになっていませんか……ありがとうございます」  小笠原議員の自宅…

古賀弘規
6か月前

コーチ物語 クライアントファイル 11 コーチvsファシリテーター その2

 羽賀がコーヒーショップに入ると、奥の方で異彩を放つ姿が目に入った。依頼主の小笠原真紀子…

古賀弘規
6か月前
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コーチ物語 クライアントファイル 11 コーチvsファシリテーター その1

 窓をあけると、さわやかな風が吹いてくる。外は気持ちのいい青空が広がっている。耳を澄ます…

古賀弘規
6か月前
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コーチ物語 クライアントファイル 8 対決!ファシリテーター その8

 そして翌日の朝、一本の電話が私のオフィスに鳴り響いた。 「誰よ、こんな時間に……」  私…

古賀弘規
7か月前

コーチ物語 クライアントファイル 8 対決!ファシリテーター その7

「あ、堀さん。今日はお疲れ様でした」  声を先にかけたのは、羽賀の方であった。 「あ、羽賀…

古賀弘規
7か月前

コーチ物語 クライアントファイル 8 対決!ファシリテーター その5

「ちょっと思ったのですが、今ここにあがっている問題点とその解決方法って、一つの理想論だとは思います。けれど、実際の会議でこれらが全部実行できるとはとても思えないのですが。特に最初にやっていただいたアイスブレイク。あんなのを毎回の会議でやるなんていうのはちょっと現実離れしていると思います」  でた〜っ!会議で必ず一人はいる困ったちゃん。その中の「出た意見に対してなんでもいいからいちゃもんをつける」というやつだ。  年の頃なら五十前後。たたき上げでホテルマンを経験してきた、そんな

コーチ物語 クライアントファイル 8 対決!ファシリテーター その3

 講師の自己紹介も終わり、いよいよ本題。 「では今から、ファシリテーション研修のコンペの…

古賀弘規
7か月前
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コーチ物語 クライアントファイル 8 対決!ファシリテーター その2

「はい、堀です。あ、楠田さん? えぇ、この前の件ね。詳細説明の日付が決まったのか。うん、…

古賀弘規
7か月前
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コーチ物語 クライアントファイル 8 対決!ファシリテーター その1

「ここね、依頼のあったホテルっていうのは。さすがに大きいわね。話題にあがっている建物だけ…

古賀弘規
7か月前
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