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小説 コーチ物語

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コーチングのコーチ、羽賀純一。 彼のもとには多くのクライアントがやってくる。 この物語は、羽賀コーチによってクライアントがどのように成長し、羽ばたいていくのかをクライアントの視点…
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#弟子入り志願

コーチ物語 クライアントファイル15「弟子入り志願」その8

「ボクがどうなれば……」  そうだ、ボクが一人前としてオヤジから認められればいいんだ。で…

古賀弘規
5か月前
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コーチ物語 クライアントファイル15「弟子入り志願」その7

「はい、お茶をどうぞ」 「いやぁ、舞衣さんのお茶はいつ飲んでも最高っ! うまいっ」  家主…

古賀弘規
5か月前

コーチ物語 クライアントファイル15「弟子入り志願」その6

 こうして毎日羽賀さんの事務所に通い、コーチングのコツを少しずつ身につける日々が続いた。…

古賀弘規
5か月前
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コーチ物語 クライアントファイル15「弟子入り志願」その5

「違うちがう。あーもうっ、佐藤さんいつもそこで自分の意見を言っちゃうのよねぇ。それじゃコ…

古賀弘規
5か月前
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コーチ物語 クライアントファイル15「弟子入り志願」その4

 そして翌日から、ボクは羽賀さんの事務所通いが始まった。まずは朝、羽賀さんからやってもら…

古賀弘規
5か月前
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コーチ物語 クライアントファイル15「弟子入り志願」その3

「佐藤さんはさっきボクになんて尋ねましたっけ?」  さっき羽賀さんに尋ねたこと。それは……

古賀弘規
5か月前
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コーチ物語 クライアントファイル15「弟子入り志願」その2

「もしもし、もしもし?」  連呼するその声にハッと我に返った。 「あ、すいません。あの、私は佐藤と申します」 「あぁ、トシくんの紹介の人ですね。早速連絡をいただきありがとうございます。それにしても、まさかこんなに早く電話をいただけるなんて。とても行動的な方だなぁ」  その気さくな声に緊張が徐々に解けていった。羽賀さんって思ったよりも話しやすそうな人だな。 「それで佐藤さん、早速なんですけどコーチングを勉強したいということですよね。それで一つお聞きしてもよろしいですか?」 「あ

コーチ物語 クライアントファイル15「弟子入り志願」その1

 衝撃だった。こんな世界があったんだ。ボクは本を手に取り、一人感動をしていた。  本の内…

古賀弘規
5か月前
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