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フィリピン大手モバイルキャリアSMART、マカティ市から閉鎖命令を受ける

フィリピンの気になるニュース。

フィリピン大手モバイルキャリアSMARTが、マニラのマカティ市から閉鎖命令を受けたとのこと。SMART社といえば、フィリピンで最大手の携帯電話キャリア。日本でいうドコモ、auやソフトバンクのようなレベルだと思います。

記事によると、マカティ市は月曜日に、32 億ペソの未払いの税金と 4 年間事業許可なしで営業していたとして、Smart Communications Inc. の本社に南京錠をかけたとのこと。2012 年 1 月から 2015 年 12 月までの期間に 32 億ペソ以上のフランチャイズ税(たぶん日本でいう法人税のような税金)を支払っていないと言うのがマカティ市の言い分。

しかも会社のドアに南京錠をかけるというなかなか強気な手段。

32億ペソというと約80億円。

SMART社側にも言い分があったようですが、その後のCNNフィリピンの報道によると、SMART社はマカティ市に対して、市が必要としていた文書を提出したようです。

今のところはSMARTキャリアの電話はそのまま使えるみたいで、ユーザーには大きなトラブルにならなくてよかったです。

もしも使えなくなったとしても、すぐにコンビニに行ってGlobeとかの別のキャリアのSIMを買ったら使えるのではと思いました。

(ただしみんながGlobeに殺到する可能性もありますね)

手続きが面倒ではないこのあたりが日本の携帯キャリアとは違うところですね。

自分もフィリピンのスマホはSMARTなので、今後もSMART社の動向を見ていこうと思います。

写真はPixerbay memberのFirmbee

https://pixabay.com/users/firmbee-663163/