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おばあちゃんになりたかった小たぬき


私たぬき、昔から渋めがすきです。


小学2年生のころ、
好きな女優さんは市原悦子と松坂慶子。
(時々、藤原紀香)
好きなおやつはおはぎ。
お芋は小さい時からずっと好き。
ラップでくるっと巻いて、レンチンして
ハフハフとよく食べてました🍠
おかげであだ名は【いも姉ちゃん】
飲み物は絶対に緑茶。
炭酸は痛いから飲まない。飲めない。


将来の夢は?って聞かれたとき、
周りのお友達は「アイドル!」「お花屋さん!」という中、私はぜーんぜん興味なくて。
「おばあちゃんになりたいなあ」なんて思う子どもでした。

当時、周りにいるおばあちゃんといえば
家の裏に住んでいるみどりちゃん家のおばあちゃん。
声が大きくてすごくパワフル。
学校帰り、おばあちゃんに会うと横断歩道の向こう側からでも必ず投げキスをしてくる。(もちろんちゃんと返す)
玄関先によくピーマンとかトマトとか、
野菜をどさっと置いていく優しくて豪快なおばあちゃんでした。



でも、小学生の時になりたいなぁって思ってたおばあちゃんってこんなに元気なおばあちゃんじゃなくて、もっと穏やかでゆっくりまったり時間を過ごすようなおばあちゃん。

おばあちゃんになったらきっとまったりできるし、塾に行かなくてもいいし、しかも猫と遊んでても怒られない…おばあちゃん、いいなぁ。みたいな感じで思ってたのだと思います。



時は過ぎ、今やすっかり大人になりましたけれども、あの頃なりたかったおばあちゃん像を思うと
もしかしたら「気持ちに余裕のある大人」に憧れたのかも。

おばあちゃんに憧れた小たぬきは余裕のある大人にはまだ遠いけど。
ゆっくりちょっとずつ、余裕のある大人の階段を登れたらなあって思います。

そして余裕を持つためには、やっぱり自分に合った《のんびり》をクリエイトすることだよね。

明日は久しぶりにおはぎでも食べちゃおうかな🍵
小さい頃楽しみにしてたテレビドラマおばさんデカ、桜乙女(市原悦子)にも久しぶりに会いたいです。