ナワシロイチゴを増やして育ててみよう‼️
野いちごに興味がある方必見!
こんにちは!Dr.たまの栽培講座へようこそ。
今回はナワシロイチゴの栽培方法、特に増やし方について解説します。ナワシロイチゴはトゲトゲの枝を這わせ、赤くてつぶつぶした実をつける植物でいわゆる野いちごの1つです。
このナワシロイチゴの増やし方は初心者でも簡単に増やせる挿し木がおすすめです。
さっそく栽培のポイントや注意すべきことなども紹介します。挿し木による増殖法は植物の増殖方法の中でも手軽であり、よく利用されています。本記事では、初心者でも簡単にできる挿し木の手順を紹介します。具体的な方法や、成功のポイントなど、またどのような植物が挿し木に適しているかや、季節の選び方なども解説します。
増やし方に悩んでいる方や、植物の増殖に手を出してみたい方は必見です。自宅で植物を増やす楽しみを味わいましょう。
増やし方(挿し木による増殖法)の手順は以下の通りです!
①野生株から挿す分だけ枝を切ってくる。
②1〜3時間挿し穂を吸水させる。
③培土に挿し穂を挿していく。ポイントは培土を挿し木専用培土にするか、赤玉土など肥料気がないものを使用すること。
④発根するまで水を枯らさないように管理する。風通しのいい日影で管理すること。
⑤発根したら完成。プランターに移して管理してみよう。
以上が大まかな流れです。ここから細かくやり方について紹介していきます。
ナワシロイチゴとは?増やし方の魅力とは?
挿し木による増殖法ってどうやるの?手順を解説
培土にこだわるべき理由とは?成功する管理方法とは?
発根後の管理方法は?プランターで育てよう!
ナワシロイチゴはバラ科キイチゴ属に分類される植物の1つです。日本では幅広い範囲に生息しており、日当たりの良い畑地や土手などに自生しています。実は食べることができます。植物の増やし方といえば種を蒔いて増やすのが一般的ですが、ナワシロイチゴは挿し木で増やすことができます。
挿し木による植物体の増やし方はいたって簡単で、ナワシロイチゴの枝を切り取り、切り取った方向を土に挿して苗にする方法です。具体的なやり方は枝を切り取ってから1〜3時間程度水に吸わせ、給水後に土に挿して後は根が生えるまで水が切れないように管理するだけです。
培土には挿し木する植物に応じて使用する培土にこだわった方がいい場合があります。今回のナワシロイチゴであれば多少は丈夫でしぶといので、必要以上にこだわる必要はありませんが、基本を抑えるためにも無菌の培土を選んで使用した方がいいでしょう。私はホームセンターで極小サイズの鹿沼土を購入して使っています。品目によってはバーミキュライトやピートモス、それらの混合などを使用する場合もあります。とにかく根っこが出ればいいのであまり気にしなくても大丈夫と言われれば大丈夫です。
発根を確認した後はポットに移し替えます。根の張り具合を増やす目的であれば小さめのポットで十分ですが、そのままプランターに地植えしても構いません。植え替えの際に使用する土は山野草用のものでも良いですし、イチゴ用でも構いません。最終的にはプランターで育てることを想定してお好みに応じて植え替えましょう。
栽培に関しての注意点
ナワシロイチゴを育てる上でいくつか注意していただきたいことがあるので、栽培に挑戦する前によく読んで対策してもらえると助かります。
トゲに気をつけてください。
ナワシロイチゴは枝に大量の棘がびっしりついており、素手で扱うと大変危険です。手袋をするなど工夫して作業に当たりましょう。
地植えはしないでください。
ナワシロイチゴはランナーを伸ばしてよく増えます。増えるというといいことのように聞こえますが上述した通りトゲに覆われた枝が見境なく広がっていく光景はまさに地獄絵図です。そうならないためにも対策無しで地植えするのはお勧めしません。著者も地植えして駆除しきれず痛い思いをしています。
挿し木の際は水不足と日当たりに注意してください。発根するまでは培土が乾燥しないよう気を配って管理することと、挿し木ですので日光には充分気をつけて日陰や遮光した上で苗作りするように工夫しましょう。
ナワシロイチゴの楽しみ方
栽培したナワシロイチゴを収穫したら加工に挑戦してみましょう。オススメの利用方法は2つ。
野いちごのジャムとイチゴソースの炭酸割りです。写真はありませんが、どちらも野いちごらしく酸味を生かした味わいが楽しめます。是非挑戦してみてください。
あとがき
ここまで記事を見ていただきありがとうございました。雑な紹介でしたので、わからない点や具体的に知りたい点に関してはお気軽にコメントいただければ返信します。
ナワシロイチゴは園芸初心者でも比較的簡単に自分で苗を作るところから栽培に挑戦できる作物です。親苗の調達難易度も優しいと思います。挿し木の練習用や自由研究の材料としてもちょうどいい植物なので夏休み前などに挑戦してみてもいいかもしれません。
最後に私の記事では主に野草の栽培方法や増やし方について情報を発信しています。同じ趣味の方や最近園芸を初めてみた、興味あるという方は是非これからも見ていただけると参考になるとおもいます。
フォローといいねしていただけると活動の励みになります。よろしくお願いします。
著者:たま
よろしければサポート頂けると幸いです! サポートは今後の活動費として有効に活用し、皆さんに還元出来る形にしていきたいと考えます。