障害者雇用を考えている精神・発達障害者の人へ

今回は障害者雇用を考えている精神・発達障害者の人へのこうすると良いよ!という記事です。

まず精神障害のある人!
調子が長期間安定している時に就職活動を始めましょう。
一般雇用で働いてるけど、悪くなってから障害者雇用に切り替えたいなどの場合は転職エージェントにも登録を断られます。

そして、精神・発達障害ともにあるある。
転職エージェントに登録できても、良い案件は回ってくることが少ない!
案件あるやつ大体身障(悪そうな奴らは大体友達のノリで)
身障者1級の内部障害の友人と少し時期はズレたけど同じくらいに就活してて思ったことです。
友達はガンガン案件回されて応募したと言ってましたが、私に勧められた案件は2件しかありませんでした。
因みに友人は30件で1件内定を取れ、私は100件強で1件内定でした。
3倍以上の差があると思ったでしょ?
実は友人は職歴は事務経験は、パートで事務補助を3年しかなく、私はパート、正社員をあわせて10年以上事務経験があります。
その前に互いに事務系の職業訓練は受けていましたが、それでもこの差は流石にあからさまだなと思いました。

そう。身体障害の方に比べて我々とても通過率が悪いのです。
じゃあ何も出来ないの?と思うかもしれませんが、まだ諦めないで欲しい。
身体の人に比べたら通りにくいだけで、障害者雇用に受かってる人も確かに居るのです。

じゃあどの辺を障害者雇用に向けて調整していくかということですが、

1.通院日をその会社の休みにあわせよう。
大抵の会社が土日祝休みと仮定しておきます。
病院が土曜日もやっているなら通院日を土曜日に変えましょう。

2.面接でどの様な時に調子が悪くなるか、など障害の特性を聞かれたら答えられる様にしよう。

今までは◯◯の時は調子が悪くなってしまいがちですが、今は◯◯で対策しています。

発達障害があり、不注意の傾向がありますが、◯◯する事でミスを減らしています。

などと答えられると良いです。対策も投薬だけだとあまりよく思われません。行動認知療法を学んで〜などと言えるととても良いです。
面接はいかに相手を納得させられるかがキモです。

3.今までの経験を活かそう
障害があるなしにかかわらず大事な所です。
今までは◯◯の仕事をやってきて、御社で□□の経験を活かすことが出来るのではと考えています。
とつたえる。
全く経験の無い職種や業種の場合は企業研究をしましょう。
その会社は主にどんな仕事で儲けていて、自分の入りたい部署はどういう仕事をするか、そこはしっかりと下調べをしておきましょう。

因みに私が障害者雇用に至った経緯は恐らく3がとても強い理由だったかと思います。
相手の企業を知ることで、一発逆転もワンチャンあります。

番外編
一般雇用で募集してる企業に配慮をしてもらいたいことを伝えて雇ってもらう。
100件強応募した私ですが、もちろん障害者雇用だけでは全然足りないので一般雇用にも応募しました。というか7割ぐらい一般雇用で応募しました。
クローズドではなくオープンで就活していたので、履歴書やウェブのマイページにも配慮事項を書いたりしてました。
その中でも面接に進めたところは何件もありました。
ただその中で実感したのは、当たり前だけど企業は一般人と同じレベルで選考しているなと思いました。
法定雇用率達成できますよ!助成金出ますよ!という小手先の知恵では中々通じませんでした🤣

企業が欲しいのは、きちんと毎日出社して、配慮のある中で仕事をこなしてくれる人です。


長くブランクがある方は、その為にはまず生活習慣を整えて、病院のリワークデイケアや、就労支援などに行くことをお勧めします。
私が行ってるような職業訓練も訓練手当や失業保険が貰えるのでオススメです。
今きちんと週5で1日中通える体力や、元気がありますとアピールできるからです。
もしそれができないなら、まだフルタイムでの障害者雇用は難しいと思います。

そんな感じで今回は障害者雇用になりたい精神・発達障害の方向けの記事でした。

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